RSRに行くようになったきっかけ

こんにちは。ともちゃんです。
記憶力がダチョウとなんら変わりません。
物忘れに関しては定評がある私なのでそろそろ初心を忘れてしまったり、思い出補正されそうな気がするのでここに書き留めておくことにしました。

ダラダラと書いていきます。

※当時の感情をそのまま書いてますので不適切な表現や偏見も含まれます。許して。

初めてのRSR

RSRに行くきっかけはRSR16で、当時長男のハマっていた湘南乃風が出演発表された時。
「湘南乃風のチケットなんて取れる気がしないし大箱で豆粒みたいなHAN-KUN見るよりさ、フェスなら頑張れば前で見れるんじゃない?(知らんけど)」って感じで。
ライブなんて行ったこともなかったので勝手なイメージです。

そう。私はライブも行ったことがないのにいきなりRSRに足を運んだのです。

(高校時代友達に付き合って欲しいって言われて行った長渕剛のコンサートは記憶から消し去っています。剛コールしたことも、とある曲のタイミングでクラッカー鳴らすんだけど持ち物検査で見つかると没収されるからと言われブラジャーの中にクラッカー隠し持って入場した事もすっかり忘れています。
物忘れが酷いので。)


当時アラフォー。正確に言うと39歳。最後の30代。
音楽はCDでいいじゃん、どんなときも変わらず決まった綺麗な音だけを聞いていたいと思っていた私がライブデビューです。

とは言っても地元のフェスなので初年度からそういうイベントがあるって言うのは知ってたし、(偏りはあるものの)音楽は好きな方なのでRSRには興味がありました。どんどん規模が大きくなっていくRSRに興味は持っていました。なので、これをきっかけに行ってみようと思って長男に話したら行きたい!とのことで。じゃチケット取りましょうとなったわけです。当時小学生だった次男はお留守番。

今じゃ考えられないけどこんな思いつきでコンビニで買えたんですよねチケットが。
神頼みしたり、徳を積んだりしなくても駐車券もテントサイトも通し券も買えた。
「高ぇ!」って思いましたね当時は。
今はと言うと生きるための必要経費です。生活費ですね。えぇ。

とりあえず湘南乃風が出演する2日目のチケット購入。

当日は昼頃にふらっとタクシーで会場へ。
リュックに軽い防寒着と椅子だけ背負って。

晴天でした。晴天すぎる。暑い。クソ暑い。
舐めてました。ノーメイクに日焼け止めも無して挑んだんですよ。ばかでした。
(会う人会う人にドン引きされるくらい焼けました)

湘南乃風までは少し時間があったので散策。
でかい玉に入った水曜日のカンパネラが観客の上を転がりながら歌ってた。
曲が終わり「すみませんステージの方に戻してくださーい」って言ってた。
みんな楽しそうに人間の入った玉を前に送っていた。大の大人がめっちゃ笑顔で玉転がし。

めっちゃ楽しそう!みんな笑ってる!
もしかしてライブってすごく楽しいのでは??って思ったのは多分この時。
水カンのことはあまり知らなかったけどとにかく楽しそうだった。アーティストもお客さんも。

お目当ての湘南乃風、盛り上がり最高でしたね。割と前の方で見てたんですけど砂ぼこりえぐかった。
この日のためにスプレーでゴールドに髪を染めていたやんちゃそうな兄ちゃんとこれまたスプレーでシルバーに染めていたやんちゃそうな兄ちゃんの後ろで彼女を守る彼氏並に長男を守りながら見た。
テレビで見たことあるタオル回すやつ、経験した。
(コンサの試合ではよく回してるけど)

HAN-KUNの「隣の人と肩を組んで〜」の掛け声で長男は横のお兄さんに「組もっか!」と声掛けてもらって楽しそう。優しいお兄さんありがとう。

私が息子と反対側をチラッと見たら50代くらいの男性。あからさまに目を逸らされました。なんなら腕組みまでして全力拒否の姿勢。
あ、大丈夫です、私もそういうの恥ずかしいんで1人で楽しみます。

ライブ終了後、またフラフラと散策。
歩いても歩いてもどこにもたどり着かないw
遠い。何もかも遠い。
当時徒歩3分のコンビニにも車で行っていた人間なのでそれはそれは遠く感じました。

Twitterでバッジがあると知って何回か回した。業者みたいな人がわんさかいて行商みたいなことしてた。
怖かった。
悪い人達だと思ってた。(ごめん今は愛してる)

