強さの所以

よくこの選手の強みは何ですか?とかどうすれば強くなれますか?とかそういう質問をたまにされる。そして返答に困る。何故なら強さは様々な要因が組み合わさって出来ているものだし人それぞれその組み合わせは違うので、簡潔に「その人が強いのはこういうことだからです。」とは言えないし強くなる方法も様々見受けられて最適解がわからない。ただ強い選手と弱い選手の間に大きな溝があるように感じることがよくある。そしてその理由を解明出来たとしたら弱い選手をどうすれば強く出来るかがわかりそうなのでそれを考えてみることをよくする。でそれを考える前に強い選手と弱い選手のそれぞれの定義って何?っていうツッコミがあると思うのだけどとりあえずそこはスルーしておいてもらいたい。そのへん抽象的に捉えていて具体的に定義し辛い。まぁした方が良いと思うのだけど。。自分自身は強い選手の部類に入れてます。すみません。
あと練習量が全然少ない選手と練習量が充分多い選手の間に大きな溝が出来るのはそんなの当たり前なので強い選手と弱い選手の練習量と環境は同じであることを前提条件にする。同じ練習量をこなしているのに大きな溝が出来るのは一見不思議だけどみんなそういう経験はよくあると思う。同じように勉強しているのにテストで高得点を叩き出す友達がいた経験は多くの人にあると思う。取り組み方で全然違うんだろうね。たぶん。

で一応強い選手に分類している自分自身がどのようにして強くなったかを考えれば弱い選手が強い選手になる方法がわかるかもしれないのでちょっと今からざっくり振り返る。

僕ははじめからわりかし強かった。もちろん歴が全然長い人には全く敵わなかったけど同じくらいの人よりはだいたい強かったしちょっと歴が長いくらいの人はすぐに追い越していった。強かった理由はもともと格闘技が好きだったからだと思う。子供の頃は打撃とちょっとした関節技とかも含まれる少林寺拳法を約7年習っていたしTVで格闘技を見ていたし格闘技の本を読んで有名な関節技の形をなんとなく知っていたしそれらが全てポジティブな影響を与えたんだと思う。ようは他の人よりも経験があったから強かったってこと。あとたぶん他の人より練習してた。強い選手は感が良いと言われたりするけど感っていうのは経験によって育まれるものだと思う。例えばこの形になるとなんとなく危険を感じるっていうのは今までこの形で危険な目にあった経験があったからこそ感じるものであると思う。よって実戦に近い形式での練習をひたすら重ねて経験を重ねることで強くなっていける。
で、初めのうちはひたすらそういう感じだった。がむしゃらに練習するだけでいろんな感が身についていってどんどん強くなっていった。

で、一つの転機が訪れた。ある選手の考えに強く影響されて、、どう変化したかを解りやすく書くのはちょっとむずいしたるいのでちょっと今回はこのへんで、、中途半端だけど。。眠ります。