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【第5会】今昔之感 その二 ~無料枠~
幼稚園に通い始めた時のお話。
幼稚園バスが迎えにくるところまでは保護者と一緒に行く。
幼稚園は、児童にとって親離れする時間が増えるということです。
当時私は、迷子になったことを除けば初めて親のいない時間を過ごすことにとても不安感を覚えて、送迎バスで号泣した記憶が今でも残っています。
「おがぁぁーさぁぁーん!!!」
鼻水垂らして泣いていた気がします笑
そのバス内で他の子たちはどうして泣いていないのだろうと、後々不思議に思いました。
実際ここまで考える事柄ではないとは思うのですが、好奇心旺盛な子は笑顔でバスに乗ったのかな、またはとてつもない不安で胸を締め付けられながらも表には出さないようにしていたのか。。。
…翌日のバス搭乗には昨日の号泣が嘘のようにケロッとした顔で乗っていました笑
むしろバス待ち合わせの場所で、友達ができたことの嬉しさがあり、もっと増えたらいいな!という気持ちが勝っていたのか早く行きたいという感覚に見舞われました。
成人した今では人前で泣くことなんて、周りの目もあり羞恥の概念がありますね。
いえ、何が言いたいかといいますと…
たまに子供をみかけたり話す機会があると、違和感があるんです。
叱られて泣く子と怒られて泣く子。
怒られて泣く子
感情をベースに「こら!なにやってるの!やめなさい」と、言われ続けてきた子はよく親の顔色を伺いながら話をしている気がします。
それがさらに続くと、他人と話す時も相手の反感を買わないか気にし始めて、本人はそんなこと思っていないのに、あの人に怒られるなどマイナスの思考が根付いてしまっているような。。。
そして泣くことすら隠し、何かを溜め込んでしまうことを覚え、その原因を自分で解決する能力が低くなってしまっているのではないかと。
叱られて泣く子
反対に理論をベースに「こら!なにやってるの!それは人に迷惑かけるだけでなく自分もケガをして大変な思いをするんだよ」というように、ダメな理由を聞かされてきた子は、そのダメな理由が「最悪の事態」として身についているのか、反対に「ここまでならやっても大丈夫」というように覚えて、加減を身に付けているような気がします。
叱られて泣いたことがある人は、今では人前で泣くことはナクても(笑)、感情の亀裂に理由付けができるので自然と発散方法を編み出し、問題解決能力として身に付けているような気がします。
実はですね…ある一部の人には見られたかもしれませんが、当時アルバイトをしている時に、叱られて自然と涙がでてきたことがあるんです笑
人の視線はかなり気にしますが、見栄っ張りもあり人前で泣くことは恥!と思っていたのは私です←
忙しくて焦っていた私の不注意によるミスで、ロス商品を出してしまった時、怒鳴りつけるのではなくてなぜミスをしたのか、どうして焦っていたのかを踏まえながら私の動作を確認し、改善案をだしてくれたのです。面倒見の良い方だったのもあり、その時にはもうなんの涙か自分でも分からず拭っていました。
今思うと、悔し涙とうれし涙、恥ずかしさと反抗心を表に出せない裏返しとしての涙、だったのかなと。
ずるいことに面倒見の良い人だったので、その人は泣いている私に表情は変えずとも良いところも指摘してフォローをしてくれました。
いやあとても恥ずかしかったですね。
話がそれましたが、この話は是非とも教育という分野で活用していただきたいお話なので、また詳しく書いていきますね。
まとめ
一言で「泣く」といっても原因は様々です。
今回私が抱く違和感について、ちいさい頃に覚えた感情コントロールは、
大人になってもさほど変わらないんじゃないかな…ということです。
いくら高いプライドや自我が構築されていても、抑えられないものは抑えられないと感じました。
はい、ちいさい頃から私はわがままだったので、自分の思い通りにいかないと感情的になります笑
今でも変わらずですね…しかし、思い通りにいかなくて自分に嘘をついたり抑え込んだりすることは少ないと思っています。まぁその分周囲に負担や迷惑かけてますが^^;
とても失礼かもしれませんが、自分の意見を言わない人やノーと言えない人は昔から他人の顔色を伺う機会が多かったのかなと
思ったりしています。
言い訳がましいですが、もし上記に当てはまる方はエゴグラム分析結果のように、協調性(コミュ力)が高い分、自主性が犠牲になっていると解釈していただければ…
私はその逆ですね。わがままで自由にやりたい分、人と合わせるのが苦手と。
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