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#58 ”法隆寺の鬼”の教え
3月4日。小川 三夫さん。
「1日1話 読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」より。
小川 三夫さん(1947年~)
宮大工。
寺社建築専門の建設会社 鵤工舎舎主
ちょっと知識があったとか中途半端な勉強をしてきてると素直に聞けねえから、往々にして間違いが起こる。
知識があっても素直に物に触れることができる子は立派ですよ。
でも、なかなかいないな。
いまは学校でも時間がないから深く教えないわけでしょ。
ちょっとした知識だけ持たせて世の中に出してしまう。
だから、素直に物に触れることができない子が多いですよね。
そういう子は素直になるまで怒り倒さなければ駄目なんですわ。
こっちも大変、向こうも大変ですよ。
ちょっと知ってることって
はいはい…わかってますよ。
あれの話でしょ?
みたいに聞きがち…。
私もそうだった。
でも、わかるって、そんなに簡単なことじゃなかったりもする訳で。
よくよく話を聞いていると
自分の理解と違ったりすることって
結構日常で起こっている。
それに気づいてからは
人の話は知っていても
ちゃんときくように心がけている。
心がけているだけで
しっかりできているかと言うと
そうとも言い切れない…
素直に、言われたことをきく。
これって簡単なようで訓練が必要なことだと思う。
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