勉強の喜びとは何か

ともこです。

今日は勉強についてお話しします。

小さい頃は勉強って全然楽しくないと思っていました。
やらされ感がハンパないし、なぜやらなければならないのかが全然わからない。

私が勉強をしよう!と自ら初めて思ったのは、自分の子どもが2歳の頃でした。
この子はこれから幼稚園、小学校、中学校と、どんどん私の手を離れていく。
そうなった時に私にも「母であること」以外に居場所が欲しいと思ったんですね。
どんな場所があるのかわからないけれど、とにかくこのままじゃイヤだと思った時に書店で見かけたのが英検のテキストでした。
思えば中学2年の時に4級を取って終わっていたなと。
私でも今から勉強したら3級くらい取れるんじゃない?やってみようか!?

英語の勉強をしながら、子どもの手が離れたら仕事をしてみたいなあと思うようになりました。
結婚して主婦になって10年。今さら私に仕事なんてできるだろうか。
結婚前に私が事務職をしていた頃は手書きと電話とFAXの世界でしたが、いざ仕事に復帰しようと思ったら世の中はパソコンの世界になっていました。

パソコンができないと仕事に付けないと思い知らされた私は、パソコン教室にも通い始めました。
教室に通いながら、「自分の年齢を考えると、ちょっとパソコンが触れるだけじゃ弱い。英語も武器に加えたい」と考え、そこから英語の勉強への向き合い方を変えました。
3級、準2級、2級、そこから少し時間がかかって準1級まで取りました。
その時感じたのは「学校の時は成績悪かったけど、気持ちが乗ったらできるんじゃん!」。


結果、めでたくパソコンと英語を使う仕事につくことができ、その後は仕事をしながら小さい頃やっていたスキーを再開して何度も検定を受けたり、憧れていた三味線にのめり込んで10年かけて師範になったり。


これはどうなっているんだろう、どうやったらわかるんだろう、どうしたらできるようになるんだろう、その気持ちが湧いてきてしまったら学ばずにはいられない。
座学であろうとスポーツや音楽であろうと、それは勉強です。
知的好奇心を満たそうとする気持ちは心の中から湧いてきて、止めることはできないんですね。


自分の経験で思うのは、勉強は楽しくて苦しくて楽しい。


そして後から懐かしく思い出すのは、苦しみながら頭を抱えて取り組んだ日々です。

結果より、新しい景色を求めてひたすらに取り組んだ時間こそが財産なのではと思うのです。


またお会いしましょう!

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