能力の高さが証明されにくいレース? #京成杯 #日経新春杯 予想

今年の目標はTargetを使いこなすことです。

日経新春杯

予想軸…能力50:TB30:展開20

 前提条件として、僕は5歳以上の古馬があまり強くないと思っている。弱いというには若干の語弊があるが、3〜4歳時、それも4歳春ぐらいまでの成長曲線で出した到達点以上のパフォーマンスを出せていないのが現状である。エフフォーリアやシャフリヤール、サリオスなんかもそう。
 ヴェルトライゼンデは確かにGⅠでも好走している実績があるが、59キロを背負って勝ち切るほどの性能までは無いと見ている。この血統からはあまり考えつかないが根幹距離向けの性能で、より総合力が試されるコースの方が向いている。あとまあ良馬場向きで直線に強い。
 ロバートソンキーなんかも直線に強いタイプでまあこの2頭は堅いことには堅いが穴が無いことは無いはず。

◎プラダリア
 この馬から。血統的には明らかに重馬場に適性がある。今回のメンバーを見る限りだと前受けできる馬がこれでもかと居らず、しかも逃げ馬はスローを得意とする馬と来ている。正直上がりが掛かる状態で追込馬から狙う訳にもいかないし、ヴェルトライゼンデを外から締めながら馬場の良い所を走れるのはこの馬しか居ない。能力の高さもダービーを見れば明らかで、昨秋は調子を崩した神戸新聞杯に立て直しに精一杯な上距離も長い菊花賞の2戦で、明らかに評価を落としているが地力を考えれば最上位。まだ立て直しの期間ではあるが明らかに重い古馬と比較しても頭で狙える。

○ヤマニンゼスト
 ここ2戦の内容が良い。決め打ちではあるが馬場の良い所を走らせて長距離適性の高さを示した。距離はどう見ても短いものの札幌で見せたように捲る競馬も可能で、隊列が固まるので捲る競馬は難しい可能性が高いが追込脚質からもう一列前で競馬することも可能だろう。菊花賞はそもそもの話レベルが高い。行き脚は無いがゲートは出る馬で、色々と試して欲しい。

 正直ヴェローナシチーはゲートの出が悪いのもあって強くは推せないし何より春から強くなってない。格上挑戦でどうかという点はある。

買い目
単勝:⑫
三連複:⑫-①②③④⑧
計11点

京成杯

予想軸…能力30:TB40:展開30

 京成杯は皐月賞と同コースにも関わらず出世レースではない。理由は主に2つで、ホープフルSがある事と冬場の中山であるという事である。ホープフルSは素質馬<適性上位だったように、例年適性的に上に来る馬が強いのがこのレースである。
 Cコースに替わりより鋭角化したコーナーに雨が降り余計にタフなコースかつ、土曜の血統はキングマンボかダンジグかロベルトの圧倒的有利を考えると、1人気のソールオリエンスはパフォーマンスこそ高いが手を出しづらいのも現実。

◎シャンパンカラー
 ドゥラメンテ×母系がダンジグ持ちはドゥラエレーデと類似した配合でここでも最高の勝負に期待できる。マイル戦2回で距離不安こそあるが機動力は高く、頭数が少ない点も大いにプラス。どういう競馬でも出来る点も評価に値する。皐月賞ぐらいまでなら狙っていけるし距離は2200ぐらいまでなら全然問題無い。

○シルヴァーデューク
 機動力に富むタイプでどう見てもマイル戦はやりづらそうだった。全体的なスピード感に欠けているので中距離で見直したいという印象。ロベルトとディンヒルを内包する血統で、距離延長にはなるが対応は可能と見ている。

▲サヴォーナ
 行き脚が全くなく後方からの競馬が続くがパワフルなタイプで、圧倒的にイン前有利のスプリンターズ日の中山新馬で後方からの追い込んできた。内枠を活かして差し込めるようなら有力だし血統的には狙い目だが…セブンマジシャンより上かと言われれば。

△シルバースペード
 東スポ杯は府中向きの上位3頭とその他で分かれた形になった。478着は中山の芝レースで好成績を収めており、ここでは前走以上に走れると思う。ただこの馬もシルヴァーデューク同様後方脚質で届くかは難点。血統は合う。

流石にソールオリエンスとセブンマジシャンは組むが、まあクラシックに直結する内容で勝てるとは思わない。賞金加算で狙えるタイミングを身図るのがベストに感じる。

買い目
単勝:⑨
ワイド:⑨-①④⑤⑥⑦
計6点

単勝はワイドにするかも。

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