#130 マーベル熱が再燃！アジア初のヒーローが誕生した作品『シャン・チー／テン・リングスの伝説』

＜最強であるが故に戦いを禁じた＞
NEWヒーローが誕生

初のアジア系MARVEL作品をご紹介します。
香港をはじめとするカンフー映画が流行していたときに原型が生まれたキャラクターです。そして、MARVELシリーズで初めてのアジア人ヒーローでもあります。

最強武術として知られているマーシャル・アーツ、中国拳法を駆使する格闘家のスペシャリスト。
ど派手な戦いばかりではなく、1対1でも戦いを繰り広げるので、どんどん作品の世界観に引き込まれました。

過去のMARVEL作品と同じ世界観ではありますが、過去作の知識がなくてもめちゃくちゃ楽しめる作品でした。

新しいヒーローには、中国系カナダ人俳優のシム・リウが抜擢されました。
そして、闇の組織の首領として君臨する父親の元で、暗殺家としての育てられたシャン・チーですが、まじめで心優しい精神性と人格を持っています。

"力の象徴"である伝説の腕輪《テン・リングス》
テン・リングスは10個ワンセットの神秘的な功夫環です。

そのリングを持っているのが、父親のシュー・ウェンウー。
犯罪組織の首領である父と伝説の村ター・ロー出身の母イン・リーとの間に生まれた青年です。

母親と過ごした穏やかで平穏な時間のおかげで優しい心を持っています。
自分自身では無闇に力を振るうことなく、ケンカや殴り合いにも参加しません。世渡り上手で家族や友人を大事にする人柄です。

父が率いる犯罪組織で最強の力を持っていますが、最強ゆえに戦うことを禁じた青年が仲間と世界の危機に直面したときにさらに新しい力を得て、戦いに参戦していきます。

マーシャル・アーツを駆使して繰り広げられるマーベルの新ヒーロー
どんどん広がるMARVEL作品の中で、一段と身近に感じることのできる世界観にドはまりしてしまいます。

大いなる力と大いなる責任を持ったNEWヒーローの活躍に注目です。