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#15 クッピン

その可愛らしい名前とは裏腹に、気を抜くと大変な目に合ってしまう “クッピン”。彼の正体は、温かい時期になると新しい巣を求めて大量発生するシロアリの一種です。

羽があるので自由自在に飛び回り、集団で家の中に侵入してきます。そして、しばらくすると羽を落としアリの姿になって這い回ります。卵を産んで増え、木製の家具などに入り込み、最後にはその木を隅々まで食い荒らす小さな怪獣です。

ここからは、虫が苦手な人にとってゾっとする話⇊

そんなクッピンの幼虫が、二、三ヵ月に一度、寝室の床に沸いて出てくるのです。今回はベッドの支柱を囲むようにうじゃうじゃ…。

※衝撃を緩和するため写真は加工してモザイクをかけていますが、それでも気分を悪くされた方は、すみませんm(_ _)m

一年前、始めて出現した時は二人ともパニックになり嫁さんは半泣き状態でしたが、慣れとは怖いもので、今では冷静に対処できるようになりました。

これは自己流ですが、蠢くクッピンを一匹残らずほうきでかき集めトイレに流した後、出所の怪しい穴をグルーガンやボンドで埋めれば応急措置は完了です。今回は、クッピンが苦手なニオイを放つ石油をわけてもらえたのでさっそく隙間に塗り込みました。

これでしばらくの間は一安心。
残念ながら、完全に駆除するには床の木材を全て剥がして取り替えるしかないとのこと。もちろんそんな労力はありません。

穴を埋めてもまた数か月後には別の穴が…!

恐るべしクッピン。

気を取り直して、
床が開放的になったついでに一面ワックスがけをして磨きました◎

これからもクッピンとのいたちごっこは続きますが、その都度ベッドをあげ、こうして定期的に床の大掃除ができるのは有難いです(^^)

成って来ることは、何事も前向きに!

*おしまい*