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新緑の奈良を満喫!日帰りおすすめコース

こんにちは!爽やかな新緑のこの時期は、1年で最も好きな季節です。

青々とした緑が美しいこの時期にぜひ訪れてほしい!ということで、今回は奈良市の日帰りモデルプランをご紹介します。



11:30 近鉄奈良駅着

奈良市までは、大阪・京都からそれぞれJRまたは近鉄電車でのアクセスが一般的です。

今回は、神戸から近鉄奈良駅を目指しました。阪神電車に揺られること約1時間半。鹿×五重塔という、なんとも奈良らしいお出迎えですね。

東向商店街ひがしむきしょうてんがい

近鉄奈良駅の2番出口を出ると、目の前に商店街が。ここは、飲食店やお土産屋さんがとても充実しています。

駅から歩くこと約7分程で奈良公園が見えてきます。目印は「猿沢池さるさわいけ」。奈良公園で鹿を目撃すると、「奈良に来たんだな」と改めて感じます。


12:00 奈良の郷土料理を満喫

さらにゆっくり歩くこと約10分。「ならまち」は、千二百余年前の都「平城京」の道筋をもとにしており、古い町並みが残る観光スポットです。

せっかく奈良に来たなら(!)と、名物の柿の葉寿司はぜひとも頂きたいところ。おすすめは、「柿の葉ずし 平宗ひらそう 奈良店」さんです。

私が頂いたのは、にゅうめんと柿の葉寿司のセット。

にゅうめんは素麺を温かい出汁で食べる料理で全国的に知られてはいますが、実は奈良県が発祥の郷土料理だそう。

天ぷらも美味しい。ごちそうさまでした!

■詳細情報
・住所:〒630-8374 奈良県奈良市今御門町30-1
・アクセス:近鉄奈良駅から徒歩約10分 / JR奈良駅から徒歩約20分
・営業時間:10:00~21:00


13:00 いざ、春日大社かすがたいしゃへ!

腹ごしらえを済ませたら、目的地である春日大社へ。長い参道を歩いていると、観光客に交じってここでも鹿に遭遇します。

石燈籠と並んで。風情がありますね。
お辞儀をすると返してくれました。
「鹿せんべい」につられ、学生たちとひたすら一緒に歩いていた鹿。

緑豊かな長い参道を歩くには、新緑の季節がぴったり。春日大社を代表する立派な石燈籠はなんと約2000基ほどあり、社寺で日本一と言われているそう。

立派な鳥居が見えたら、観光客もまずは記念撮影。ここから境内に入ります。

現存する室町時代以前の燈籠の6割以上が春日大社にあると言われているそう。

境内に入ると、その釣燈籠の数にも驚きます。艶やかな朱塗りはお見事。ついつい写真を撮りたくなります。

しっかり参拝をすませて、お次は隣接する植物園へ向かいましょう!

■詳細情報
住所:〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160
・アクセス:JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バスで春日大社本殿行「春日大社本殿」下車すぐ
※季節によりバスの運行や時間が変更になる可能性があります。


14:30 萬葉植物園で藤を愛でる

春日大社は、古来より藤の名所としても有名です。今年の開花は残念ながら終わってしまったそうですが、この日はちょうど見ることが出来ました。

園内を少し歩けば、だんだんと藤の甘~い良い香りが。「こんなに種類があったのか」と驚くほど、たくさん咲いていました!

「藤の園」では、20品種、約200本を植栽しているそう。この広い園内であれば混雑も緩和され、ゆっくり藤を鑑賞することができます。


15:30 甘味処で一休みして、解散!

参拝して藤を愛でたあとは、甘いもので一服。春日大社の国宝殿に隣接するカフェで、期間限定の「藤ソフト」なるものを実食。

ほんのり藤の香りがしたような…?あっさりしていてとても美味しかったです。

なめらかなのど越しで美味。

帰り道にならまちに立ち寄って、お茶の時間をしっかり確保するのもあり。

私は前回、台湾スイーツ「トウファ」が美味しい「猿沢豆花」さんでカフェ時間を満喫しました。ならまちでは、夏場のかき氷も大人気だそう!

いにしえの都・奈良を半日で満喫する日帰り旅。

奈良公園でくつろぐ鹿たち。

歴史ある古都の中でも、京都とはまた違った雰囲気を味わえる奈良。公園でくつろぐ鹿を横目に参道でウォーキングしているだけでもリフレッシュできる、素敵な場所です。

新緑の奈良を感じに、ぜひ一度足を延ばしてみてはいかがでしょうか。



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