ガキの感性を取り戻せ!絵本のオチ当てクイズ!
読んでなくても大丈夫、読んでないのをおこるためにこれを書いてるわけではないです。安心してね。
今はDLsiteかTwitter(X)のマンガを死んだ顔して読んでいるキミも、むかしはきっとカラフルな世界に目をかがかせていたはず。
とにお「わたしはね、絵本でみんなからキラメキを取りもどしたい」
とにお「そう思ってるんですよ」
たる・配達員・ボタン「はぁ……?」
配達員「…というか、なんでぼくたちなんですか」
とにお「なんかみんな最近無理になってるなって思って」
↓無理になった人たちツイートたち
とーに「↑ほら↑、ね?だからね、やろうよ。『絵本のオチ当てクイズ』
ボタン「それよりもなんか名札の文字ちっちゃくないですか?」
とにお「いいだろそんなこと」
配達員「マッキー使えよ」
たる「ようちえん児読めないでしょ」
とにお「うるさいうるさい!しょうがないじゃん前日にあわてて用意したんだから」
たる 「というかこの絵本たち、これ全部わざわざ買ってきたんですか」
とにお「大体このために買ってきました。おわったらみんなにあげるね」
配達員「本当にいらないかも」
【1問目:はらぺこあおむし】
(エリック=カール (著), もり ひさし (翻訳),1976,偕成社)
とにお「まぁさいしょはね、じゅんび運動としてね、み〜んな知ってそうなやつ持ってきましたよ」
とにお「じゃん!『はらぺこあおむし』おぼえてますか?」
たる・配達員・ボタン「なっつ〜〜〜〜〜〜〜!!!」
とにお「さいしょだし、みんな中を見なくてもヨユウだよね」
たる 「あの絵柄がちょっと大人むけのざっか屋にあるやつだよね」
ボタン「ほいく園の先生にめっちゃよみきかせしてもらったわ」
とにお「ということでね、これを読んでいるみんなといっしょに最後のオチをかんがえてください!」
配達員「こんなんよゆうっすわ」
たる 「これってそういうことであってる?」
ボタン「そういうことじゃないの?」
とにお「やっぱみなさん書くのが早いですね、やっぱりおぼえてるんですか」
たる 「なんかさ、めっちゃ飯食べるシーンなかった?」
ボタン「あった、穴空いてるページのとこでしょ、あそこ一番のサビじゃないですか?」
配達員「読みたくなってきた」
とにお「あとで好きなだけよみきかせてしてあげますね」
とにお「書けたかな?じゃあ自分のボタンさんから、回答をおねがいします!」
ボタン「一回腹をこわしてた記おくがあるから『葉っぱを食べてちょうちょになった』」
配達員「『蝶になる』これです」
たる「なんかでっかいさなぎになってた記おくがあるので、『さなぎになって眠って蝶になった』!」
とにお「オッ、みなさん『ちょうちょになった』でそろいましたね、それでは答えは…」
とにお「『ちょうになる』!みなさんせいかいです!」
配達員「最初だからね、こんなもんですよ」
【2問目:ないたあかおに】
(浜田 広介 (著), 岩本 康之亮 (イラスト),2003,世界文化社)
とにお「2問目は『ないたあかおに』です。時代によってもしかしたらオチが変わるかもしれませんがこの本は初版が2003年みたいですね」
たる 「もしかしたら私知らないかも…」
配達員「おにが泣くやつですよ」
ボタン「タイトル通りですね」
とにお「おにが泣くのはタイトルでネタバレになっているので、どう泣くかを当ててもらおうかな」
たる 「本当に見当がつかない、みんな知ってるんですか」
とにお「みんな教科書とかよみきかせで通ってると思ってえらんでみたんですけど、読んでない方もいたとはね」
配達員「まぁ…おにがね」
たる 「泣くんですよね~ど~して泣くんだろ」
たる「完全に知らなかったので、カンですが『青鬼とケンカして決裂する』!」
配達員「きおくによると、おそらくあかおにが村の人と仲良くなるためにがなんかしたんですよ…それで『身代わりになった青鬼が村からか出ていって泣いた』みたいなオチだった気がします」
