よもやまトピック23/10/2

年に数回蘇りそうです。

凱旋門賞

馬場はパンパンというほどでもなかったが、ここ数年がかなりパワー偏重だっただけに日本馬としては上々の結果だったろう。
今までの惨敗組もこの馬場だったら全然結果が違った馬もいたのだろうが、まぁそれも競馬というもの。
エースインパクトはうるさいところを見せつつレースでは抜群の切れを見せるのはいかにも親父や祖父の系統。
ノーザンDが渋滞していた親父と違って母系がアナバーやダイイシス、バスティとかなり渋くて面白い。
今回惨敗組もまだまだ捲土重来がありそうだ。

スプリンターズステークス

ソダシの全妹だが距離適性以外はかなりタイプが違うママコチャ。
こちらの方が本来のフレンチデピュティ系っぽさがある。
正直なところ今の日本スプリント界は何とも評価が難しいが、もう2,3段階パワーアップできれば一時代築けるかもしれない。

オペラ賞

前二走がアレでもう終わったかと思われていたブルーローズセンが勝利。
アルフスンにきっちり借りを返したが、正直レベル的にどうかというところもあり。

マルセルブサック賞

そのブルーローズセンが去年勝った、インブリード至上主義で滅びたという勘違いが広まってしるブサック氏の名を冠するレース。
この時期の二歳馬だし混戦ではあったがオペラシンガーが圧勝。
父ジャスティファイ、今のところやや期待外れというか当たり外れが大きいタイプだけど、やはりヨーロッパの方が合っているのでは。

オーサムアゲインステークス

毎年米国の実力馬が集うレース。
の割には今年は核となる馬がすっぽり抜け落ちている感じ。
スローダウンアンディがいい感じで勝ったが、本格化というべきかはまだ様子を見たいところ。
しかしナショナルトレジャーはここから先生き残れるのか?

ここからは過去のレースを軽くレビュー


英インターナショナルステークス

パディントン圧勝ムードだったが、まだ古馬とのタフネス勝負を経験していない若駒にそこまでの信用は置けないところ。
案の定、最後は脚が足りなかったが、距離の問題もありそうではあるものの、そもそも道中からしてリズムが良くなかった感。
ここから立て直せればまだまだ欧州中距離路線の柱となれる可能性はある。
しかしモスターダフは典型的なフランケル産駒のGIじゃ足りないタイプかと思ってたのに、よくぞここまで成り上がったものだ。

アイリッシュチャンピオンステークス

父ディープに対して母父ガリレオのスパイスが効いている典型のオーギュストロダン。
少しでも気に入らないと走る気をなくすタイプは暴れ馬とはまた別の厄介さがあるわけだが、これだけ実績を積めばどこででも需要はあるだろう。
日本の良馬場での切れ味勝負だとGIIIあたりでくすぶっていたかもしれないだけに巡り合わせは重要だ。

トラヴァーズステークス

米三冠を分かち合った実力馬たちが揃ったなかなか興味深い一戦。
終わってみればベルモントS馬のアルカンジェロ勝利。
一方フォルテ、メイジ、ナショナルトレジャー辺りは精彩を欠いていた。
日本とは違って個別に検証がしづらい外国馬はこのあたり何とも判断しづらいところではあるが、見限るのはまだ早いか。

ホイットニーステークス

ホワイトアバリオ君、信じていたぞ!

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