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はじめての熱性痙攣 #tsunaのきろく番外編1



まさか、自分の子どもが。
はじめての熱性痙攣。
そして、チアノーゼ。
涙が止まらなかった。
#tsunaのきろく番外編1



先月の話ですが記録残し。
大学病院に入院、5日間で退院した。
子どもが元気になり本当にホッとしている。

もらったお薬手帳に貼る
退院後の処方薬の指示記録には、
病名が書かれていた。

「アデノウイルス」
「溶連菌」
「突発性発疹」


そう、子どもが今回入院にまで至った原因は、上記の病気のトリプルコンボだったためである。しかも入院前に、熱性痙攣とチアノーゼまで起きていた。




コトの発端は、前の週の火曜日。月曜・火曜のたった2日の保育園で、鼻水がでるようになって帰ってきた。水曜日、さらに鼻水がダラダラしていた。

木曜日、朝の時点で37.0〜37.5の微熱。どうせ無理やり行っても、呼び戻されるだろうし、翌日が祝日のため、念のため保育園をお休みして病院へ行くことにした。午後、38度を超える高熱に。この時インフル・コロナは陰性で、風邪薬をもらう。この日は寝る前、40度だったため坐薬を入れた。

金曜日、坐薬のおかげか午前中37〜38度、午後38〜40度の熱。ごはんは食べるし、比較的元気だった。お風呂に入り、夕飯を食べ、歯磨きをし、あと寝るだけという状態。40度あるし、あとは坐薬を入れて寝るか…と考えていたら、子どもがふっと倒れてきた。

身体の力が抜け、なんだかおかしいと思ったら
目が右上に上転し、左手を規則的に振る。
SNSで見たものとは違うけれど、

これは間違いなく、熱性痙攣だ。

そう直感でそう思った。
ずっと呼びかけるが、目線が合わない。
時間は30秒くらいだったように思う。時間を測る余裕なんてなかった。そして熱性痙攣の症状が終わった直後、鼻水を詰まらせたのか、激しく咳をした後に、動かなくなった。すぐに唇が青紫色に。そのあと体全体が土気色に変化してきた。

チアノーゼだと判断、即座に119番通報をした。

119番先の相手に、住所を聞かれて答えられなかった。まさかの住所をど忘れした。そのくらい冷静さを欠いていた。建物の名前を言ったら判ってくれた。
そして「お母さん落ち着いてください」「もう向かってますから」と言われるも「落ち着けるかボケェ💢」と思いながら話しているうちに、子どもに意識が戻り、顔色が戻ってきた。

安心してめちゃくちゃ泣いた。
本当に一瞬であったが、意識がない子どもに、このまま動かなかったらという恐怖。今思い出すだけでも泣ける。子どもを失うのが怖いという感情が、どうしようもなく襲ってくる。

ただ、泣いてるうちに、怒りが湧いてきた。それは、

そもそも、子どもが40度熱出てる時によく飲みにいけるよなと、という夫に対する怒り。

夫への怒りの言葉を口にしつつ、救急に乗る支度(お出かけセット+薬など)をした。

その後まもなく救急車が到着、受け入れ先が決まり、夜間対応の小児科へ行った。熱性痙攣の予防薬をその場で入れ、薬が処方された。
夫と義両親(徒歩3分)に同時にLINEをして、すぐに反応があったのは義両親。迎えにきてくれて、一緒に帰宅。義両親と入れ替わりで夫が帰宅した。

夫には、子どもを寝かしつけたあと、熱性痙攣〜救急や薬の話を一通りした。夫の第一声が「やっぱりtomotsunaも免許とったほうがいいね」で、私は「マジナニイッテンダコイツ」って顔してたと思う。(※かねてより、夫は私に免許をとれとうるさい。夫には夫の考えがあるようだが…その話はまた今度。)

その日は痙攣予防の「ダイアップ坐薬」を、朝4時に入れるというミッションがあった。3:30に起き、その次に起きたら5時近くだった。もちろん、ゆっくりなど寝られなかった。

土曜日、午前中は熱はなく、ごはんも食べられた。
しかし、よたよたとしている。お昼にかかりつけの小児科に行って追加のステロイド剤をもらった。先生から「熱性痙攣の薬は強い薬だから、意識はハッキリしているけどフラフラするので転倒に気をつけて」と言われた。それ夜間の先生に言われなかった…。夕方から熱が上がり始め、39〜40度に。坐薬を投入。

日曜日、39〜40度。坐薬を入れるが、効かない。予防薬をいれているので大丈夫だろうと思いつつも、熱性痙攣の恐怖が蘇る。坐薬は次の投与まで、6時間はあけないといけない。とりあえず最後の坐薬が効き始め、すんなり寝たので、ほっとした。

翌日、月曜。
寝起きこそ37度台だったものの、日中38〜39度。義両親からの強い勧めもあり、紹介状をもらえないか聞くことになった。義両親のすすめで珍しく夫も病院に着いてきた。一通り検査し、そのまま大学病院を紹介された。5日間の高熱、検査は一通り陰性、血液検査の値も悪くない。原因がわからない。ただ、食欲が落ちて、いつも高熱でも元気な様子(院を走り回ってる)を知っている先生は、さすがにぐったりしている子どもをみて、判断したようだ。

次回、付き添い入院について。







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