壁タイル

【第6会】今昔之感 その三 ~無料枠~

今回は小学校の時のお話。

突然ですが、小学校の時の担任の先生は覚えていますか?

私は覚えています。

正確にいうと、みんな濃い先生だったので記憶に残っています笑

そこで、少しイメージしていただきたいことがあります。

それは学校の先生に教わったこと・見習ったことです。

「私はこんな先生だったな~」「そういえばあんなこと言ってたな~」

みたいな感じで思い出していただけたら幸いです^^

ざっくりと書いていきますね。

小学一年生


入学式が終わり、後日自己紹介の際、自前のギターを背中に背負い「ガラガラガラ…」

短パン姿の担任の先生が教室に入ってきたのには強い印象でした笑

「先生は良い事は褒めます」、だけれども「もし悪い事をしたら…」とその瞬間教師用の机をバァン!とたたき、教室全体を緊張感一色に染めました。

以降、特定の児童が「悪い事」をしてしまった時、その子の机をバァン!と叩いていた記憶があります。

方法手段の良し悪しはさておき、皆児童・生徒のためという気持ちは確かでだと信じています。

こんな先生が今でもいるとしたら…どんな気持ちでいるのでしょうか。

今思うと、「加減」の教育について考えさせられます。

小学二年生

二年生では女性の先生でした。ふたつほどしか覚えていませんが、

ひとつは先生を「お母さん」と呼んでしまったこと笑

もうひとつは、休み時間…ありましたよね?

外で遊んでチャイムが鳴ってから教室に行くと間に合わないですよね?

今でもまだ重視されている、「時間前行動」を実践していて、

当時は10分の休み時間でも外へ遊びにいっていましたのでちゃんと戻れば大丈夫と踏んでいたところ…

お察しの通り、授業開始の時間前に教室に戻れなかった時が一度だけありました。

その時、約束を破って時間が過ぎた後に教室に入ってきた子はその場で起立をさせられ、一人ずつ「なんで戻ってこれなかったの?」と理由を聞かれました。

徐々に「僕が聞かれる番が回ってくる…」と不安に煽られながらも、

とうとう番がきて、その問いに答えたと同時に泣いてしまったんですよ。僕がね笑

そしたら、「今頃泣いても遅い」と返答がきました。

自分で言うのもなんですが、ダメだと分かっているのに時間前に戻らなかった。そんな自分に対して、わかっていることなんだから正論は言わないでほしい。あるいはなんとか許して貰おうと情を誘った。

ほら、何か思い当たる節ありませんか?

しっかりした人間や仕事柄なのに、なんらかのミスや失態で泣きの謝罪をしたり。泣けば少しは罪が軽くなるという考えが透けてみえるような感じです。


これは、失敗を受け入れたくないという自己防衛なのかなと。

小学三年生

三年生の時は、自称魔法使いの先生でした。。。笑

それと同時にホームルーム(朝の会)で元気になれるように、

クイズなどエンターテイメントの時間を設けるようになりました。


日直の子がその時間に出すクイズを決めて、みんなに出題するのです。

決められた時間の中で楽しさを共有するということに面白さを感じていたかもしれません。


小学四年生

四年生の時は、我慢をさせないよう心配りの良い先生だったかな…

少し遠い昔では異例のルールだったかもしれません。


授業中は、許可を取らなくてもお手洗いに行くことができました。

テスト中はさすがに許可を取ってからでしたが…笑

糖尿病になるから絶対に我慢をするなと言われた記憶があります。

昔はその病とは無縁だなと思っていましたが、女性の周期的な現象も早いと四年生くらいからくるというのを聞いたことがあるので、それも配慮されていたのかもしれません。

今思える、目に見えない形で気を配ることに心打たれますね。

小学五年生

五年生の時の先生は、とても厳しい先生でした。

元々中学校の数学の先生だったのですが、小学校教員に着任した方です。

それもあってなのか、宿題・テスト・授業中の態度にはとても厳しくスパルタといっても過言ではなかった記憶があります。

一言でいうと、飴と鞭の使い方が上手で、けじめをつけなさいと毎度いっていた気がします。

ノルマ、というと言葉は良くないですが、言われたこと(宿題等)の期限には厳しいけれども自発的に勉強(予習)のようなことをして、+aで提出すると褒めていた気がします。

今となって考えると、日本特有の最低限のマナーみたいなものを身に付けられるようにしたかったのでしょうか。

今でもなかなか教えることが苦手な人は多いです。私もその中の一人ですがね…笑

小学六年生

最後の年で会った先生は、違う方向で勉強になりました。


優しいといってしまえばそれまでですが、けんかやいざこざ等の問題が起きた時、精一杯対応してくれたのですが、どこか「私に全部押し付けないで欲しい」のような、事なかれ主義な方でした。

それをいいことに沢山いたずらしましたが笑

ひとつ、6年生にもなるとどんなに遅い人でも「自分」というベースが形成されてきているのかなと思いました。

人を好きになったり嫌いになったり、枠にはめてしまったり…


まとめ

お疲れ様です。

ここまでなぜ幼少期や小学生の時の話を書いたかといいますと、

私がどのようなところを見ているか、それと客観的にみれるよう、軽い自己紹介も含めて書かせていただきました。

私自身が当たり障りなく書いているつもりでも、他の皆様からすれば納得のいかないワードもあったかもしれません。

なので、皆様が同じ時期を思い出した時、比較しやすいように敢えて子供の頃の話題にしました。


もし、「こんな先生・クラスメイトがいたなー・それにこんなこともしたな~」と、楽しい記憶・尊敬した部分・苦手なモノなどを思い出してみて、

今と比べてみて欲しいのです。

大人になるにつれて、嫌なこと・苦手なことに目がいっていませんか?

子供の頃はどうでしたか?あの頃より見ているモノ、変わっていますか?

見落としているモノはありませんか?見落としていることに気づいていますか?


最近、皆様がコミュニケーションをとる時、あるいは自分の気持ちの中で大事にしているもの。。。意識していなくても視界に入るものや気になる言葉・仕草。

心の中で確認する時間を作っていただければ幸いです。


ご購読ありがとうございましたo┐ペコリ 


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