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よわさを引き受けるつよさ

この数日というもの
心の半分は人との出会いに浮き立ちつつ
残りの半分は、すっきりしない気持ちに
悶々としていた。

解けないパズルを前に
動けなくなるように。
心のどこかが、過去に囚われていた。

どうにかできたんじゃないか
どこで間違えてしまったのか

そういう恐れの迷路にはまり込むと
抜けることは困難になるけれど

でも、自分の未熟さは見据えつつも
全てを引き受ける必要はないと思えたら
ふっと軽くなった。

わたしは、つよくありたいと思う。

自分のよわさは自分で引き受けるという
そんな種類のつよさをもちたい。

辛いことや失われたことを
自分で引き受けきれずに
他人や、環境や、社会のせいにする
そんな風潮があるように感じているけれど

自分のもつどんな痛みも、どんな苦しみも
自分で引き受けると決めれば
むしろ、楽になることを、知っている。

それはひとりで負うということではなく
引き受ける覚悟を持つということ。

ただそれだけのことで
世界はまるで変わってくる。

他人のよわさまで背負いこもうとせず
自分のよわさを他人に押し付けようとせず
無闇と強がったりするのでもなく

そのよわさを、自分で引き受けるつよさ。

恐れから動いても、なにも変わらない。

この道が誤っているのなら
世界がちゃんと、違うよと教えてくれる。
それを信頼して、安心してつぎへいこう。

おいしいごはんと、瞑想のようなもの思いから浮かぶ言葉と、日々のささやかなできごと。そんな生活の切れ端と、たまにディープに心のことを、思いつくままにつづります。 お仕事として、ライティングや講座の企画・構成、こころとからだのセッションもやってるよ♪