ともぞうの性別放浪記 その2
自分の原稿が載ってるメルマガを読んで、めちゃくちゃ肩に力が入っているなーと反省しながら、この原稿を書いてます。
少しずつ力を抜いていきたいと思っておりますが・・・。長い目でおつきあいいただければと思います。
さて、皆様は「国勢調査」の回答はお済みですか?
このメルマガがみなさんのお手元に届く頃は、インターネット回答をされなかった方へ紙の調査票がぼちぼち届いている頃と思います。
いきなり、国勢調査の話?とお思いかと思いますが、今回の国勢調査ではちょっとした出来事があったのです。 そのことをお話しさせていただきたいと思います。
国勢調査の調査項目に性別欄があるのはご存じでしょうか。 たぶん、皆様は特に気にせず男性もしくは女性にチェックをつけた(またはつける)と思います。
では、トランスジェンダーの人はどっちにチェックをつければいいのでしょうか?
戸籍を変えてない場合、戸籍の性別?自分の自認する性別?と迷い、もう調査なんか嫌だーと思うこともしばしば・・・
今回の国勢調査では、性別欄について問うと、「性別欄はありのままを記入してください」という回答が返ってきます。
ありのままって?!と思うところですが、自分の自認する性別でチェックをつけてOKという話です。
そこで、あれ?と思う方もいるかもしれませんが、国勢調査は住民票などと紐付いてる訳ではないので、戸籍が女性だった方が、国勢調査で男性と回答してもOKとのことでした。
ちなみに、私は国勢調査を男性で回答しました・・・(どうでもいい情報ですが)
そして、もう一つ。こちらの方が重要なのですが、同性カップルが今回から一つの世帯として集計されることとなりました。
今までは、同性カップルとして回答をしてもエラーとして弾かれたり、調査員に二世帯に書き直されるといった具合でした。
今回の国勢調査では、当事者団体の申し入れもあり、今のところその他の親族扱いという形ではありますが、一世帯として扱われるところまで来ました。
その話を聞きながら、アドボカシーの大切さを再確認しましたね・・・。
私がやっている自助グループは、アドボカシーをあまりやっていませんが、こうやってやってくださる団体があるからこそ、先へ進めるのだなぁと感慨深い感じです。
と、SCAのメルマガらしい話題で、今回は締めたいと思います。
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