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京都さんぽ銀閣寺
生まれて初めて銀閣寺へ行った。
銀閣寺は正式名称が、『銀閣 慈照寺』といい臨済宗相国寺のお寺。
室町幕府8代将軍・足利義政により作られたもので、慈照寺という名は義政の法号・慈照院にちなんでつけられたそう。
庭が映り込んでいる格子のガラスは、透けて室内の様子も見え不思議なバランスで美しい。
なんとも風情がある。
銀閣寺
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錦鏡池(きんきょうち)と名づけられた池を中心に庭園が整備されている。
屋根の上にいる青銅の鳳凰が絶えず銀閣を守っているのだとか。
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銀閣の屋根は一目でわかる特徴的な屋根だ。
これは柿葺(こけらぶき)といい、サワラの薄い割り板を3センチずつずらしながら重ね、竹針出停めていく工法出葺かれている。
Roof of Ginkaku Pabilion
Each wooden shingle-Iapanese cypress is about 30cm long,with 3cm shouing at the bottom end,exposed to the weather,andfix with a bamboo nail.
見事な苔の庭
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ちょうど苔の手入れをしているスタッフがいて、丁寧にほうき出掃いていた。
こうやって手入れしているからこそ、見渡す限りの見事な苔の庭が維持できるのだろう。
足利義政もこんなふうに「見事な苔じゃ」とか言いながら庭を散歩したのだろうか。
雨の日はうっかり滑りそうと思ったが、それにしても見事な苔の庭だった。
向月台と銀沙灘(こうげつだいとぎんしゃだん)
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高さ180cmもある向月台の上に座り、東山に昇る月を待ったという説がある。
月を愛でるために近世以降に造られたのだとか。
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銀沙灘は白砂を波状に整形し66cmまで盛り上げて造られていて、月の光を反射させる役目をもつと言われている。
この発想は江戸時代に考案されたのだとか。
金閣寺に習って造られたということもあり、配置や何かなんとなく似ている銀閣寺。
けれど黄金に輝く壮麗な外観の金閣寺に対し、銀閣寺は“わびさび“を感じる荘厳な造りなのが印象的だった。
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