よもやまトピック 22/5/23

愛1000ギニー

ホームレスソングスが圧勝。
3歳になって成長したのか父譲りの加速力を見せつけた。
ガリレオ系×ドバウィ系の組み合わせは欧州ではもはやスタンダードだし3着のコンサートホールも同じ(父系と母系が逆だが)。
ちょっと変わったサドラーのクロスがあったり、メンデスの法則でおなじみのメンデスが入ってたりとなかなかおもしろい。
2着チューズデーはまた勝ちきれず。
しかしタイムやラップを見るにこれ2000ギニーよりレベルが高かった可能性が。
アルファセントーリやウィンターに近づける器かもしれない。

タタソールズ金杯

ロードノースもステートオブレストも結局出走したが、勝ったのはアレンカー。
予想通り人気を分け合う形になったものの、逃げたハイディフィニションにすら先着された。
伸びて捉えきれずのステートオブレストはともかく、ロードノースは最後脱落してたしタフな展開だったかもしれない。
勝ったアレンカーはウインドインハーヘア母系を持つバリバリのドイツ血統。
日本での実績がある母系だけにそのうち産駒が日本に入ってくるかもしれない。

イタリアダービー

すっかりパート2国になって久しいイタリア、ダービーもGII。
勝ったのはアルダカン。
仏ダービー馬リライアブルマン産駒。
代表産駒がちょっと思いつかないがイタリアに輸出されたのだろうか。
それより2着のテンペスティと5着のローエングリン(また紛らわしいな!)がディープの子のアルバートドック産駒。
この馬、重賞勝ってたっけ?と思って調べたら一応小倉大賞典と七夕賞を勝っていたようだ。
テンペスティの母父のバチェラーデュークもどこかで聞いたことあるなと思って調べたら愛2000ギニーでアザムールを破って勝っていた馬。
主要国からは姿を消したこういった馬の名前が見れるのが面白いところ。

レイルリンク死亡

ディープが凱旋門賞に出走したときの事は当時を知る人はよく覚えていることだろう。
勝ち確であるかのような浮かれたようなフジの生中継と敗走後のお通夜のようなムードは今後またいつか味わえるのだろうか。
GIを6,7勝する馬も珍しくなくなった現在ではそれほどには感じられないかもしれないが、それだけ当時のディープのスター性は大きかったということだ。
で、このレインルリンク、凱旋門賞後は怪我で走ることなく引退、産駒もほとんど走らずひっそりと表舞台から消えていた。
かのダリアに通じる母系だし、エンペリーやインドブルボンなど日本でも馴染みがある馬が血統にいて面白いのだが、ロンシャンの2400m特化型過ぎたか。

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