ボタン「と中あおおにがあかおにのために何をしたのかまでは覚えていないんですけど、『青鬼が山に帰ってしまった』のはおぼえています」
とにお「なるほど…さっそく答えをみてみましょう」
とにお「せいかいは、村人にあかおにが好かれるためにわるものとしてあばれた あおおには、自分といっしょにいたらいけないと思って『山から出ていって、ないた』です!」
たる 「読んでたわ、そういえば」
ボタン「やっぱりオチ聞くと、思い出しますよね」
【3問目:ねないこだれだ】
(せなけいこ(著, イラスト),1969,福音館書店)
とにお「3問目は『ねないこだれだ』です!リプライによくいるけれど、なかなか中身のことは覚えていないかなと思って選んでみました」
配達員・たる・ボタン「「「あ~~~~~~~~」」」
配達員・たる・ボタン「「「|知《し》らね~~~~~~~~」」」
とにお「読んだことはあります?」
たる 「ないかも」
ボタン「読んだきおくはある」
配達員「なんかあった気がする」
とにお「しょうがないにゃぁ…なら転の部分の絵だけ見せようかな」
ボタン「表紙のやつじゃん、ということは そういうことか?」
たる 「そういうこと?わたしのそういうこととボタンさんのそういうことって同じ?」
配達員「そういうことなんじゃない?」
とにお「なんかみんなのこたえがそろった気がする~見せて~」
たる「なんか『冷蔵庫の中身で天ぷらをするも(ウサギ)のメガネが入ってしまって』メガネの天ぷらが揚がった きおくがあるんですよね」
ボタン「最悪のターミネーターのラスト?」
配達員「あ~~~~、それです」
たる 「こんなかんじのオチの絵本ありましたよね!」
配達員「これかも、マジで」
ボタン「そんなオチなわけあるか…?」
配達員「ぼくわかんなくて、『お化けが来るのは次は貴方の布団かもしれません(世にも奇妙な物語のBGM)』にしちゃった…」
たる 「それはない」
配達員「ないか~」
ボタン「ぼくもわからなくて完全にかんなのですが『ねないこおれだ』と表紙の天丼(※同じボケをくりかえすことだよ!)じゃないかなと」
配達員「あのクソコラって本当なの?」
たる「もしこれがせいかいだったら、本当に名作かも」
とにお「まぁまぁまぁ、答えをみてみましょうかね…!」
とにお「ばばん!『おばけに なって とんでいけ』でした!」
たる「うっそでしょ」
とにお「マジマジ、見てみ。たるさんが答えてた『おばけのてんぷら』にはないしげきがあるよ」
たる 「とけいだ」
配達員「とけいだね」
たる 「それで ねこがいて、どろぼうがいて…ここまではこわくない」
たる 「うわ!ここ!ここからめっちゃこわい!なんで?!?!?」
ボタン「今しんせんに『ねないこだれだ』におどろける人いるんだ」
たる 「ワ………………」
とにお「今日やってよかったな…」
【4問目:どろんこハリー】
(ジーン・ジオン(著), マーガレット・ブロイ・グレアム (イラスト), わたなべ しげお (翻訳)1964,福音館書店)
とにお「『どろんこハリーーーーーー!!!』」
ボタン「テンション高いですね」
とにお「『ねないこだれだ』では、たるさんにこわい思いをさせてしまったので、ここで取り返させてもらいます。ちなみに私はどろんこハリーのことがかなり好きなんだけど、みんなも好き?」
配達員「かなり好き」
とにお「でもさ、正直全体的にあんまり覚えてなくない?」
ボタン「なんかを町をあらして人間様のめいわくになってるシーンは覚えてる」
たる 「わっかんないかも…」
とにお「一応、タイトルのところ見とく?」
ボタン「あ~なっつかし」
配達員「完全に思い出した」
とにお「がんばってオチを考えてね!」
とにお「なんかさ、これなんとなく見なくても分かりそうな気もするんですけどどうなんですか?」
ボタン「なんとなくわかる、けど自信はない」
たる 「今完全な暗やみの中を進んでいます」
配達員「ロジカルでこんなのよゆうっすわ」
とにお「なるほどね…」
