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自社商品開発

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自社商品を作る。請負業や商社が一度は考えることです。しかし、ほとんどがうまくいかない。なぜなのか?うまくいくためには何が必要なのか。を考察します。
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#Webマーケティング

私の『プロ領域』について

これまで私が何をやってきたかは、下記の記事で書きましたので繰り返しませんが、今日は、今現在何をやっていて、どういう悩みや課題なら解決のお手伝いができるのかを、少し整理してみようと思います。 ①EC(ネット通販)のプロデュース/収益化支援私はこれまで、1,000以上のWebサイトをプロデュースしてきました(もはや正確に数えていません)。97年からWebに関わった仕事をしているので、まあそれくらいにはなりますよね。この本の説明には500を超えるサイトって書いてますが、2005年

『勝利の方程式』があるか

人気者は必殺技を持っているエンターテイメントには、必殺技が必要です。 例えば、戦隊ヒーローもの。必ず最後に必殺技を繰り出します。それが通用しないのは最終回と相場が決まっています。 鬼滅の刃なんかは、息子に全巻借りて勉強(?)しましたが、次々に必殺技が出てきて、私などはついていけません。 プロレスもわかりやすいですね。大体の人気選手は必殺技を持ってます。私は猪木馬場全盛時くらいしか知りませんが、猪木が延髄斬りをしたら、あとはもう卍固めを待つばかり。ハンセンのラリアット、ホ

ECはどれだけ上りエスカレーターなのか

EC市場と異業種の参入事例日本のEC市場規模は、現時点で約29兆円。すでに押しも押されもしない巨大市場ではありますが、「広義のEC」はまだまだ緒に就いたばかりです。例えば、コロナが広がって一気に市民権を得た感があるUber Eatsや出前館。車に乗る人なら、あの配達に一度は肝を冷やした人もいることでしょう。あれなんかは、飲食店のECですよね。それはわかりやすいと思います。 これは今に始まったわけではありませんが、チケット予約なんかもそうですね。今はチケット自体がQRコードだ

どんな業種にも迫られる「通販化DX」

時流を外して成長はないこれまでここに書いてきたことって、ひと言でいえば全業種の「通販化」です。モノを売っていようがいまいが、BtoCであろうがBtoBであろうが、メーカーであろうが商社であろうが、一次産業であろうが製造業であろうが、あらゆる業種が「通販化」できるし、これからの成長を望むならするべきだと思っています。 そして、その通販化で使うツールはWeb一択です。いわば「通販化DX」です。それ以外の選択肢を否定しているのではなく、まずは一点集中した方がいい。紙や電波はその後

コンセプトなくして刺さる商品無し

すべてはコンセプト作りから以前の記事「メーカー化の壁:マーケティング」の中で、商品開発時のマーケット視点の重要性を書きました。 農業でも漁業でも製造業でも、マーケット視点でモノを作る。その際、得手に帆を揚げて、それぞれの得意なところを持ち寄る。 また、前回の記事(自社商品を世に出すための「素材ストック法」)で、こんなことも書きました。 その際、前提として「誰にどういう体験をしてもらうのか」というコンセプトを明確にすることは必須です。 世の中に「格好いいけど誰が買うんだ