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「素直な心」と「自然の理法」と「生成発展」という3つの松下幸之助キーワード

今回は、松下幸之助さんが語った「素直な心」「自然の理法」「生成発展」について考えていきたいと思います。

素直な心とは

この「素直な心」を間違って解釈しているかもしれませんので、私の考えをお話しします。

松下幸之助さんが話す「素直な心」とは、人の言うことをに何でも「ハイハイ」と聞き 答えということを言っているのではないと思います。

無邪気な心・子供のような心のことでもありません。

◉松下幸之助:

「ほんとうの素直さとは 自然の理法に対して すなわち本来の正しさに対して 素直であると そういうことや」

。。。。。。。。。。。。。。??????わかりにいくと思いますので

私が考える意味は、「ほんとうの素直な心とは、今の常識・信念・観念にとらわれない、執着しない 自由な心」だと思っています。

自然の理法

次に「自然の理法」について、さらに解釈が難しくなりますが
松下幸之助

「自然の理法に従うというたけどな それは自然の理法に従っておけば それだけで ただなにもせんでええということではないんや それ きみ わかるやろ」

。。。。。。。。。。。。。。?????? わからない

私の解釈は

自然の理法は やるべきことをやっている。お日様は朝には東から出て 夕方に西に沈む。 春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来る。土の中から芽が出て、花が咲いて、枯れていく。

人間もやるべきこと なすべきことをきちんとやれるかどうか! 


松下幸之助

「わしは学校を出ていないから、きみたちのように学問や知識を頼りにすることはできんかった。 世間の人たちの言うことも、いったいどれが正しいのか 判断できない場合が多かった。 それでわしはなにをひとつの拠りところにしたかと言うと この宇宙・自然とか つまり万物というか そういうものやったな」

◉人生を日々生きていくなかで色々な出来事が起きます。うれしい出来事 楽しい出来事 悲しい出来事 辛い出来事。。。。。

目の前に起きた出来事 どんな状況に直面しても すぐに反応せず 思考を鎮め 心をおちつかせ 宇宙・自然に意識して静かに観察していればいい。。。 そうすれば おのずと答えは出る。


松下幸之助

「考えてみれば この宇宙に存在する一切のものが 自然の理法に従って おのれにとらわれず、それぞれの行動をしておるんや 人間も宇宙自然の存在ならば同じように自然の理法に従って 自分にとらわれず考え 行動しないといかん」

松下幸之助

「自然の理法とはなにかということは、ようわからんけど 万物を万物たらしめている力、あるいは法則といったもんやろうな。水が高いところから低いところへ流れるもの、物が上から下へ落ちるもの、まあ、自然の理法というもんやろう」
「そういう理法が厳然としてこの宇宙万物に働いておる。そういう自然の理法というものの特質とはなにかと言えば、それは生成発展ということだと、わしは思っておるんや」

◉この自然界を見ると、水は川を流れ 海に入り 蒸発して雲になり、雨になって また川を流れる、冬には水は雪になり 山に積もり 春になると雪が溶けて 水になり 川に流れる。植物も種から芽が出て、花が咲き 実になって また種になる。

人間も同じく 生まれ やがて死んでいく。。。。。という循環によって存在しています。

自然の理法を違う焦点で見れば、「循環の理法」とも言えます。

宇宙万物のすべては 循環によって存在して 動いてる。。。。

これが「自然の理法」ではないでしょうか。

生成発展

最後に「生成発展」とは? についてです。

松下幸之助

「なぜなら、きみ、第一そう考えたほうが人間にとって幸せに繋がるやないか。 ますます発展するという理法のなかで 生きとおるとすれば、そこに人間の努力の意識も出てくるわ。 けど、そうでない だんだんと衰退していくんだとするならば、人間はどんな努力をしても意味がないということになるわな」

<実践経営哲学より>

松下幸之助

「私は限りない生成発展ということが基本になるのではないかと思う。大宇宙、大自然は無限の過去から無限の未来に渡って絶えざる生成発展を続けているのであり、その中にあって人間社会、人間の共同生活も物心両面にわたって限りなく発展していくものだと思う。」

◉宇宙万物はみな生成発展している。地球 海 山 川 森 木 花 動物 石 岩 人間も すべてであります。宇宙全体 万物ことごとくが常に動いています。

◉また、死もまた生成発展のひとつの動きではないでしょうか?植物も秋が来るとともに枯葉になって散っていく、しかし次の春には木々はまた芽を出して育っていく。

人間も死んでこの世から去っていく。死を衰退とみるか? 生成発展とみるか?

松下幸之助

「自然の理法は、生成発展の性質を持っておるんやから ものごとは、この自然の理法にそっておるならば、必ず成功するようになっておる」
「成功しないのは、この自然の理法にそってないからで、それは自分にとらわれたり、何かにこだわったりして、素直に自然の理法に従うようなことをせんとちやな」

◉私たち一人ひとりの人生、仕事、企業経営でも同じである。もともと必ず成功するようになっていると思います。

それが時として成功しないのは、自然の理法にそっていないからです。

自然の理法は いっさいのものを生成発展させる力を持っています。だから素直な心になって自然の理法に従っていれば うまくいく。成功するようになっているのです、ところが私たちはなかなかそれができない。

自分の感情にとらわれる。立場にとらわれる。かえって状態を悪化させる 無用な苦労をする。。。。望むような結果が得られない。

自分の人生を自然の理法にそって、抵抗せず、受け入れて日々過ごすことです。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

今日も素敵な1日をお過ごしください。

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