ベトナム教育

ベトナム 2014年 夏
4年ぶりのハノイでした。

最初から驚きの連続。

まず、入国審査の記入が必要ない。
到着すると空港は拡張工事の最中、大成建設の大きな看板を目にしました。
空港から出ると道路も良くなり、4年の歳月でここまで変わるのかと実感です。

今回の目的は日本企業への派遣が決定しているベトナム人に日本語教育をしているITM社( http://ja.itm.com.vn/vi/index.html )の見学
NCベトナム( http://www.nc-net.or.jp/company/86081/ )のアテンドでハノイのローカル工場の見学、最近日本から進出した中小企業製造業の工場見学でした。


ITM社の最近の取組の一つに、大変興味深く聞いた事を紹介します。

それはボランティアの日本人を日本語の先生として受け入れているという事でした。
ボランティアの先生が教える対象は、日本での仕事が決定し、その準備のために日本語を学んでいる生徒達です。ボランティア期間は3か月、提供されるのは住まいと食事(昼食、夕食)、ハノイまでの飛行機代ということでした。メインの授業はベトナム人の日本語教師が教えていますが、そのフォローという事です。
募集しているボランティアの方に年齢制限はないそうですが、やはり仕事を引退された方が多く応募されるようです。また、日本語教師の資格も必要ないとのことでした。
この学校の校長は山田さんという日本の方で、校長がスカイプ等で面接し最終決定されるとの事でした。

これは私が考える基本的な民間外交であり、定年といっても引退するには勿体ない能力のある60歳以上の方が下の世代のために活躍できる場であると実感しました。

翌日、ITM社の日本語学校を訪ね、4年前と変わらない厳しい寄宿舎生活の様子を拝見し日本語の授業にも飛び入り参加し、生徒達の真剣さを肌で感じてきました。
その後、ボランティアで来ている女性の方から、ボランティア生活の様子と実際に用意された部屋を見せていただきました。
その方の感想としては、学校の先生方のボランティアの方達への細やかな気配り、生徒達の学ぶ事への真剣さに毎日触れて生活していると、とても充実感があり楽しくて仕方ないとの事でした。
実際、3か月の期間が終了したのち、再度ボランティアを希望される方も多いとのことです。
詳細は下記へ
http://www.jegsi.com/archives/52254176.html


これ以降は有料ページにさせていただきます。
山田校長からのボランティアに応募したい方に伝えているかなり詳しい情報です。

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