フラフラとサンステに戻ったらスカパラが演ってた。
長男に「学生時代この人達好きだったんだよね〜」なんて話しながら素通りして(今じゃありえない)「小樽出身らしいよ」とpillowsの顔だけ見にEARTH。

お目当ての湘南乃風が終わったので特に何することもなく日が落ちてきて松山千春。
歌詞を見ながら歌ってるの意外だったんだけど「他人に頂いた曲なら気をつけるけど自分の作った歌詞だと俺なのか僕なのか君なのか貴方なのか忘れちゃう」というような話をしてた。なるほどね。

…ってか寒くね?こちらも舐めてた。
知ってたんですよ、Twitterで夜は寒くなるという情報は得ていた。だがしかし内地の人の寒いなんてあてにならんのでは?とタカをくくってました。ごめん許して。
「寒いから帰りたい」と長男。
うんわかる。寒い。じゃ帰ろ。
滞在時間7時間。楽しかったね。

家に着きお風呂入ってスッキリ。

…なんだろ石狩帰りたい。戻りたいRSRに。

ツイート検索してたら「もう帰るので駐車券欲しい人いたら会場近辺で譲りますよ」って書いてる人いた。
ぶっ飛ばせは間に合うな。
今じゃわかるけど、その時はそれに対して悪いこととは考えられなかった。
でも、当時は次男もまだ小学生で、お母さんが子供置いて夜遊びだなんて…という感情も少しあったのでグッと堪えて寝た。
私の初めてのRSR終了。

RSRその後


次の日からずっとずっとRSRのタグ検索してた。
文句一つ上がってこない楽しそうなツイートばかり。やっぱり戻りたかったなぁなんて思った。

スペシャで放送されてた特番を見た。
伝説のTOSHI-LOWの「おはようございます」を見た。当時BRAHMANを知らなかったので人を殴りながら歌ってるTOSHI-LOW怖って思った。変な観客いて感情的になってしまったんだと思ってた。これだからバンドマンは…。
放送事故かと思ってた。

まさかあれが通常運転とは思わなかったよ。
今なら笑える。鬼がまぁた暴れとるって笑える。
それとね、TOSHI-LOWに殴りかかってる半裸の男とその後お友達になるなんて思ってもなかったw

湘南乃風しかまともにライブ見てないから番組見ててもほぼ初見(今もそんなに変わらない)だしアーティストも詳しくないから筋少老けたなーとかORIGINAL LOVEの人ってこんなくどい顔だっけ?とか思ってた。

そんな中キラキラ輝くイケおじがいたんですよ。
KEMURIです。
ふみおさんに一目惚れしました。

しばらく経った頃KEMURIのライブ情報が出ました。

「ライブも行ったことないババアが1人で行ってもいいもんなのだろうか」
という気持ちをそのままツイートした。

KEMURI公式に引RTされ瞬く間にKEMURIファンがリプしてくれた。
「大丈夫!私も1人だよ」「札幌なら私たちがいるよ!」「私もババアです」

高校時代、学校帰りにZeppの前通っては不良がいる!怖い!と思っていたんだけどもしかしてライブ行く人悪い人じゃないのでは?

で、結局チケットを買って初めてのライブハウスに行った。長年のKEMURIファンが手厚く迎え入れてくれて最前ドセンに手招きされたがさすがに新参者なので後方の隅で見た。凄かった。本物が目の前にいる。テレビで見た人がこんな近距離に。
みてる。私の事みてる。ふみおさんが私をみてる。
素敵。
ライブ…すごい楽しい。

ってことはRSRに行くとこんな楽しいライブが何本も見れるんだ…すげえ。フェスすげえ…。こりゃ楽しい。

来年絶対通しで行く!テント買う!1秒でも多くあの地にいたい!

虫嫌い、外で寝るなんて耐えられないを乗り切れるか分からないけど絶対にRSRに行く!と決意。

キャンプどころかテントも建てた事ないし全てにおいて無知だったんだけど、TwitterにいるRSRガチ勢が本当に優しく丁寧に教えてくれた。
オススメのテント、サイズ確認…何から何まで教えてくれた。

ライブ行く人への偏見がかき消され、そんな偏見持ってしまったことを本当に申し訳なく思った。
RSRガチ勢1人残らずいい人だった。
本当にあの時アドバイスくれた皆さんありがとう。
一生RSRのチケットが当たるように祈らせてください。

そんな感じでRSRに魅力され沼に自ら足を踏み入れどっぷりとRSR沼にハマったわけです。
1年目からどっぷりと。