プリークネスS 2022 所感

20頭立てのケンタッキーダービーから一気に半分以下の9頭立て。
まぁプリークネスなんてこんなもんだけど。
出ていればチャンスがありそうな惨敗組も回避して少し寂しい感はあるが、非実績組中心に見てみよう。

エピセンター
シンプリフィケーション
シークレットオース

いまさら説明不要の実績馬達。
順当に行けばこの3頭が中心となるだろう。

アーリーボーティング
ウッドメモリアルSでモードニゴールとあまり差のない2着からケンタッキーダービーをスキップしてここに参戦。
今年ノッてるガンランナー産駒でストームキャットの3×4を持つ。
アメリカ的血統からするとやや晩成型な気がしないでもないが、上位3頭の打倒最右翼。

クリエイティブミニスター
父クリエイティブコーズと母系のデュピティミニスターを組み合わせたような名前。
タピット成分はどこに行ってしまったのか。
それはともかく、キャリアが少なく強豪と未対戦で未知の実力への期待がのしかかっている。上記4頭を倒すにはちょっとパフォーマンスが足りないが・・・。
ジャイアンツコーズウェイ産駒の地味な父にシベリアンエキスプレス、タピット、デュピミニと典型的な米国血筋で軽快さはありそう。
追加登録して来ただけに陣営の期待値は高そうだが。

フェンウィック
今回の最低人気馬。
未勝利すら勝ちあげるのに苦労している上にブルーグラスSでは惨敗。
カーリンにマリブムーン、Gコーズウェイとデュピミニ。
フレッシュさはないが奇抜で外れたところもない。
とは言えリッチストライクの再現は・・・。

ハッピージャック
ケンタッキーダービーでは14着惨敗。
目立った活躍もなく特に凄みがあるわけでもない。
父オックスボゥはプリークネスSを勝っているが・・・。

アルマグナック
つい10日前のアローワンスを勝っての出走。
過去にハッピージャックに2度後塵を拝している。
今年リーディングトップになっているクオリティロード産駒で母父レモンドロップキッド。
母系にはデヴィルズバッグも入っていて、決してマイナーではないがちょっと毛色が異なる血統。
地力ではなかなか勝負になるのは難しいように思えるが。

スキッピーロングストッキング
こちらもウッドメモリアルS組。
前2頭から離されてはいるがまずまずよく追い込んできた。
父エグザグレーターもプリークネスSを勝っている。
展開によっては一世一代の走りはあるかもしれない。

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