【15点から始める馬券生活】#JBCクラシック #JBCスプリント #JBCレディスクラシック 予想

予想

JBCスプリント

◎ダンシングプリンス
 簡単な方からやっていく。輸送と出遅れを無視すればスプリント戦では3年間100%馬券内のこの馬から。同型馬が2頭居るが何としてもハナを取り切って欲しい。テンは恐らくメンバーでも最速で、スピードに乗せてから緩まないペースを刻み押し切る内容が強い。サウジアラビア遠征は正に完璧な内容で圧勝。スプリント性能での格の違いを見せ付けた。有力馬がハイペース読みでハナ争いに加わらない点もプラス。地方馬との性能差はかなりあるのでプレッシャーも序盤のみで楽のできる展開になるはず。持ち時計も優秀でここは出遅れさえなければ勝てる内容だと思う。下記に挙げる2頭も含め3頭が抜けている。

○レッドルゼル
 ドバイ2年連続2着はやはり格が違う。どういう競馬でもまあ勝てる数字を持っているが、気になるのは枠順と脚質。中央馬で固まった時に進路が開けない可能性もあり、差し損ね自体もケースとして多く考えられる。地方馬も先行中団あたりにそれなりの馬が揃っているし、上手く捌けるかどうかに掛かっているが、ペースが上がれば馬群は開けるので大した問題でない気もする。直線が短いので射程内に入れながらの運びになるはずなので、動きたいタイミングで動ける位置に居るかどうかが重要になる。流石に不利は受けやすいがダンシングプリンスを差し切るだけの能力はある。

▲テイエムサウスダン
 前走は余裕残しの馬体で2着、久々の1200m戦でまだまだ上があると見て良い。淀みないペースを刻む馬だが多少息が入る展開の方が強く、スタートしてからコーナーまで長い盛岡コースは合いそうな印象。ベスト距離は1400mだが左回りの息が入りやすい広めなコースだと1600mでも好走歴があるようにここは前走以上のパフォーマンスが見込める。地力は最上位であるし、脚質も有利に働くと思われる。枠順の有利不利は無いコース形態なので、内枠各馬をコントロールするような内容で進めれば完封できそう。前にプレッシャーを与える競馬が強いのでダンシングプリンスに競りかけたら少し厳しいかもしれない。

△イグナイター
 恐らく地方馬の中では最強格で、前走は完全に伸びそうもないし進路も狭くなりそうな最内から上がり2位の4着。5着以下には6馬身かつ1秒差付けている点からも並の中央馬より100倍信頼できる。ダンシングプリンスの隣の枠というのも逃げレベルの先行を打つこの馬にとっては流れに乗りやすくプラスに働くと思う。前走で盛岡コースを経験できた分も大きいし初距離にはなるがマイルより向きそう。力はかなり付けている。

△プライルード
 南関東最強スプリンターの力を測りたい。前走の古馬挑戦は斤量優位もあったが着差を考えたら同斤量でも完勝レベルの内容。今回はJRAのトップ層と1キロ差という地獄条件ではあるものの、レッドルゼルと比較すると1列前で競馬ができる点もプラス。前が厳しい流れになった時に一発あっても。ダンシングプリンスを挟むがイグナイターを内で見られる枠に入ったのも良いと思う。

 馬券はこの5頭のボックスで、恐らくリュウノユキナが抑えになると思う。ヘリオスは枠とテンの早さを考えると向きそうにないので消し。流石に2列目から上がりが使えない馬は厳しいと見る。1400mベストだがマイルの方が良さそう。他が悪く見えれば多少は抑える。

