バブルとバブルガム🫧

映画バブルが話題になっているようだ。
悪い意味で。

まさに君の名は。の大ヒット以後増殖したそれ風味アニメのバブルが崩壊した感じだが、競馬界のバブルといえばこの馬である。

父は当時破竹の勢いだったサンデー、母はかのキャンディストライプスを産んだバブルカンパニー。
名門藤沢厩舎に所属し当時最高の名手だった岡部Jを乗せ朝日杯三歳ステークス(現フューチュリティステークス)を勝ち、前哨戦も快勝しクラシックの最有力候補となるも骨折でシーズンを棒に振るものの秋に復帰して秋天では当時の最強メンバーを4歳(現3歳)で撃破。
間違いなくバブルのバブルは最高潮であった。

しかしバブルは突然弾けた。

ジャパンカップ13着。
怪我でもなければ致命的な不利を受けたわけでもない、単に全く走る気が起こらなかったと言う。
当時を知る人は翌日のスポーツ新聞がこの惨敗一色だったことを覚えていることだろう。

バブルが弾けた後のバブルはGIIこそ勝つものの、GIではマベサン、エアグルーヴ、ピルサド神に阻まれついぞ勝てず。
当時まだ競馬を知って2年程度の中学生だった私はバブル崩壊後のバブルにまだ世代交代の旗手を期待していただけに落胆したものだ。

さて、映画の方のバブルもこのバブルに負けず劣らずのバブルとなっていたようだ。

やはりバブルは崩壊してしまった形だが、おかしくなったのは製作者の頭なのだろうか?それとも日本映画界なのだろうか?





いや、1番壊れているのは未見の映画をネタにしている筆者の頭なのかもしれない…。

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