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#33 人は生きてきたように死んでいく

2月7日。柏木 哲夫さん。

「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」より。

柏木 哲夫さん(1939年~)
医学者・内科医・精神科医。
専門はターミナルケア。
ホスピスを作った人みたい。

ホスピスという言葉は、2年前に読んだ
大好きな小説
「ライオンのおやつ」で知った。
(死というものが怖くなくなるお話なのでオススメ)


祖母に言われたことに似ている。

生きているときに良いことをしたり
誰かの役に立った人は、大勢の人に見送られる。
逆に、人に意地悪をしたり、人のことを妬んだり
そういうことばかりしている人は
ロクな死に方をしない。

柏木さんより祖母の方が
ストレートに言っているけれど、
本質的には言っていることは変わらない。
人はどんなに頑張ってみても
1人では生きていけないし
誰かに必ず迷惑をかける。

そのときに、感謝できるか。

迷惑を最小限にする努力をしているか。

それが生き方に現れるんじゃないかな…

感謝というのはとても重要なキーワードだと思うんです。
家族に対して、周りの人たちに対して、最後に「ありがとう」と言いながら、そして自分も相手からありがとうと言ってもらいながら生を全うできるのも、よき生だと思うんです。
そういう生を全うする人を、私は人生の実力者と呼んでいるのです。


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