好きなことを職業にすること

好きなことを職業に出きる人は羨ましいと思っていた。

スポーツ選手に歌手、俳優。小さい頃からの憧れがそのまま夢となり、それに向かって努力する。

医者や弁護士なんかもそうかもしれない。何かしらのきっかけがあって、なりたいと思い、ひたすら勉強して頑張る。辛いこともたくさんあるが、夢に向かっていくので頑張れる。

誰しもできることなら、嫌いなことや苦手なことはやりたくないし、生活のためとはいえ、仕事にしたくない。

しかし、大部分の人は、途中で夢やぶれて不本意なとは、言い過ぎかもしれないが、妥協した職業に就く。もしくは、これが自分の天職であると言い聞かせて頑張る。

その中には嫌いなことや苦手なこともクリアしないと先に進めないことがたくさん出てくる。その度に挫折し、夢が叶って職業に就いている人を羨む。


しかし、今は思う。

子供の頃や学生の頃、そこまで強い思いで夢に向かっていたか?そこに戦略や作戦はあったか?具体的なプランをもって体を鍛えたり勉強したりしてたか?

ましてや、子供の頃や学生の時など、嫌いなことや苦手なことだらけなのだ。それらを一歩づつクリアして得意になったり好きになったりして、得意なこと好きなことをを増やしていく。子供の頃や学生の頃、存在すら知らなかった職業も知る。

それでもまだ、自分の好きなことを職業にしている人を羨ましがっているとしたら、それは、何も考えず頑張ってる方向が誤っているか、まだまだ、修行が足りない為に視野が狭いか、自分の幸福さに気づいていないかだ。そう思う。楽をするのではなく楽しもう。

ほとんどがドラマ。