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【15点から始める馬券生活】#ヴィクトリアマイル 予想

前回の結果

本命のセリフォスは4着、対抗のインダストリアは5着、単穴のマテンロウオリオンが2着、注意のダノンスコーピオンが1着とさほど悪くない結果に終わりました。しかし、最低人気のカワキタレブリーが突っ込んできましたし、重い印の馬は飛んでしまったので買い方によっては大惨敗を喫していたレースであることには変わりありません。

馬券的には馬連で抑え、しっかりとプラスに持って来ることが出来ました。まあ何というか、勝ててよかったです…。

今週のヴィクトリアマイルは牝馬最強決定戦かというぐらいの豪華メンバーで、非常に楽しみな一戦となりました。堅く決まりそうな雰囲気こそありますが、例年微妙に荒れている点を考えるに、ある程度広げて買って損はなさそうですね。

レース展望

このレースは単純明快で、ディープインパクト産駒に桜花賞馬にリピーターを買えば大体当たります。

ディープインパクト産駒は東京芝1600mでもリーディングサイアーです。過去1年で二桁勝利をしているのはディープ産駒だけですし、昨年のこのレースに至っては馬券内全て同産駒のみですので大阪杯や秋華賞並に露骨な結果になることも。馬齢的に3〜5歳なので有意に数字が出易いですが、エピファネイア産駒は複勝率4割超えで復帰初戦のデアリングタクトには嬉しいデータです。先週の3勝クラスでもエピファネイア産駒のジャスティンカフェが勝利を収めていますし、古馬になって衰えが見えるような産駒ではありますが、とりわけ気にするデータでも無いかなと。

桜花賞馬はウォッカやヴィルシーナなどの2着ではありますが実質1着馬を含めると、凄まじい成績を残しており、今回はグランアレグリアの引退で2世代の桜花賞馬が参戦、実質1着のレシステンシアも含めれば超豪華な顔ぶれとなりました。レシステンシアはNHKマイルも2着ですし、スプリント気質になったとはいえまだまだマイルでも買える馬です。ここも要警戒ですね。

リピーターは施行回数の割に連覇が多いことからも立証されてますね。短距離GⅠということもあって、馬齢的な衰えが見受けられにくい点もあるとは思いますが、昨年凡走した馬も原因を分析すれば今年の好走に繋げることが結びつけられそうです。昨年3着のマジックキャッスルをはじめ、昨年からの臨戦は多く、世代交代を考えれば十分好走は狙えると思います。

今回も例によって調教評価をしています。参考までご覧ください

予想と見解と買い目

◎デアリングタクト
◯ソングライン
▲ソダシ
△レイパパレ
△レシステンシア
×マジックキャッスル
×アカイイト
☆ファインルージュ

これでいきます

本命は最後まで悩みましたが、1年以上のブランクがあるもののデアリングタクトに打ちます。牝馬限定戦での勝率は無敗三冠馬なので当然100%ですし、一昨年のJCや金鯱賞のレベルを考えても能力は国内でも敵無しにあると思います。雨がどうかもマイルがどうかも超前傾ラップの上に不良馬場に近い前残りの桜花賞をレースの上がりより1.5秒も速い末脚を繰り出した桜花賞を考えれば惨敗する姿を想像しづらいのが現状です。アーモンドアイ同様に、脚質や追走力を加味すればベスト舞台とは言い難いですが、レースの上がりが掛かっても消耗戦になっても戦えるのはこの馬ぐらいなものです。オークスでは1F10秒台を叩き出しマイル戦並の上がりを計測できている以上、良馬場でも重馬場でも不問でしょう。状態自体は秋華賞と同程度で八分出来で、走れる状態にはあると思いますし、トウカイテイオーやダノンキングリーのような復活撃に期待します。

府中のマイルであれば流石にソングラインです。ここと最後まで悩んだという感じですね。持ち時計は(ソダシの桜花賞を除けば)最速ですし、左回りのマイルで戦ってきた相手のレベルが違いすぎます。海外帰りがどうかも、状態は凄まじく良い上にこの馬は1戦使ってからの2走目の方が走る傾向にあり、まず3番手以内で買うのが定石としか考えられないです。この2頭で最内という極端な枠を引きましたが、位置取りに関しては同じところにあるでしょうし、ソダシやレシステンシア、レイパパレが行った先で好位は取れずとも多少動きやすい所を取れるとは思います。デアリングタクトよりスプリンター気質が強く、早めに抜け出したら甘くなってしまう点で最終的な対抗まで落としました。

ここからはアエロリット枠3頭です。血統、脚質、スピード能力からソダシ、レイパパレ、レシステンシアです。こことアンドヴァラナウトやメイショウミモザが先行しているので、持ち時計が優秀な先に挙げた3頭が生き残ると思います。ただし、基本的に前が残るものの差し切れるヴィクトリアマイルにおいてこの先行力はデアリングタクトやソングラインの的になり得るリスクを孕んでいますし、そうなった際の切れ味勝負には負けてしまう弱さがあると思います。この揃い方は昨年のエリザベス女王杯と似た印象を受け、総崩れまで読んでいるので基本的には抑えになりますね。印は性能的に府中マイルで叩き出せるタイム順です。

消耗戦で前が崩れる展開になれば出番があるのが昨年3着のマジックキャッスルとアカイイトですね。雨が降り、時計がかかる状態となってもある程度の対応力がありますし、正直ここは前が崩れてくれないと厳しいかなとは思いますので抑えめです。能力は高いですが、消耗戦になってある程度長い所で活躍した実績が活きるようになればという条件が付かないと難しいという点で、今回のレースの難しさを感じさせますね。

一番難解なのがファインルージュです。先行力にも決め打ちの切れ味にも優れ、能力的に安田記念を目標にしている節が見受けられますが、こればっかりはペースと馬場読みがモノを言う展開になりそうで…と言う印象です。自分からレース展開をぶち抜ける能力には無いですし、福永祐一騎手なら買いですが、ルメール騎手だと当日の馬場読みまでは難しく、先行か決め打ちか、最後まで分からない点で注意止まりですね。馬群を突き破る能力もありますが、どの位置でどう溜めるか、これに尽きます。

馬券ですが15点ガン無視でいきます
◎◯▲-◎◯▲-全
三連複フォーメーション 46点?でいきます

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