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10月19日


こんにちは。いまだに毛布だけで生活しているげんざぶろうです。
そろそろお布団出さないとなあ、と思いながらもアルマジロのように丸まっています。くまなんですけどね。

今日の講義は二人の先生によるレクチャー!
それぞれのレクチャーのメモや、考えたことをまとめていきたいと思います。

①植物とデザイン Plants Design


最初のレクチャーは植物とデザインについてのお話し。
先生がプランターをデザインするきっかけとなった成り立ちや、アイデアの出し方について解説してくださいました。

まずはじめに思ったこと、

「プランターってこんなにかっこいいやつだったんだ..!」

突然ですが、私の部屋にはNASAが推奨する空気を綺麗にしてくれる植物の1つ、アンスリウムちゃんと、祖母から分けて頂いたサボテンの2人が住んでいます。
この2人を思い出しながら講義を聞いていたのですが、植物のことばかりでプランターについて全く考えたことがありませんでした。

そもそも植物を鉢の中に収めることって不自然で奇妙なことなんだと一瞬頭によぎったのですが、当たり前なことすぎてすぐにこの考えが搔き消えました。当たり前って植え付けられた情報ってこわいな。

いやこの話は置いといて。

植物の本来持つ美しさが、鉢植えによってより一層良く見え、自然と人工物の相性がいいってこういうことなんだ。と改めて実感しました。

中でも印象に残っているのが、コンクリートの鉢植えにいるアンスリウムの写真と、エッジの効いた近未来的鉢と緑色です。

コンクリートの不躾な冷たさを持つ素材と、生き物
スーパーゴリゴリ人工物と、緑色
という相反する性質を隔てる壁が厚ければ厚いほどこの2つが際立って美しい。

アイデアメモ

講義後半ではアイデアの出し方について様々なプランターの資料を見ながら紹介してくださいました。植物に対してどのように向き合い、デザインされているのか。

MEMO.
・素材を変える
・脚を長くする
・ぶら下げてみる
・キャラ化する
・浮かせる
・照明にする
・中を見せる
・文字にする
・環境を変える
・壁に飾る
・壁にする
・家にする
・空間にする


視点を1つ切り替えただけで、全く別の雰囲気をまとったデザインたち。
私たちもプランターのデザイン(任意)をするので、食べること以外の付加価値をどのようにして伝えるのか。うおー考えるだけで頭がどんどん固まっていく音が聞こえてくる。

②エネルギーとデザイン Energie Design


次はエネルギーとデザインについてのお話し。
野村仁先生の作品に触れ、学生時代を振り返りながら、考えの成り立ちについて、そしてエネルギーについて解説してくださいました。

野村先生の作品は自然の姿を形作っていると同時に、本来の人間の姿を現しているかのように感じて、どれもこれも驚くような作品ばかりでした。

中でも印象深い作品が、『月の譜 moon score』と『鶴の譜 bird score』です。
自然のあるがままの形を音に変換された作品で、偶然の音の連なりが1つのメロディのように聞こえてきたのが本当に不思議でなりませんでした。

アーティストが生み出す音楽は、この音を入れたら美しい。自分の想いを誰かにぶつけたい。といった人間のエゴが形になって混ざり合うものだと思うのですが(否定しているわけではないです。むしろ好きです。)、そういうものとは交わらず、限りなく純正に近い音楽を体感したのかもしれないと、ただただ驚きました。

先生の学生時代のお話し。
他の人のコメントにも言っていたことなんですが、まるで映画のようなお話で見入ってしまいました。
太陽光エネルギーを活用したソーラーカー。
失敗と挑戦を繰り返しながら、高みを望んで形を変えていくソーラーカーが
アメリカを横断していく姿がめちゃかっこいいと思いました。「地球のサイクルに入ったんだな。」という言葉が印象的に残っています。



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