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【LAA】2024年トレードデッドライン

こんにちはトナカイです。

今年もトレード期限のタイミングが近づいてきて、トレードが活発化してきました。

今年のエンゼルスはプレーオフ戦線から離脱しており、その中で契約が今年で切れる選手や、来年も残るけどバリューがあるうちに売っておこうと考えられる選手をトレードで出し、プロスペクトと呼ばれる期待の若手に変えちゃおうという動きを見せると思われます。

オハッピーを獲得した時のようなポジション的に余剰と思えるプロスペクト同士のトレードも起こりうるでしょう。エンゼルスはそれを去年のクエロで出来たわけですがまあそれは置いといて。

さて、そんな中エンゼルスはカルロス・エステベスをフィリーズへトレードしました!
見返りとしてはBaseball America社が出したフィリーズのプロスペクトランキング5位のジョージ・クラッセン(George Klassen)と同7位のサミュエル・アルデゲーリ(Samuel Aldegheri)です。

順位を誇張したくて高いほうを貼りましたがMLB公式だとアルデゲーリが23位、クラッセンが28位です。

ただそれは2024年シーズン前のものだから今を見て決めろよとジェフ・パッサン記者もわざわざツイート(現ポスト)しています。

アルデゲーリは2001年生まれの左投げ左打ちのイタリア出身の投手。イタリアのナショナルチームのU-12とU-18でプレーした経験を持つ

コロナ禍を経た2021年にマイナーリーグでデビューし、2022年にルーキーリーグで、2023年にはAクラスとA+クラスで経験を積んだ。

2024年シーズンはA+で開幕し13試合に先発。68イニングを投げ95奪三振、28与四球の成績を残し、7月にAAクラスに昇格。AAでは2試合に先発し少ないサンプルながらも10イニングで14個の三振を奪った

最速95マイルで平均92マイルの速球とカーブ、スライダー、そして最近増やし始めたチェンジアップを組み合わせた投球スタイル

クラッセンは2023年ドラフト6巡目でフィリーズに指名された右投げ右打ちの投手。

2024年シーズン、Aクラスでプロとしてのシーズンを始めると、9試合に先発し38イニングを投げ57奪三振、12与四球。ただAはわりと空振り多いイメージなのでそこはまあ参考程度にしてます。
6月にA+に上がり5試合に先発。21.1イニングを投げ32奪三振、与四球は9個とここでもイニングを上回る奪三振数を記録しました

最速100マイル超えの速球は平均98マイル。カーブ、スライダー、チェンジアップのコンビネーションで打者を翻弄します

残り契約半年のエステベスで貰える対価としては良すぎるくらいではないでしょうか。
エステベスが来年以降も必要だとエンゼルスが思えば、彼はオフにFAになるのでまた契約交渉できますし。

これもエステベスの頑張りが生んだ結果でもあるので、2024年のフィリーズの躍進の一端を担えるよう期待しています。
そしてこの一年半のエンゼルスでの活躍と、試合の外でのユニークなキャラクターによる愛され方、本当に感謝です。

ありがとう僕たちのオールスター、エステベス。

それでは今回はこの辺で。

残りのトレード後にまたお会いしましょう。

みなさん、ごきげんよう

2023年5月筆者撮影

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