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術後のリハビリ開始 〜前十字靭帯再建/脛骨骨切り術を同時に手術したオトコ〜

手術当日〜術後4日目

1月26日㈬午後14時頃から約3時間
『前十字靭帯再建手術』と『右脛骨骨切り手術』を行い、無事に終える事ができました。
その日は全身麻酔で意識が混沌とする中で、手術の終わりを知り、その後は痛さと寝姿勢から来る腰痛との闘いでした。
ほとんど寝付けぬまま朝を迎えました。
点滴による痛み止め、抗生剤の投与。大腿部から挿入した神経ブロックで、術後の痛さを軽減し、感染症や炎症を抑え込むように安静にしていました。

術後1日目
本来だとこの日の午後からリハビリが開始される予定でしたが、やはり痛さや患部(特に骨切りをした部分)の腫れが強く、足首を動かして浮腫を解消し血栓を防止する動作も苦痛で、この日はほとんどリハビリはせずに終了。
夜の腰痛、手術脚の踵の痛みが影響してなかなか寝付けず…。

術後2日目
夜なかなか寝付けず、朝食後に睡魔が襲ってきたり、あまり良いリズムではない中、睡眠時間を確保しつつ回復を目指す。
この日の午後、はじめてリハビリを行いました。
大腿部のマッサージ、足首の曲げ伸ばし、大腿四頭筋の出力で筋肉を呼び起こしつつ、脚全体の循環を高めて浮腫を解消するようなアプローチをしました。
でも、まだ無意識に力が入っていて、特に大腿部の付け根の筋疲労が顕著、徐々にそうした力みも取れると良さそう。

術後3日目
足首の浮腫みが少しずつ取れて来てるのを実感。夜は踵の痛みから逃れる方法(寝方の工夫)で少し睡眠もましになったが、まだ腰痛を解消するベストな形が見つけられず、、
ちなみに、普段は床に布団で丸まって寝ているので、ベッドの上で基本仰向けで寝るのは、腰が全く耐えられない。
だけど、この日看護師さんが夜寝付けない私にマットレスを硬め(薄め)に変更することを提案してくれたので、そうしてもらったところ、こちらも睡眠改善に繋がった!

リハビリ&トレーニング
リハビリは、恐怖心を乗り越えないといけない。
この日のリハビリはラバーバンドを使って負荷を掛けながら足首の曲げ伸ばし、ふくらはぎを使うメニュー。電気マッサージをももに貼り付け一定時間繰り返し曲がった膝を床に押し付けるセッティングというメニュー。
膝のお皿を上下左右に動かすマッサージ。
こうした膝へのアプローチに加えて、この日は『トレーニング』が追加され、上半身を使った体幹を意識したメニューを行いました。
・バランスディスクに脚を伸ばして座り、肘を伸ばし棒を持ちそれを上下させる(20回×3セット)
・バランスディスクに脚を伸ばして座り、肘を曲げ棒を持ちツイストする(左右15回ずつ×各3セット)
※体幹部と腕の位置関係を変えない
・バランスディスクに脚を伸ばして座り、2キロの重りを持ち20秒−10秒レスト−20秒で前/上に腕を曲げ伸ばしする
(セット間レスト1分×3セット)
・仰向けになり、左脚を各90度に曲げて、上半身をおへそを見るように上げる(20回×3セット)
・仰向けになり、左脚を膝を伸ばしたまま持ち上げる(20回×3セット)
こうした事からもゼロから身体の使い方を学び直させる。
幼児期にはなかった思考と共に成長する状態となっています。
シンプルに、地味に、キツイけどいかに大事かを実感しながら、活かせるメニューや考え方をしっかり還元できるようにしたい。

術後4日目
マットレスを変えて腰痛がかなり軽くなったが、トレーニングの腕の運動の影響で首が凝り片頭痛を発動。未だ平穏な睡眠は訪れない。。
この日は、日曜日でリハビリがないので、午前と午後に基本的なメニューを行った。
ここで、膝を90度まで曲げる為のストレッチとして、脚を腕の力だけで膝が曲がるようにするメニューがある。
前日のリハビリ時に行ったが、かなり恐怖心があり難しかったが、今日の午後2回目の自主トレ時にはまた曲がる角度が良くなってきている。
これが約1週間後に90度までスムーズに曲げれるようになるのが課題。
まだまだ道のりは長いが浮腫が解消され、元に戻りつつある脚を見ながらまた次のリハビリを楽しみにしたい。

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