#132 【マンガ】「うえきの法則」に学んだ才能と努力の大切さ

週刊少年サンデー(小学館)で連載され、全16巻で完結した作品
中学生・植木耕助が異能力を駆使して悪と戦う姿を描いた王道の少年バトル漫画!!!

あらすじ

「神の座」と「空白の才」を巡り、
"何かを別の何かに変える能力"という異能力を持つ中学生が神候補の天界人の代わりに戦っています。

『空白の才』とは、自分の好きな才能を何でも手に入れられる能力。
善人が手にした場合は夢と希望のある力になりますが、
悪人が手にした場合は人の夢や人生さえ壊す力にもなります。

中学生らしからぬ考え方や風貌をしたキャラクターがたくさん登場するのはご愛敬ですが、"空白の才"と"神の座"を悪人が手にすることを防ぐために植木は奮闘していきます!

神の座をめぐる戦いとは

神候補者が"何かを別の何かに変える能力"という異能力を中学生に授けます。そして、中学生本人が神候補に代わって戦いを繰り広げます。
能力者を倒すと"才"を手に入れることができますが、異能力を使って能力者以外を傷つけてしまうと"才"を失います。

持っている"才"をすべて無くしてしまうと、その人は消滅してしまいます。そのため、植木を除くキャラの多くは危険を冒すことはありません。

その危険性があるからこそ、植木のとっさの判断や人柄、正義感が際立って見えます。

主人公・植木耕助の人物像

困っている人を見過ごすことのできない正義感を持った主人公。
自分のメリットや犠牲、リスクを顧みず、身体を張って行動します。

神候補から授けられた異能は"ゴミを木に変える"能力を持ちます。
実は出生に布石も持っているのですが、主人公らしい努力する姿勢がすごいです("神器"と呼ばれる力がレベルアップするごとに中二病心がくすぐられます)

幼い頃に危険を顧みず、自分のことを助けてくれた神候補の小林に憧れています。その憧れた人だったらどう考えて行動するか、実際に近づくための努力と姿勢をどんなときにも崩しません。

生まれ持った才を失ってでも人を助けたり、ボロボロにされながらも信念を曲げずに何度も戦います。そこにも植木の人柄があふれており、そこから生まれる名言もたくさんありました。

名言・格言

「才能がないなら、その分頑張りゃこと足りる。全然どうしようもなくねぇぞ?」
「叶った時、一緒に喜び合える誰かがいるから、"夢"なんだろ?」

人のために行動するために自分の考えと行動力が必要です。
才能の有無ではなく、自分自身の努力を継続していくことの大事さ、
そして、どんなときにも人のために行動することの大事さを学んだ漫画です。

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