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先日の創作大賞応募記事の没ネタ

note創作大賞2022、応募した皆さんお疲れ様でした!僕は案の定しめきり当日に投稿しましたよ!

言い訳の一つとしては、僕、推敲に時間がめっちゃかかるんですよ。
というのも、書いてるうちに、どんどん語呂を掛けたくなったり、わかりにくいニッチなネタを仕込みたくなったり、張ってもいない伏線を回収したくなったりするのです。皆さんはそんなことありませんか?一般的にはないかもしれません。でも僕はしたくなっちゃうのです。
だから推敲のつもりが加筆加筆で、そしたらまた最初からの推敲が必要になっちゃうのです。これでは記事投稿を遂行できません。ほら、すぐこういうわかりにくいダジャレを入れたくなっちゃうんです。でも、思いついたこと全部書いてたらキリがない。

というわけで、今回はその未公開シーンを紹介します!

こちら!


ところで、「字」という字は、どうしてウかんむりに子、なのでしょうか?

それは、

この「遺伝字」という言葉遊びを名付けるために他ならないです。

名付ける、とは新しい概念を説明するためのもの。
遺伝子と文字の間に、たくさんの素晴らしい共通点があることを表現するためには、良い名前が必要です。
もし漢字が異なるものだったとして、「イデンシモジ」というタイトルではしっくり来ません。「イデンジ」でも、遺伝子というよりは遺伝+ジというニュアンスです。「遺伝字」だから、遺伝子と文字が対等に名前に溶け込めたのです。え?ウかんむりは何なのかって?それはまあ・・・縦書きにしたら真ん中に「伝ウ」と現れて、伝えるものなんだなあ、って思うじゃないですか。そういうことです。
ともかく良い名前が付くということは、良いものだからなのです。

・・・念のため実際の話をすれば、「字」には「産む」とか「育てる」などの意味もあるので、「家」や「屋根」を表すウかんむりの下に子、で特に違和感はないのです。ということは、ここで考察するまでもなく、遺伝子と文字は、元々似ているものだったのかもしれません。そして遺伝子も文字も、一つのまとまりの中に多くの意味や情報を持っているのですね。


・・・最初はこれにもう一言まとめを入れて終わらす予定だったんですが、その後、もっと良いオチを思いついてしまったので。そうするとこのくだりは蛇足ということでお蔵入りとなりました。


ちなみにトップ画はネタ帳の一つ。筆ペンでいい感じの線を探しているページ。ボールペンよりも偶然の揺らぎができて、何かが生まれやすいのです。「冬」と「月」は、文字がシンプル過ぎて逆に最後まで「遺伝字」が決まりませんでした。
ついでに似た話をしておくけど、巷には文字絵を描いてる人はけっこういるんだけど、時々複雑さを競ってるような人を見かけるけど、シンプルの方が遥かに難しいですからね!
ともかくこれからも、「「春夏秋」まで作れたのだから、それは75%もできてるということなのだから、四捨五入的に考えて「冬」も作れないわけがない!」、というこの感覚で創作していきます。

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