JBCクラシック

◎テーオーケインズ
 流石に能力が違う。この馬とメイショウハリオが実績、能力共に抜けていてその中で優劣をつけるとすれば10割こっち。ただこの馬にも弱点はまって、好位置を取れず踏み遅れてしまったり好位置を潰すようなペースに巻き込まれると負けてしまっている。それでも4着なあたり地力はトップクラスで正直逆らう要素が無い。乱ペースを作りそうな馬もカフジオクタゴン程度で、この馬も特段後ろからの馬でないことを考えても流石にこのメンバーなら格落ちも良いとこ。上手く先行してペースを守りさえすれば崩れないしチャンピオンズCの叩きにしても負けられない相手ではある。何より有力馬の中で一番外なのが利点であり他馬がやりづらい点。他馬の目標となり得るがキレで勝てる馬が居ないのでスタートが鍵。

○カフジオクタゴン
 前走は斤量優位があるも致命的な出遅れからロスの多い競馬で一旦度外視したい。スタートに関しては別に悪くないが出足に関してはそこまで早くない。ただ、早めに仕掛けて長く脚を使えるタイプで、すんなりとテーオーケインズの後ろに付けられれば先に踏んで押し切れそうな脚力は持っている。比較的外を取れた点も、有力馬を締めることができてラッキーに思えるし、距離的な部分も一番相性が良い思う。こちらもスタート勝負だが、まあコース形態を考えればそこまで下手を打たない限りは狙い通りに進むのではと考えている。

▲メイショウハリオ
 前走は展開がハマったとはいえここ1年で重賞級競走3勝はマグレでは無い。テーオーケインズとかなり似た血統であるものの、半弟テーオーロイヤルが示すように長い距離での消耗戦を得意としている。出足が遅いので恐らく有力馬の中でも最も後ろの位置からの競馬となってしまう点が非常にマイナスだが、レース中に動きがあれば虎視眈々と狙えるポジションを確保できる程度の先行力はある。ハマればここも容易だろうが直線や最終コーナーの瞬発力勝負となった際に、斤量が軽い3歳馬に遅れをとってしまう可能性もある。差し込める展開になるかどうかだろうが、長く脚を使える利点はある。

△クラウンプライド
 前走はサルサディオーネのハイペースを先行しながら2着に残す力を見せたが、これに関してはケンタッキーダービーでルメール騎手が番手に付けた部分が大きかったのだと思う。切れ味がガッツリあるタイプではないものの、先行して粘り切る能力の高さは感じられる。福永騎手はスタートが上手いので気にする要因は無いがテーオーケインズの後ろに付けるのか、それとも前で粘り切るのかは読み切れない点があるので抑え。枠がキツいので恐らく2〜3頭目になる可能性は高い。中京の新馬戦、ドバイ、船橋と左回りの方がパフォーマンスが高そうな印象はあり、距離延長が鍵となるが太刀打ちできないレベルでは無いはず。

△ペイシャエス
 前走は太め残しの馬体に慣れないペースが堪えてしまった。それでも最後はジリ脚で伸びてきてはいるし、比較的前目の位置から長く脚を使えるのはクラウンプライドと似たタイプである。近走では、2列目の位置ではあるものの1つ前に馬を置いており2.2列目ぐらいの位置からレースを進めているが、本質としては1勝クラスを勝った時のような単独2番手の位置からの競馬のはずなので菅原騎手には思い切って欲しいところ。イグナイターが居るように血統的にはマイラーを多く輩出している点では1800mがベストの馬と見ているが対応自体は出来そうなタイプ。

馬券はテーオーケインズを中心にスローペースに持ち込めそうなオーヴェルニュを抑えとして、当日の馬場状態を見ながらフィールドセンスの取捨選択を考えていきたい。

JBCレディスクラシック

◎ショウナンナデシコ
 非常に難解。サルサディオーネのハイラップにテリオスベルの捲りがある以上先行馬にとっては非常に苦しい展開になる可能性が高い。故にどちらに対しても対応してきたこの馬を本命にする他ない。まあ実力は確実に1枚上で、同斤量なら正直相手にならないと思っているが、やはり不利を受けやすい脚質なのは明らかで、マークも厳しい流れになると思う。それでも勝ち切れるほど性能には開きがあり、叩いた上積みも見込めるので流石に逆らえない。枠は結構厳しめだが上手くコントロール出来れば地力で押し切れると思う。