とにお「じゃあボタンさんからきいてみようかな」
ボタン「なんかさ…入れかわってかなんかして悪いことしたあとにうたれて殺されるんですよ、それで『ハリーお前だったのか…』って」
配達員「ごんぎつねじゃね?」
配達員「あんまり深くは覚えてないのですが、今までの問題からオチを考えればあのブラシできれいにしてもらって『お風呂で綺麗になって良かったネ!』で終わるんですよきっと」
たる「よごれるところから、なんか…最後に色々おこられて『本当にどろんこだったのは僕の方かもしれない…』って思っておしまいになります」
とにお「意外と、みんなこたえがちがいますね。せいかいは…」
とにお「せいかいは『きれいにあらってもらってよかったね』!配達員お見事!」
配達員「まぁこんなもんスよ」
【5問目:虹になったしずく】
(柴崎 勉 (著), かおかおパンダ (イラスト),2005,雄山閣)
とにお「みんなだいぶオチに対する感覚がとぎすまされてきているので、きっと知らないであろう本を最後に出してみていいですか?『虹になったしずく』っていうんですけど…」
配達員「全ッ然知らないです」
たる 「ずっと色合いがすごくて気にはなってた」
ボタン「知らないのぼくだけじゃなくてかなりホッとしてます」
とにお「オッ、ならこのオチ、ロジカルでシンキングしてもらいましょう!」
とにお「オチを書くのに調べものすることあります?」
ボタン「答えググってるわけじゃないんだから良いでしょ」
とにお「いいけどさ、そんなGoogleビタ付けじゃないと書けない答えなことある?」
とにお「…みんな、そろそろいいかな? たるさんから答え聞いチャオ!」
たる 「虹になったしずくというタイトルなので、『しずくちゃんがキマってサイケデリックなレインボーになる』のかなと思いました!」
ボタン「児童書だぞ」
配達員「でも虹にはなってるからなぁ」
とにお「本を開けるまでは可能性は0じゃないからネ…」
とにお「でもこれはちょっと子供泣いちゃうかもな」
配達員「ここまで来たら最後までロジカルで行きます。『トイレから下水へ流れ、海へ行き、雲になって雨が降り、虹になる ウルルン!しずくちゃん』これです」
とにお「ウルルン!まで絵本に入ってる?」
配達員「単勝です」
ボタン「カッケ…」
ボタン「ぼくの予想だと、ジョジョ5部でジョルノ・ジョバァーナが『ギャング・スターに憧れるようになったのだ‼』ってジョジョ立ちする名シーンあるじゃないですか」
とにお「それになる」
ボタン「はい」
たる 「アイコンでかくれるのが おしいぐらいニッコニコじゃないですか」
とにお「ということでね、こたえが全部集まったのでこたえあわせしましょう。せいかいは・・・」
とにお「『なかまになった雨粒たちが、手をつなぎながら虹になって空へかえっていく』でした!
配達員さんがウルルン単勝とはいえかなり近いんだけどな…こういうときは、”たすうけつ”で決めちゃお!みんな~どう思う?」
配達員「どうだ…」
たる・ボタン「「あり!」」
配達員「アザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ」
とにお「ということは…」
とにお「配達員さんが4ポイントと、二位の自分のボタンさんと2ポイント差をつけて一位です!やったね!」
配達員「おさるのジョージ読んでれば絵本の全パターンはすべてわかります。おさるのジョージをまず読んでください」
『絵本のオチ当てクイズ』いかがだったでしょうか。たくさんとけましたか?
今まで絵本となじみがなかったキミも、としょかんに入りびたっていたキミも、楽しめたならなによりです。
またお会いしましょう。
↓オマケ↓
おわったあと、みんなでそれぞれ気になっていた本を読んですごしました。とても楽しかったです。
(サムネイル、画像提供:配達員さん)
スキを押されたら飛び跳ねちゃうぐらい嬉しいし、お金も人並み以上に好きです。でも、最後まで読んでくれる貴方が一番好きかもしれません(チュッ)