人生も個人経営
日々、仕事に取り組んでいると間違えてしまったり失敗してしまうことってありますよね。
毎日同じ作業を繰り返す、いわゆるルーチンワークは慣れているだけにテキパキとこなす一方で油断して間違えてしまうことがあります。
私も、失敗しないよう集中して仕事に取り組むようにはしているんですが、たまにやらかしてしまうことがあります。
「何やってるんだよ、まったく~」と落ち込んでしまいますがビジネスの世界で大成功されている有名人だっていろんな失敗をしています。
今回は私の新入社員のの頃の失敗から学んだ事についてお話ししたいと思います。
遅刻の常習犯
私は、寝坊・遅刻の常習犯でした。入社当時は寮に住んでいましたので、
仕事後 会社寮に戻りますが、入り口で名札を裏返しにし、そのまま出口へ向かい遊びに行ってました。
1980年はバブル全盛期 当時はディスコが流行、毎晩のようにディスコへ行ったり、飲みに行ったりしていました。
横浜のマハラジャ、六本木、新宿 ニューヨーク・ニューヨーク
また、夜中 寮を抜け出し、車を飛ばし、横浜新道を走らせ、
茅ヶ崎海岸へ行きサーフィンもしていました。もちろん帰りは朝帰り。
そこから寝ますので会社が始まる時間までには起きられない。
ほぼ毎日遅刻。当時の上司もカンカンです!!
こんないい加減な私に対し、上司はある教育を私に対し実行しました。(今から考えると、直属の上司もその上司も素晴らしい方々だったと思います)
教育指導①
まずその一言は、「会社に来て、寝ててもいいから絶対に8:30までに来い!」
そう言われると、こっちも気が楽になり、きちんと就業時間の8:30出勤できるようになりました。(だけどたまに応接室のソファーで本当に寝ていましたが。。。)
これが習慣になり、毎日しっかりと会社に出勤できるようになりました(一般の人から言わせれば常識なのですが。。)
私は、若い頃は、常識がなかったのですね。ひどい社員でした。
教育指導②
上司から次のステップの教育は、
「8:30の10分前以上に机に着くこと!」
その理由は、某大阪に本社を持つ大企業の創業者 松下幸之助翁の考え方からです。
上司から
「なぜ 仕事開始8;30の10分前以上に席に着くのか?」
「君は一人の商人である。君の机は個人経営をしている商店だ。」
店を開けて営業を開始するには、事前の準備が必要では?!
開店前に店を掃除したり、商品を整えたりする。
「お客さんがいつでも来てもいいように準備することが必要ではないかね?!」
この言葉で私は、仕事への意識が変化しました。
松下幸之助翁の教え
松下幸之助翁:「自分一人ですね。自分一人の社会活動というのはひとつの経営である。「人生も個人経営である」全部が経営として、例えて私は差し支えないと思います。
それから小さくは、自分ひとりの社会活動はひとつの経営である。
こういう風に考えられます。その個人の経営を今日から自分が同時に担当していく。今までは個人の生活や仕事は、個人自身の経営だと考える場合が少ない。自分自身の経営はどうやっているのか?
私はこうやっていると。そうすると自分の独立性がはっきりわかります。
経営である以上は、経営は独立的・自主的でないといけない。
お互い個人として、そういう独立自主の精神を確立しなければいけない。
独立自主の精神をかざして、自分個人の経営は自分が経営者としてやっていく。
その確立した独立性を持った人々が相寄って更に協力しあって良い高いものを生み出していく。
これが松下幸之助翁の教えです。
私は今回の失敗から意識が変わり、行動が変わって来ました。
寝坊や遅刻もなくなり、仕事が始まる20分前に席に着き、自分の商店を開ける。準備をするようになりました。
そこから自分の夢・願望がどんどん実現していきます!
(この話はまた今度します)
「人生も個人経営である」
「独立する意識を持ち、
他人に依存するな」
これが私の上司達からの教えでした。
最後までお読み頂きありがとうございました。
あなたの望む未来がクリエイトされますように!
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