ワクワクしながらプロダクトを作れる仕組みを目指して

前回のノートを見た複数の方から、TwitterのDM経由で壁打ちのご相談をいただきました。単発ショートな壁打ちはどんどん受けていこうと思いますのでご連絡ください。

プロダクト開発はワクワクが大事

僕はプライベートより仕事が好きで、特にプロダクトを考えてるときが大好きです。プロダクト開発の面白みはここだと思うので、今開発してるサービスではPdMがワクワクしながらプロダクトをデリバリできる仕組みをつくる目指します

どんなプロダクトにしていくか

・PdMがターゲットとなるユーザを明確に定義できる
・PdMがターゲットユーザの抱えてる課題を明確化できる
・解決策をリストアップできる
・PdMが解決策をユーザの行動ベースで具体化出来る
・PdMが解決策に必要なシステムの機能を考えることができる
・システムが相対的な工数を自動的に計算できる
・PdMが課題の解決策を工数と成果から比較検討できる
結果として、プランA、B、Cとロードマップを立てる事ができ、システムデリバリを仕組み化する

ターゲットを明確にできる

スタートアップが提供するサービスは世の中の課題を解決するために存在します。よくnice to have と話されるように、あったらいいよというサービスはなくても困らないので、成功角度が低くなります。この定義は非常に曖昧で代替手段がある=nice tohaveと勘違いする人もいますが、代替手段にペインがあれば立派な課題解決になると考えています。

課題を解決する上でまずはターゲットユーザを詳しく定義する必要があります。例えば魚を食べる人を増やしたいというビジョンからスタートする場合、魚を食べない人がターゲットになりますが、より詳しく、家に調理器具はあるのか、外食頻度はどのくらいで、どのような店舗に行ってるのかなどを定義していきます。

問題によって定義すべき項目が違うので、サービス泣かせですが、いくつかの課題をケーススタディーにフォーマットを練っていければと思います。

課題を明確にする

スタートアップは課題が全てです。ターゲットユーザの抱える課題をどれだけ理解できたかでPMFが決まり、ターゲットユーザの数で事業規模が決まってきます。

この段階でユーザインタビューをする人もいますが、大事なのはユーザは課題を理解していないということです。こういう課題ありませんかという質問にはわかると共感できますが、課題自体を話せるユーザは多くいません

インタビューでは、ユーザのペインを仮説として構築し、ユーザの弟子になるようにヒアリングしペインの存在を確かめていくことが重要です。

この機能では、ヒアリングストーリの組み立てと、ユーザインタビュー結果の記載を中心に課題の質を図る機能を実装していきます。

解決策をリストアップできる

取り組むべき課題が決まったら、解決策のロングリストを作りましょう。まずは、ブレストの要領でひたすらリストアップしていきます。次に解決策としての妥当性、スケーラビリティからショートリストを作成します。

解決策の詳細をユーザのストーリーベースで具体化出来る

ショートリストができたら次は、解決策を具体的なユーザの行動ベースで、詳しく具体化していきます。この時に重要なのは、ユーザがその画面でどのよう感情になり、その感情を解決できるかです。

例えば一覧画面で食べたい魚を選ばせる場合、一覧画面には食べたいと思わせる機能が必要になります。

この機能ではユーザストーリーと感情の解決をカンタンに組みたれて、評価できる機能を実装します

解決策に必要なシステムの機能を考えることができる

ユーザストーリーができたらいよいよシステムの機能を考えていきます。ここでは、画面のざっくりした手書きレイアウトのアップロードと画面上の項目そして、入力なのか表示なのをかを一覧で定義していきます。

また画面感の遷移方法もこの機能で決め、全体の画面遷移を把握できるようにします。

データを軸に並べ替えることで、表示するという要件はあるものの、入力がないデータをカンタンに調べれるようにし、よく発生するつながらない問題を事前に解決します。

システムが相対的な工数を自動的に計算

機能の詳細設計まで終わると、画面の数、項目の数、難易度から、相対的な独自のポイントを計算発行します。相対的な数字ではありますが、この数値を元に、1スプリントあたりの開発チームの開発スピードを計算することで納期が計算できるようになります。

課題の解決策を工数と成果から比較検討

ここまでできれば解決策の費用対効果がわかります。ここまでのサイクルを再度回せば、用意できるリソースでデリバリ出来るプロダクトを設計することができるでしょう。

ロードマップを立てる事ができ、システムデリバリを仕組み化する

解決策の見積もりを使い、プロダクトのデリバリを計画化し、次のステップに進むためのKPIを定義します。解決策をA、B、Cとならべ、確度の高い順番に検証できるカンバンを用意。また週次のKPIをカンタンに把握、追跡できる表示機能と、KPIを受け入れるAPIも用意します。

最後に

大きなサービスなので少し時間がかかりそうですが、一部分ずつ実装リリースし、noteで経過を書いていきますのでご意見ご要望お待ちしてます。またプロダクトの壁打ちも土日中心に受け付けますので、ご連絡ください。




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