【佐藤智也】2019.10.20 川崎マリンエンデューロ 3時間エンデューロロード・ソロ 10位

自走で体を温めながら1時間程走り会場に到着。
遠藤さんが逃げている姿を見てモチベーションも上がる。海の見えるベンチで準備をしていると、サックス奏者の方が近くで演奏をしていてリラックス出来た、側にいたゲスト参加選手も一緒に拍手。
スタート前に久々に会う仲間たちと話ながら先頭付近で号砲を待つ。

ローリングスタート後にそこまで集団のペースが上がらなかったので、落ち着いて走るように心掛けていると徐々にポジションが下がってしまう。
高岡さんから声掛けてもらい徐々に上がっていく。
今の自分が3時間レースを走り切れるか不安で消極的な走りになってしまった。
仲間のいる前方で走れば色々と伝えられるし、キツイならローテに加わらない方法もあるし、何よりレースの展開が分かる位置にいなければ何も始まらない。反省です。
この時もまだ序盤、その後にチームメイト3人含む10人程の逃げが出来たのを見て、追っかけて自分も加わるが、心拍上がり切ったままで終始ヤマケンさんの後ろにピッタリ付く。ただ人の数を増やしただけで何も出来ず2周ほどで集団に吸収。その後にヤマケンさんは単独で逃げる、積極的なレース展開を間近で見られて刺激が入った。
脚がない自分に情け無さを感じたが、ゴールまで絶対に千切れないで、今の実力を知るためにも全部出し切れるように集中する。

中盤辺りから脚が攣ってきて集団後方に下がってしまい、近くにいた長島さんと粘ろうと声掛け合い助け合う。
2時間経過した頃には集団の数も減り、脚の攣りも少し収まってきて前方へ上がりチームメイトの居る所へ。
脚攣ってたと伝えながらローテに加わる時、妙に力んで無駄な加速をしてしまった。もう大丈夫アピールなのか分からないが無意味だった。
残り時間が少なくなると選手たちの疲労もあり集団のペースが下がり、横に広がる事も。
ラストラップでは数名の選手がペースを上げ縦一列になり、一番キツイ所だったが粘る。全体を通してほとんど食らいつくだけなので、周りの選手には申し訳なかった。
ゴールスプリントに向けて位置取りが始まり5,6番手辺りの位置で最後のUターンに向かって行く。
すでに逃げはゴールしているし、スプリントを頑張っても入賞は無いのに、ゴール目前にしてしまうと攻めた走りになってしまった。
その結果、違うクラスで優勝狙える位置にいた福田さんの走りを邪魔してしまった。
やってしまったと自重してゴール。
福田さんはブレーキしたにも関わらずトップまであと少し所まで巻き返していた。
申し訳なかったです。

反省点だらけで、今回のレースでは色々と勉強になる事が多く、今の自分の実力も分かり、当たり前のことだが3時間走り切れた事は自信になった。仲間がたくさん居るレースを走れた楽しさもあった。

今週末のクリテリウムでは躊躇する事なく結果を求めたレースを目標に。


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