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【第4会】今昔之感 その一 ~無料枠~
1~3歳のころの記憶をたまに思い出すことがあります。
当時両親の社宅でのお話。
アパートで玄関外のところにビニールプールを置いて遊んでいました。
この時の写真が残っていて、引っ越しの際に発見しました。
その写真を見て、確かにそのビニールプールで水につかっているときの涼しさ、親がそれを見ている風景、その時に自分が喋っていた内容(ほんの一部)が、浮かんだのです。
時間が経ったからこそ客観視できるのですが、その時の「親が見ている」という安心感もあったから満面の笑みを浮かべた写真が残っていたのだろうと。
そしてもうひとつ、自分は「楽しかった」ということ。
なぜ唐突にこの話をしたかというと、こう考える時があるのです。
もし、自分が親になったら同じことをするのかなぁ、自分の子供にどんな顔をして何を思っているんだろうって。
そして、私自身が子供に安心感を与えることができるのかと。。。
もし、昔の記憶がなければここまで考えることはできなかっただろうなと思っています。
初めに体験があり、それを覚えている・思い出すことで、今回の例だと自分以外の相手にも安心感を与えるきっかけになるんだなと。
話がそれますが、心理学でこのような用語があります。
「観察学習」
①「模倣したい対象を決めて観察する」
②「見たものを覚える」
③覚えたものを実際に活用できるか(魅力的か)どうかを判断する(動機付け)
このような流れで「見て学ぶ」が成立することを意味しています。まさにこの通りだと思いました。
皆様は子供の頃の記憶はどのくらい残っておりますでしょうか。
あまり芳しくない出来事や風景など、負の記憶がある方も少なからずいらっしゃるかと思います。それでも、それを今となっては打ち明けられる人は、貴重な財産になっています。
そしてもう一つ、その負の記憶を活かしている人は少ないと思います。
もし、他人が同じような状況下にいたり・その負の体験となる発起者であった場合の対処は、負の記憶を持っている人が一番最善の策を練りだせるからです。
例えば、一人暮らしをしたことがある人は、自炊の大変さを知っているし、どんぶり勘定でもどれくらい食費に費やしているかも感覚的でもわかるため、もし家庭を持ったとしたら、その経験が活かせるのです。
反対に実家暮らししかしていない人でも、家にお金を入れている人や炊事選択は担当しているとしたら、それも同じです。
ただ、【どこで】学習してきたかが違うだけです。
まとめ
実家暮らしか一人暮らしか、子供の頃に笑っていたか泣いていたかも、
全て学習のうちに入るのなら…
そう考えたら時分のことを色々思い出してきませんか?
だって誰一人として、同じ道は通ってこれないんですよ(´・ω・)?
自分と似たような人と気が合うのは、共感できるところが多いという理由が多数と推測しますが、100%一緒とは言い切れないですよね。99%一緒でも、1%の違いがあればそこに価値があるのだと考えます。
そして、「観察学習」という概念が存在するのならば、その自分の道では得られなかった1%の話を受け入れ、自分の行動に取り入れてしまえばそれはもう共感ではなく共通点になるのではないでしょうか…!
少なくともそのお1%を知るきっかけにはなっているはずです。
今後もこんな話をしていきたいと思います。
有料版は1文字0.1円を基準に、検討中です。
文章が長ければ良いとは考えていないので、【わかりやすく・イメージしやすい】を意識していこうと心がけます。
相手がしらないことを伝えるのは、とても大変だなと痛感した経験がありました。この話はどこかのタイミングで書く予定です。
読書感想文も、「最低でも3ページは書いて下さい。」と言われた時、
私はいかに多くの文字を書くか。。。という思考に支配されました。
確かに多く書けば読み応えはありますし、それだけ期待はあがります。
しかし、仕事の資料作成と同じように考えると、わかりやすく資料にまとめ、簡潔に伝えることが第一ですよね。プレゼンで資料作成にこだわりすぎて、話す内容も資料に書いてある説明・グラフを見ればわかることが多くなります。
お疲れ様です。
こう自分で書いておきながら、【まとめ】が長くなってしまいました笑
中途半端なタイミングですが、今回はここで区切らせていただきます。
ご購読ありがとうございました!
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