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【15点から始める馬券生活」#日本ダービー 予想

前回の結果

本命のスターズオンアースが見事二冠達成です。おめでとうございます。桜花賞で本命だったナミュールもかなりギリギリの状態でしたが3着に入り、能力の高さを示してくれました。

直近の記事では一応メイケイエールやテーオーケインズなどを1着に持って来ていますが、GⅠの本命が1着なのは昨秋のコントレイル以来となります。1人気が勝ってないとはいえ長いトンネルでしたね。

…馬券的には2着のスタニングローズを拾えず敗戦です。レーン騎手も勘を取り戻しているようで、安田記念のサリオスで復活Vを祈りたいところです。

今週はダービーです。夢を見ていきましょう。

レース展望

まずはこちらの記事をご覧ください。

これは、僕が皐月賞前に今年の3歳牡馬の番付を行った記事になります。まずは順位と皐月賞の結果から振り返ります。()内は皐月賞の着順です。

1位:イクイノックス(2着)
2位:キラーアビリティ(13着)
3位:ドウデュース(3着)
4位:ジオグリフ(1着)
5位:ダノンベルーガ(4着)
6位:アスクビクターモア(5着)
7位:オニャンコポン(6着)
7位:ドゥラドーレス(未出走)

完成待ちの評価
ビーアストニッシド(11着)
デシエルト(16着)
サトノヘリオス(17着)
https://note.com/tomoyokogawa/n/ncc43ba2dcbb5

これで馬券を取ってないのが恥ずかしいレベルなんですが、ポジティブに捉えれば事前評価と着順がリンクしているという点にあります。その為、ダービーの着順はこれらの馬が入れ替わり立ち替わりという結果になりそうだなというのが大方の見解です。下馬評でもそのような状態となっており、キャリアが浅いながらも善戦したイクイノックスとダノンベルーガが人気も集めそうですね。

日本ダービーのデータなんてググれば死ぬほど出てくるのでわざわざ記事にして特筆すべきものは無いです。4年連続でディープインパクト産駒が勝ってるので、キラーアビリティの評価を下げすぎないよう注意するぐらいです。

キャリア3戦で勝ったシャフリヤールが居る以上、イクイノックスとダノンベルーガの取捨選択には迷いますが、極端に上げず下げずで問題無いと思います。世代上位なのは間違い無いですし。ただ、ピースオブエイトは抜群のスピード感がある訳でもなく、毎日杯ではドゥラドーレスが進路を取れない不利もありましたし、圧勝という内容ではない以上ここは注意したいところです。

後はもう枠順です。上位拮抗なので外より内が絶対条件。1枠1番に推し馬が入ることを祈りましょう。

今回も調教評価を行いました。先週のオークスでは唯一のS評価スターズオンアースが1着と綺麗に決まりましたね。是非こちらもご覧ください。

予想と見解と買い目

◎ドウデュース
◯キラーアビリティ
▲イクイノックス
△ジオグリフ
△ダノンベルーガ
×プラダリア
×アスクワイルドモア
☆デシエルト

これでいきます

横山武史に悲願のダービーをと祈り続け3〜4週前から調教映像や陣営コメントを確認し続けましたが、状態が…本調子にないんですよね。必ず好走するのは分かっているんですが、現状馬の若さはキャリアの浅いイクイノックスやダノンベルーガと同レベルで、上積みはあると見て良いんですが、それでも信じきれませんでした。来たらもう素直に嬉し泣きです。

という訳で本命はドウデュースです。ここに来て馬が更に進化を遂げており、馬自身もロンシャンを走ることを意識し始めたかのような馬格になってます。セントマークスバシリカのような風格があり、距離延長に次ぐ距離延長に対応できる心肺機能を兼ね備えています。皐月賞上がり3F33.8は2004年コスモバルク以来となりますし、朝日杯の勝ち馬のダービー勝利はナリタブライアン以降ありませんが、凱旋門賞に向かう以上恥ずかしいレースはできません。2連続輸送の前走が120%の状態で出走しましたが、その皐月賞より120%の状態で今回も出走、昨冬からは信じられないほど馬が進化しています。非常に楽しみな1頭です。

三番手評価にイクイノックスです。レース後に疲労が残りやすいタイプで状態維持に努めているという印象を受けますが、半年以上の休み明けで皐月賞2着なように、この世代でも能力はトップだと思います。先行力も高いのでよほどの状態でない限りは高い水準のパフォーマンスを見せてくれると思います。折り合いに不安こそないものの、少しカッとなる部分もある為、東スポ杯のような凄まじい切れ味が出るかと言われれば少し微妙な印象です。

四番手の評価にジオグリフとダノンベルーガです。主な理由は距離不安ですね。ダノンベルーガは経済コースを通りましたが最後の脚色はアスクビクターモアと同じになってしまいましたし、完成が先の印象を受けます。ジオグリフはコーナリング性能は高いですが、府中の長い直線で弾けるほど高い切れ味は持ってないかなという見解です。ダノンベルーガなのですが、素質は高いものの完成が1年2年先の印象を受けます。調教では抜群の仕上げで先のピークを前借りしたような状態にあるといえますが、この急激な成長に伴うメンタル面の崩れが心配です。自在性の高いドウデュースと隣の枠に入り、一触即発で大敗まであり得る以上、これ以上評価を上げるのは難しいです。

次の評価に前哨戦を勝ったプラダリア、アスクワイルドモアを評価します。プラダリアは配合的にはマカヒキやレイパパレに近いタイプで、この時期は割と高速順行も可能となるタイプのディープインパクト産駒です。本馬はパワー型の印象こそ受けますが、これは古馬になってからの傾向に近い現象です。絶対値こそ高くないものの、完成度ではある程度出来上がっている部分があるのではないでしょうか。アスクワイルドモアは(すぐに更新されたとはいえ)コースレコードを更新した実績があります。パワーの絶対値が高く、コーナーリング性能を考えると府中に向いてるタイプではないですが、1枠1番で内も伸びる馬場状態であれば、立ち回りの上手さ一つで十分着を狙いに行けると思います。

最後に皐月賞では本命のデシエルトです。明らかに馬が気性面で未完成すぎる印象を受け、正直突き抜ける未来は一切見えないものの、Cコース替わりで前有利になる可能性は高いですし前受けすればと思いますが、逃げて良いタイプというより好位中団から力強く抜け出すのが合ってそうなタイプなので、岩田騎手の剛腕に懸かっています。

買い目は強気に
ドウデュース単複
◎◯ワイド の計3点で勝負です。

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