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8月の終わりと共に訪れた 秋のまんなかのような風 久しぶりの晴天に 夏を惜しんでいたのも忘れ あぁ、秋だねと見上げる私は 相変わらずゲンキンだなと笑う ふかい息をひとつ吐いたら 次の季節へ向かおう 美しい秋のはじまり (と)
ただただ 目の前にある わたしの生活を送ること それに集中して 時に放り出して 笑って 泣いて 怒って そういうことで 守れるものがあると 信じていられる強さを持ちたい それさえも かたくなだねと あくびする猫 (と)
あと少し夏の音を聞かせておくれ (と)