見出し画像

おかん、担々麺屋さんを作りました

日本帰国直後に舞い込んだ担々麺屋さんを作るという話の続きです。

ちなみに、この私、飲食業界の経験はゼロです。しいていえば高校生の時にファミレスでウエイトレスのバイトをしたくらい。

でも、海外の日本食レストランで働きたいという野望を持っている私とってこの話はサイコーです。
「これは自分のキャリアになるかもしれないぞ!」と思い、二つ返事でOK。この元上司(年下だけど)とタッグを組んで、手探りのお店作りがスタートしました。

お店は居抜き。前はコテコテのラーメン屋さんだったところです。ラーメンだから似てるとはいえ外観・内装工事、メニュー作り、お店の運営まで何もかもやらなければいけません。まずはお店の名前から考えるところからスタート。そんなレベルです。

でも私は自称デザイナー、そして趣味は模様替えなので、もうワクワクしかありません。看板・外観・内装・メニュー・価格帯もなにもかも考えなくちゃいけなくて大変だけど、でも楽しい。

かっば橋(合羽橋)道具街に什器や調理器具を探しに行ったり
日本の包丁はかっこいい!

食器もなかなか決まらず、最後は瀬戸焼や常滑焼など焼き物が盛んな愛知県まで車を走らせ、買い付けにいきました。
今日は埼玉、今日は愛知、今日は兵庫…という感じでまるで桃太郎電鉄のリアル版みたいな日々が続きました。

愛知県常滑焼の卸市場(セラモール)でようやく決まった
いろいろ見比べ、どれがおいしそうに見るか試行錯誤。妄想全開!
やっと買えたから、車に積み込んで持ち帰る!すべて自力!

メニューに関しては、調理師の友達とキッチンカーを経営しているプロフェッショナルな友達に「一緒にお店を作ろう!」と連絡し(巻き込んで?)新たな仲間も増やしました。毎日毎日あーでもないこーでもないと言って、夜な夜な会議は続きました。

看板ができたときは、一気にお店らしくなって感動
日よけの幕を作ったり、夜はライトアップされていいかんじー(自己満足)

いよいよオープン

ということで、なんとかこの怒涛の3か月でお店をオープンすることができました。最初はどうなるものかと思ってましたが、ギリギリなんとか?なったのかな?おかげ様でたくさんのお客さんにも来てもらっています。まだまだ発展途上のお店ですが、日本にいる方はぜひ行ってくれるとうれしいです。


内装もこんな感じでリフレッシュ!
お店の一番人気「白ごま担々麺」
私のおすすめ「辛増し角煮のせ白ごま担々麺」
汁なし担々麺もおいしいです
レディースセットにはこんなデザートをつけています!
女性一人でも入りやすいお店にしたくて、うんちくを書きました!
トイレにつけた暖簾。この模様、気に入ってます(自画自賛)

ということで、無事に担々麺屋さんを作ることができました。ということで、私はダブリンにまた行こうと思います。いやー、忙しかったけど、リア充の日本滞在でした。ちゃんちゃん!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?