5点ぐらいのひとくち予想に夢を見る 第3回 #JBCクラシック #JBCスプリント 予想
流石に本腰入れて記事を何個も書くのは骨が折れるので、ここは2つまとめて書きます。とりわけ軸馬が強力と感じたレースからですね。
まず、レース前に背景として知っておきたいのが、大井競馬場は10/26に砂の入れ替えを実施しています。
関係者によると、1〜2秒掛かる馬場との事で、例えばJBCスプリントの前哨戦である東京盃では、ドンフランキーがレコード勝利を収めていますが、そういう時計の出方はしないという事ですね。帝王賞も同様です。
最高速が出ない分、どの馬にもチャンスがありそうですが、シンプルに地力の優劣が勝敗を分けると思います。JBC2歳優駿は別尺度ですが、他の2レースは流石にデータが多い分地力的な面は分かりやすいです。
JBC2歳優駿はXで。
JBCクラシック 予想・買い目
◎メイショウハリオ
○テーオーケインズ
予想軸
能力60:TB15:展開25
買い目
③-⑦-④⑤⑥⑨⑩ 三連複5点
先に一番楽な方からやります。どう見ても2強です。仮に評価点を付けるとすれば、上位2頭が95点で他が75点以下になるメンバーなのでやりません。
メイショウハリオが上の理由ですが、テーオーケインズのピークアウトの可能性を考慮したものと、追走位置が後ろになる分無謀捲りが発生した際の負荷が抑えられる点です。テーオーケインズは過去に先行して無謀捲りの被害に遭い、ラストの脚色を鈍くしたレースが2つほどありますし、メイショウハリオを優先的に取ります。
こうなると本命と対抗を1・2着で流した三連単の方が良さそうにも感じますが、この2頭はそれなりにトチるので、手堅く三連単で行きます。
JRA勢で唯一消したノットゥルノですが、まず斤量分強くなっていないのが1つ、気性的に問題がある中で乗り替わりがあるのが1つで相当評価を下げています。3歳馬のアドバンテージがあるサベージを買うぐらい評価は低いです。
コース適性云々の前に、古馬オープンクラスで好走するきっかけすら掴めていない現状では抑える気力すら無いです。ハーツクライ産駒というのもありますし、もう1つ成長してくれれば良いのですが、状態はそこまで悪くなさそうなだけにきっかけが捕まると良いのですが。
JBCスプリント 予想・買い目
◎リメイク
○リュウノユキナ
▲ダンシングプリンス
△バスラットレオン
予想軸
能力50:TB15:展開35
買い目
⑪-③⑤⑧⑭⑮ 5点
ドンフランキーとレッドルゼルの回避により、より一強感が強まったレースです。
リメイクは溜めてレースを進めるのが一番強いので、数字自体は低くなりがちですが、このメンバーなら持っている数字の次元が2〜3個は違います。何しろ海外の一線級と戦うレベルの馬ですからね。
1200mのレースでは、レッドルゼルやドンフランキーを含めたJRA勢のトップに、同斤量で明確な着差を付けています。マトモな状態であればまず勝てます。
その上で鞍上の御神本騎手は、川田騎手と同じでスピードの加減速が滑らかな騎手です。コースへの理解度もあるので最適解とかいうレベルじゃないです。正直連対を外す姿が全く想像できません。枠がいいですし。
馬自身も強くなっているので評価は95点のSS+です。
次の馬から予想します。
○リュウノユキナ
高速戦ではそろそろ衰えを感じますが、相変わらず1200mでは抜群の安定感を誇ります。勝ち馬に関わらず、キャリアを通して1200mでは2着12回、29戦(海外含む)走って複勝率も80%を超えています。
追走力、末脚質共に申し分無く、単純に力負けのレースは続くものの、着差自体はそれなりであり、ザ・相手という馬ですね。コース的な部分でも、門別だろうが盛岡だろうが大体走っているので、まあ無難に走ってこれそうです。
今回は2頭軸の相手に選びましたが、やや内枠という所をどう捌いてくるかは見物ですね。強力なライバルが消えたのと、先行馬が外枠という点からも、消去法的に2番手です。
評価:85点(A++)
▲ダンシングプリンス
昨年の勝ち馬です。昨年は充実一途でしたが、今年に入ってからは2走ともに微妙な結果に。とはいえ、前走は斤量59キロによるものが大きいですし、巻き返しは可能と見ます。
1200mという距離に絶対の自信を持ち、スピードレンジで勝負するタイプの馬です。持ち時計を見ても高速戦に強いように見えますが、船橋や門別で勝ち鞍があるように、時計の掛かる馬場でもそこまで問題ありません。
前傾3秒でも残せるように、圧倒的な追走力を持ち合わせており、ここでも軸の1頭として最適です。ただ、行き切らない展開だと脆くなりがちなので、そこは注意ですね。
2022年のクラスターCでは内枠で出遅れ何も出来ませんでしたが、外枠の分今年はリカバリが効きます。とはいえ、ハイペースで常に外を回されるのは避けたいので、早めに位置を取り切ってしまいたい所です。ピークアウトも考えられますが、分からないうちは買うのが吉です。
評価:80点(A+)
△バスラットレオン
今年1回もJRAの競馬場を走っていませんが、現役引退まで走る機会はあるのでしょうか。
コリアCはリメイクとの着差を考えれば、幾ら何でも負けすぎに映りますが、韓国のスプリント路線はそれなりにレベルが高かったのは伺えます。
クラウンプライドが10馬身差圧勝で1:51.5、リメイクが1:10.0のレコードなので、JRA基準より1秒前後掛かる馬場だと推察できます。船橋なんかが近いイメージです。
着差から走破タイムを比較すると1:11.1前後。上位3頭には流石にスピードレンジで劣りますが、まあやれない事は無さそうです。芝1400mオープン級のスピードがあるので、足し引きを考えてもダート1200mはそれなりに対応が可能と見ます。
馬自体は流石にダートマイルの馬なので、あくまで紐までですね。イグナイターに関しても同様ですが、後者はバスラットレオン以上の追走負荷のレース経験に乏しいので、ダンシングプリンス相手には若干不利に感じます。
評価:75点(A)
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