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#本棚をさらしあおう 絵本に潜ませる旅の思い出

3歳と1歳が大暴れする我が家。
手の届くところに本を置こうものなら1歳にビリビリにされるので、本は子どもの手の届かないところに置いています。
ボードブック(ページが硬い絵本)だけ子どもが手に取れる場所に置いて。

理想の本棚がお店に売っていなかったため、こちらの部品と2×8材を使ってDIYしました。

木材の塗装も夫婦でしたよ。

我が家の本棚(上段)です。

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見事に絵本ばかりですね。(右側にはコーヒー生豆が置いてあります。)

なぜかというと。
我が家は過去3年で3回引っ越しています。
そして数ヶ月後にもう1回引っ越しを控えています。
大人の本はダンボールにしまいっぱなし。
なんなら実家に送還しっぱなし。

小川洋子、坂口安吾、アガサ・クリスティ、作家買いした愛読書たちを紹介しようかとも思いましたが、手元にない本を語るのも不誠実かなと思って今日は子どもたちの絵本からご紹介します。

みんなが普段読んでいるあのnoterさんの脳内…ちょっと覗いてみたくないですか…?
そう…たまらなくエモいnoteを書くあの人や、かっこよすぎるnoteを書くあの人や… #呑み書き でnote界を席巻したあの人の…脳内が少しでいいから見たいっ!
少しでいいから、欠片でいいから、頭の中を見せてもらおう!
引用:『#本棚をさらしあおう をやります!』あきらと

(呑み書きでnote界を席巻したあの人……)
絵本購入の最終決定権は親にありますから。子どもが選んだとしても、それに対してお金を払うことを決定するのは親ですから。
絵本の選び方、買い方にも「私」はにじみ出ているはず。だから本棚をさらしあおうのテーマから大きく逸脱していないはず。


さきほどの本棚写真より、ご紹介するのはこちら。

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田島征三さんの『とべバッタ』。
我が家の長男と次男がとても気に入っておりまして、夜に一度布団に入ったかと思いきや「あ、べとバッタ読むの忘れてた。」(「とべ」が何故か「べと」になる子ども語)とリビングに戻り、最低2周読まないと満足しません。親が眠気MAXのときは、ひじょーに困る。


内容の秀逸さはもちろん、『とべバッタ』は私たち家族の思い出の一冊ということで子どもたちに愛されているように思います。

この『とべバッタ』。
購入したのは街の本屋さんではありません。
Amazonや楽天などネット通販でもありません。
旅先の美術館で買いました。

新潟県十日町市にある『絵本と木の実の美術館』。子どもが生まれる前から通っている「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、昨年の開催時に来訪した際に購入。

美術館をめいっぱい楽しんだ当時2歳の長男。
美術館内の絵本コーナーで、『とべバッタ』の大判絵本をめくってご満悦でした。

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美術館を出る直前、絵本が並ぶミュージアムショップにて夫と私は長男に言いました。
お土産に一冊選んでいいよ。買ってあげる。
長男が迷わず選んだのは『とべバッタ』。
大事に抱えられた一冊が、そのまま我が家にやってきたのです。

そんな経緯で、旅の思い出をまとって本棚に鎮座している『とべバッタ』。
中身は、クモやカマキリのバラバラ死体、トリ肌剥き出しの鳥、と、なかなかスプラッタな描写のある絵本となっております。
初めて読みきかせをしたときに「お、おう……。」となったのもいい思い出。
(子どもは「カマキリをバラバラに!!!」と大興奮)


旅先で出会った本、あなたも連れて帰ってみてはいかがでしょうか。

♡を押すと小動物が出ます。