○アナザーリリック
 ここは勝負に出る。このペースでショウナンナデシコ相手に勝つにはすぐ後ろもしくは射程内に入れて差し切る他ないので差し馬から選ぶのが常道と考える。半弟プライルードはダートで活躍している点を考えてもダート適性はあると見ているがどう転ぶかは正直分からない。直線の長いコースでも強いが小回りコースでも活躍が目立っており、直線の短い盛岡ダートコースでもしっかり脚は伸ばしていけると思う。馬格もあるタイプで適性的には戦っていけると思う。展開が向くかどうか。

▲ヴァレーデラルナ
 完全な上がり馬のこちらから。馬体が良くなり続けているし馬場差あれどタイムを伸ばし続けている。馬格があるタイプなので力の要る馬場状態となってもしっかり戦えるスペックは備えていると思う。大外枠が明らかにマイナス材料ではあるものの、テリオスベルに巻き込まれない競馬ができるのはプラス。距離自体はもう少しあっても良いタイプなのでロス分は考慮せず、前目から競馬ができるのでショウナンナデシコの後ろで控えて戦って欲しい。左回り経験が皆無なので信じる他ないがそこまで気にする要因でもないか。

△グランブリッジ
 まあシンプルに斤量減は強い。テリオスベルのペースアップにも対応できた点からも前々から渋太く粘り込めるとは予想できる。ただ実際問題展開面やスペックとして長い距離の方が向きそうなタイプだし、折り合い難や馬体重を考えるとそこまで強く推せないのが正直なところ。すんなりショウナンナデシコの後ろは取れそうだがそこからどう運ぶかと考えると決め手に1枚欠ける印象がある。長く脚を使える展開が理想なので2番手の方が無難かもペースの問題がある。取捨には難しいが能力はある。抑えが妥当。

△テリオスベル
 枠が終わってるのでどうかだが捲り戦法自体は強いのでここも抑え。上手く先行馬を飲み込むペースで走れば削り合いになるので理想的な展開となる。前々走でグランブリッジに負けたのは前の馬が弱すぎて余力を溜められていたからであるし、サルサディオーネの後ろで息の入りづらいペースとなれば削り切ることも可能であると見ている。牡馬相手でも健闘している点からも序列自体はまだ分からない部分が多く、綺麗にハマれば一発あっても。

△プリティーチャンス
 しっかりと差し込める馬だが差し損ねが余りにも多く、展開を待つ馬になってしまう以上は高い評価にできないのが正直なところ。流石にこれで流れないペースになることはあり得ないのでどこかで出番はありそうなだけにあまり評価を落とすのもやりたくない。堅実なタイプで牝馬なら上位だが脚を伸ばせる展開が欲しい。枠はグランブリッジの隣なので悪くはないがショウナンナデシコをマークするには少し遠く難しい位置。

△サルサディオーネ
 流石にプレッシャーが厳しすぎる。前半から息を入れず逃げるタイプで後半に掛けてテリオスベルが仕掛けてくると考えたら流石に左の鬼と言えど厳しいのではないか。パンサラッサと同じで早い逃げを息を入れずに打てるがオーバーペースには弱く乱ペースになると崩れてしまう。ただ実績上は最上位であるし斤量を考えたら同斤ならいけると思うがやはりペースが鍵となる。テリオスベルに対してゴリゴリ動く馬が集まりすぎで最終コーナーでのペースアップが地獄すぎる。

馬券は逆らえないショウナンナデシコから。ガミはカバーできたら良いか本線は◎○▲で狙っていく。中穴なので恐れず。

JBC2歳優駿は◎テレパシーで。上昇度では一番上に見えるし楽しみがある。道営のレベルは去年が高いように感じるしJRA勢から。

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