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【15点から始める馬券生活】#大阪杯 予想

前回の結果

 ジャックドールは本物でしたと。
◎レイパパレ2着で三連複は拾いましたが、何だか軽視していた僕が馬鹿らしくなる結果に終わりました。

 今週はそんなジャックドールと年度代表馬エフフォーリアが激突、その他のメンバーも揃って楽しみな1戦となりました。楽しく馬券でも笑えるように予想していきましょう。

レース展望

 まず、血統面から、キズナやキタサンブラックの印象が強いように、ディープインパクト産駒はコース適性が高くよく走ります。孫世代にあたるキズナ産駒もそれなりに走っていることから、阪神内回りのコースというのは得意にしているんだろうなと。
 また、コーナー通過順位で4角時点の通過順位がそのまま着順として現れることが多いです。したがって、逃げ馬がそれなりに有利で事実結果も出ています。今回はジャックドールとアフリカンゴールドの2頭が逃げを予定していると思いますし、この2頭にはある程度注目したいですね。

 ローテーションでは前走がGⅠやGⅡの馬が馬券に絡みやすいです。例外的にはレイパパレなどが該当しますが、今年のアリーヴォは全5勝の全てが小倉コースと露骨なデータですし、流石にここは軽視しても良さそうです。
 また、リピーターもそれなりに目立つレースで、GⅠ開催となってからも傾向は明らかです。ディープインパクト産駒かつ昨年1着のレイパパレは、コース適性の面から考えても侮れない存在ですね。
 過去2年は牝馬が優勝しています。牝馬は出走機会から少ない為、今回はエリザベス女王杯の1,2着、昨年覇者にジェラルディーナとそれなりに揃っていることからも、ここのデータはそれなりに信用しても良さそうに感じます。

予想と見解と買い目

レイパパレ
アカイイト
ヒシイグアス
エフフォーリア
ジャックドール
×ウインマリリン
×ジェラルディーナ

これでいきます

 おいおい正気じゃないぞコイツみたいな感想は受け付けていますのでとりあえず見解をば。金鯱賞では遅れを取ってしまいましたが、実際1〜3着馬は能力的にそこまで差が無いと感じました。ジャックドールが一番力を発揮できる条件の中好走したレイパパレやアカイイトは、阪神2000mのホームグラウンドに入れば良いようにさせないのが定石と考えたいところ。

 まずは本命◎レイパパレから。このレースではリピーターの活躍が目立ちます。特に勝ち馬の成績は抜群に良く、キズナキタサンブラックなどが該当します。本馬も例に漏れず阪神競馬場は4-0-1-1と抜群の成績を収めており、ある程度我慢が効くようになってからはレース幅も広がったことから、正直未知の領域がある4歳2強より何かと信頼できる要素が多いです。
 次点は◯アカイイトに決めました。正直GⅠを獲った段階ではフロックでしかないなと思っていましたがここ2戦で評価は激変。レース幅は好位からでも進めるようになりましたし、距離にもかなり融通が効くようになりました。スピード能力には若干の疑問が残るものの、パワーとタフネスさは牝馬ではトップクラス。ある程度前が流れる必要があるかなと踏んでいましたが、自分から動ける競馬ができる以上はここではかなり上位に食い込むと感じました。
 三番手評価は▲ヒシイグアスに。香港Cではラヴスオンリーユーに遅れを取ってしまいましたが、普通に考えて勝ち確定のレースを差し切った彼女が異次元なだけで、この馬もGⅠ級の能力はあると感じました。覚醒が目立つハーツクライ産駒でも昨年に成長一途で今は円熟期といった印象。ここも安定して良いレースが出来そうですしローテ的にも疑問は残らないですね。

 さて、問題は次の2頭△エフフォーリアと△ジャックドールですが、正直2頭のうちどちらかは飛ぶと思っています。勿論、年度代表馬と5連勝じゃ比べ物にならない為現状はエフフォーリアに軍配ですが、中々そう簡単な話ではありません。
 そもそもこの2頭は逃げ馬と先行馬です。マークがキツくなかった前走と比較して、明らかに逃げも先行もマークが激しくなるのは明らかです。それでも負けてはならないってレベルの能力はありますが、4歳馬にそのレベルの安定感を要求するのは酷ではないかと言えます。
 ジャックドールはアフリカンゴールドにどう競られるかはやってみないと分からないですし、追走のことを考えると金鯱賞より離して逃げなければエフフォーリアの餌食となってしまいます。その上、この馬はハイペースで逃げる馬ではないですし、スロー逃げをして速い上がりが使える馬でもないです。逃げの練度で言えばレイパパレと同等で、頭数が増えて番手となる馬が増えれば増えるほど、逃げ残る戦術は難しいのではと感じます。ただ、脚質転換は幾らでも行えそうですし鞍上にペースコントロール技術があれば、まあ持ち時計通りに走れる化け物になると思います。
 エフフォーリアは本質的にこのコースが合わないと思うんですよね。阪神2000mは位置取り争いが激しいですし、小回りで多少のタフネスさが要求されるコースです。まあ有馬記念を勝ってる馬に疑いなど一切ありませんが、エピファネイア産駒の成績から見ても、阪神は内回りより外回りの方が成績が良く、ここは苦手としているのではと。それでも能力が何枚も違いますし、ジャックドールを早めに捕まえて先頭でゴールする姿が想像できますが、そうなればジャックドールは飛んでしまう訳で。逆に立ち回りで不利を受けてジャックドールが先頭ならこの馬が飛ぶ可能性もあります。危うさ孕む4歳2頭はやはりこの位置が無難ですね。

 ×ウインマリリンは能力や実績を考えてもこのメンバーでは上位です。前走は脚部不安がモロに出てしまいましたが、休み明けならば心配は無いと言えるでしょう。操縦性も高いですが乗り替わりは不安の為印としては少し評価が低めです。
 ×ジェラルディーナは前々走で距離に疑問かなと踏んでいましたが、前走で評価は一転。ジャックドールと違い溜めれば切れる末脚がありますし、前が崩れれば上位に食い込んでもおかしくない能力があります。京都記念5着のユーバーレーベンも、ユビアーに屈してはいたもものドバイで5着ですし、レースレベルも高かったのではないかと。

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