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【日系大手×DX】社会人1ヶ月目の内省

2週間の社内研修の後、DX推進部に配属されてから、完全リモートワーク環境下で奮闘する中、既に4週間が経過。

できないこと・知らないことが多く、焦燥感に駆られることも少なくはないが、目標設定のためには、シンプルに物事を捉えることも大事な気がしている。「千里の道も一歩から」という言葉にもあるように、千里の道を行くような大業であっても、まずは身近なところから着実に努力を重ねていくことで成功できるはず。

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その時に重要になるのは自分の「思い」。何をしたいのか、どうなりたいのかを考え、目標として定める。この目標に対する「思い」の強さが、成功や成長といった外に現れる結果の原因となる。

どんな思いかというと、マズローやアドラーが言うように結局は、富・名声ではなく、「他の人をどれだけ幸せにできるか」が軸になるのだろう。 そのためには、どんな課題に取り組みたいのか(=Will、意思)について、下の図等を参考にしながら解像度を上げていく必要がある。これについては、ある程度は決まっているので後にまた執筆したい。

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出展:新規事業の実践論(2020) 麻生要一著
https://www.amazon.co.jp/dp/4910063021/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_wtLTEbHNY407A


さて、自分のWill実現に向けて、備忘録も含めて、この1ヶ月間を通して何ができたかをシンプルに振り返り、これから何をすべきか検討してみる。

<アジェンダ>
・入社前の期待
・できたこと
・課題
・課題解決アクションプラン

【入社前の期待】

1日目から完全に制約無しで自由に0→1に取りかかれる

【できたこと】

・会社の文化、礼儀作法、資料・メール作成様式等、基本的な立ち回り方
・DX関係のインプット(AI、IoT、クラウド、アジャイル開発)及び事例研究
・興味領域(スマート農業)のインプット
・2つの戦略立案、3つのプロジェクト(スマートシティ等)へ同行
・社内事業の理解深化

【課題】

・入社前の期待とは少し事情が異なること
・生産的な活動のための時間をいかに捻出するか
・Seedsの見極め
・投資・M&A周りの知識
・将来のやるべきこと・在り方の明確化

【課題詳細】

・入社前の期待と少し事情が異なること
0→1というよりは、どちらかというと社内Needsを掴み、そこにSeedsをどう適用できるかの理詰め及び巻き込み力が問われている。上の「Willの定義」の図でいくと、「なぜあなたが」よりは「なぜ当社が」の方が重要。

・生産的な活動のための時間をいかに捻出するか
9-20時の勤務で、休憩を除くと持ち時間は10時間程度。本来なら事業創りのためにかなりの時間を費やす必要があるが、実際取れている時間は1日の勤務時間の10-20%程度に止まっている。1日平均3-4の会議(1会議あたり1時間が普通)参加と、それらの会議議事録作成(早くても一つ45分はかかる)がかなりtime-consuming。これだけで5-7時間はかかっている。

・Seedsの見極め
DX推進のためには、Needsや課題の特定はもちろん、Seedsの良し悪しを見極める必要がある。情報処理、人工知能、統計学などの情報科学系の知識が判断基準として必要不可欠。イメージとしては下図の右2つの丸の重なり部分に該当するような人材になるべき。

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・投資・M&A周りの知識
仮に、「いいな!」と思った会社があり、社内NeedsとSeedsのマッチングができたとする。でも、デューデリ等の知識がなく、その後どう動くべきかの全体像が見えない。

・将来のやるべきこと・あり方の明確化
会社という組織に染まる前に、今後自分は何に取り組むべき(Mission)なのか、その為のあり姿(Vision)の解像度を上げる必要がある。

【課題解決アクションプラン】


課題①:入社前の期待と少し事情が異なる
解決策:目標の方向性修正済み。

課題②:議事録に時間が掛かる
解決策:文字起こしツールとグラフィックレコーディングの導入(会議文字起こしはツールによって自動化し、会議中は視覚的な図式化にフォーカスする)
目的:情報の構造化のスピード・正確性・分かりやすさを向上し、議事録作成の時間短縮

↓こんな感じでProcreateを上手く使いながら記録できるようになりたい↓

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参考)グラレコのヒミツ
https://note.com/kuboasa/m/m1a133619a3a7

課題③:Seedsの見極め
解決策:AI白書(https://www.ipa.go.jp/ikc/publish/ai_hakusyo.html)でインプット、Progate(PythonとSQL)
目的:Machine LearningやDeep Learningを始めとするAI技術・データ解析技術とそれらの応用例の学習。Progateでは実践の土台作り。
次のステップ:ジョージア工科大のComputer ScienceのMOOCで修士号取得も検討。

課題④:投資・M&A周りの知識
解決策:簿記2級取得、書籍でインプット。

課題⑤:将来のやるべきこと・在り方の明確化
解決策:週に一度1時間は考える時間を設ける。
→「金持ち父さん貧乏父さん」のESBIの考え方は重要。

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E=Employee(労働者)
S=Self employee(自営業者)
B=Business owner(ビジネスオーナー)
I=Investor(投資家)


以上。

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