Tomo. Watanabe

元はコピーライターとかクリエイティブディレクター。いまはサステナブルレポートとか統合報…

Tomo. Watanabe

元はコピーライターとかクリエイティブディレクター。いまはサステナブルレポートとか統合報告書とかのプランニング、編集をやってます。いわゆるサステナブル領域のお仕事。プライベートではときどき木こりをやってみたり、ファーマーであったり、ときにはコーヒーの焙煎

マガジン

  • 感染性心内膜炎になりました。

    突然、40度の高熱が出て、感染性心内膜炎になりました。血管に入った細菌が原因で心臓の僧帽弁が壊れ開胸手術をすることになりました。合計で約2ヶ月におよぶ悶絶の闘病記です

最近の記事

思い通りの未来は自分で創る

感染性心内膜炎になって2年、なんとなく大丈夫 4月は誕生月であり、いろいろなことが押し寄せた月でもあります。 2年前に感染性心内膜炎になり、2カ月の入院と心臓の手術、1カ月の自宅療養でおおよそ3カ月間休職しました。まさに誕生日に主治医の診察で正式に「感染性心内膜炎」という病名が告げられ、会社では本人不在のまま定年再雇用。人生のビッグイベントが立て続けに起こりました。 忘れもしない病院で迎えた誕生日の当日。主治医の先生はカルテを見ながら 「あっ、きょうは誕生日ですねー」

    • 医師と患者

      医師と患者との関係性について、つらつら考えているわけだけど、医師は当然のことながら、病気ではなくなることを目指すわけだし、患者も同じ。 そこに至るまでのプロセスについて、インフォームドコンセンスがあり、ときにはセカンドオピニオンがあり、最良と思えるプロセスを選択するわけだけど。 ゴールの設定を、病気ではなくなるではなく、もう少しQOLの視点から解像度高いゴール設定ができるといいのかな。 どんな暮らし方がしたい、どうしてこれだけはしたい、とか。場合によっては完治がゴールで

      • 感染性心内膜炎になりました④リハビリ編

        手術翌日から始まるリハビリは、マジ痛い 離床を早くするため手術翌日からリハビリが始まる。まだ集中治療室にいて体に点滴やらドレインチューブやらをいっぱいつけているので、室内を歩き回ることはできず起き上がって立つ動作から始める。 以前、腹腔鏡術で胆嚢の摘出手術をしたときも手術の翌日から歩き始めていたので、リハビリを担当する理学療法士さんから「手術翌日からリハビリ始めますからね」と言われてもさして驚くことはなかった。傷は上半身だ「ちょろいもんさ」と思ってが、いやマジで痛かった。

        • 感染性心内膜炎になりました③点滴失敗の話

          仕事中にひどい悪寒に襲われ早退したところが、途中で動けなくなり救急搬送。40度の高熱が出て感染性心内膜炎と診断された。入院して点滴治療を受けるうちに心臓の弁が壊れ開胸手術をすることに。 3日に1度は恐怖の。。。。 感染性心内膜炎の治療は、まず血管に入った細菌を殲滅させなければいけないので、毎日、抗生剤の点滴を1ヶ月以上、続けなければいけない。点滴の針をずっとそのままにすると感染症を起こしかねないので、3日に一回は交換しないといけない。これが自分にとっては最大のストレスだっ

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        • 感染性心内膜炎になりました。
          6本

        記事

          感染性心内膜炎になりました②

          うぅ深呼吸ができない 「肺がうまく膨らんでないですねー」 看護師さんが背中に聴診器をあてながら、肺が膨らまないことを心配している。呼吸が浅いことははっきり自覚していて、深呼吸がうまくできない。血中酸素濃度は低く酸素吸入をしないければいけないが状態が続いている。肺が膨らまないって、どう考えても状況はよくないなぁ。 看護師さんの説明では「仰向けに寝ていると背中が圧迫されて、肺がうまく膨らまない」のだそうだ。まだ集中治療室にいるくらいなので、看護師さんの手を借りて寝返りを打った

          感染性心内膜炎になりました②

          感染性心内膜炎になりました。

          4月中旬。朝イチのオンラインミーティング途中で寒気がし始めた。その日は少し暑く感じて薄着で出社したため「もう1枚、羽織るものがあればよかった」と後悔しながら、寒さを我慢してミーティングを続ける。しかし途中から震えが止まらなくなった。これは寒いのではなく、悪寒だ。焦りながら、長引くミーティングをなんとか終えた。 何か食べれば体が温まると思いお弁当に手をつけたが、まったく食欲が湧かない。「早退して医者行く……」と午後のミーティングをキャンセルして、帰路についた。これがまさかの2

          感染性心内膜炎になりました。

          里の暮らし なんちゃって.

          効率を捨てることで得られる贅沢な時間、経験 自然から暮らしの道具を作ることを、研究しています、というか遊んでいると言ったほうが正しいですね。 いま熱中しているのが食器作り。人工林の杉を間伐して、お椀を作ってみました。DIYで食器を作る人は多いかもしれませんが、木を伐るところから何かを作るということは、そうそうできない体験だと思います。 効率とか生産性という観点から見れば、とんでもなく割に合わない仕事です。プロではないので、何度も失敗してようやく使えるものになる。 それ

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          木のおっぱい

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