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自問自答ファッション教室の忘備録(2023.10.28)

(やっと記事のヘッダーテンプレートを作ったぞ、と意気込んでいます。)
noteはお久しぶりになってしまいましたが、言い訳をすると長ったらしくなるのでそれは割愛させていただき…
2023年10月28日、自問自答ファッション教室に行ってきました!
抽選申し込みをしてこの日に決まったのが6月7日だったので、約5ヶ月くらいでしょうか……その間にもあきやさんと教室を受講する上での必要事項をメールさせていただいたりしておりました。今更ですが毎回ギリギリになっててすみません。。

当日の名札!記念にいただいてきました。
別のクリエイター名とは統一しないことにしました。

悩み:自分の「好き」の不協和音

今回の教室で最もどうにかしたかった悩みのひとつ。
シンプルを好む自分と柄を好む自分を両立させるか、どちらかを潰すか。
シンプリストの部屋に突然曼荼羅を飾り付ける、アンティークをコンクリート打ちっぱなしの部屋に雑然と並べる、と思ってたらアラベスクと振り袖がクロスカウンターしはじめる。そんな感じで私のクローゼットは沈黙の無地とひたすら騒がしい柄が半々くらいに存在しているのでした。

無地+柄のお気に入りセットはまだしも、ひょんなことで喧嘩する柄同士の組み合わせルーティンが偶に生まれてしまうのです。自分で着てて煩いなって思ってしまうのが嫌でした。今でもそう。
あとアクセサリーも割りと大ぶりのギラギラしたやつが好き。ミラーボールになれそう

悩み2:髪型変えたらお気に入りが着れなくなった

前々からヘアドネーションに興味があったこと、手入れが億劫になってしまったりして、昨年の秋くらいに腰まであった髪をばっさりショートカットにしました。
そしたらまぁ〜〜〜〜吃驚するほど手持ちの服が似合ないことこの上ない。
髪型と髪色って大事だなぁ
と、痛切に感じました。
(ちなみにロングのときは毛先青緑とか全頭青とかやってた。今は黒っぽい青で固定している)
ロングだったころのちょっとふわふわしたシルエットに合う服が多かったせいで、着れない服が増えてしまった。だけどお気に入りではある→肥やしになる、そんな服がまだまだある。弱った。

秋の都会って何着たらいいの問題

私は日本海側の寒い地方在住なもので、太平洋側の東京に行くときは服装に迷います。特に春と秋。
10年前くらいに春先の東京を旅行した際、日差しが暖かくて気持ちいいなと思って薄手のセーター1枚で外に出たら、周りは冬物のコートやマフラーを巻いた人ばかりで、とても驚いたことを今でも鮮明に覚えています。寒さの感じ方って土地でそんなに違うのか?ちなみに東京の風は凶器だと思っています。体温調節の天敵。
なので、今でも旅行前の服装は悩みます。旅先の気候は体感してみないとわからない。仕事を含めて年10回くらい都内に行くんですが今でも悩む。

そんな悩みを持参して臨んだ自問自答ファッション教室

当日の教室は、ゆきとさん、凛さん、こひさんとご一緒させていただきました!始終あたたかく、ときには鋭く、考察したり質疑応答があったり、人のお話を聞いたり対話するのがとても楽しかったです。
やっていることはそれぞれだけど、なんとなく通ってきた道が似通っているというか趣味の方で、その話、わかる…!わかるぞ…!となってしまったり。濃かったです。私は仕事趣味共に絵を主体の表現としているのですが、文を主体に書いている御三方とあきやさん、語彙と表現の仕方が全然自分と違う…これが知……

「真似をする」「真似をされる」ということ

コンセプト作りの途中で「真似されて嬉しいか」というキーワードがでてきたんですが。

いやそれだけは無理だわ

って自分でもびっくりするぐらいの拒否反応を起こしちゃいましたね。
アレルギーみたいなものかもしれない。人が考えていることを聞くのも、表現を見るのも好きだし、自分も表現すること体現することも大好物。
しかしそれを「真似」というお手軽、そりゃもうレトルトパウチでも開くかのように、あっという間に自分の手元に置くとか、無理
丸っと真似されたら縁を切ることも辞さないくらい過激派みたいなことを言い出しそうです。(でも参考にしたいとか、面と向かって言ってくれたら考えるかも)

「自分の体を削ぎ落とされるような気持ちになるのかもしれない」
と、あきやさんが表現してくださいましたが、本当にそう。
培ったもの、積み上げたもの、たどり着いたものは自分で育てた価値観だしその体現は集大成だと思っているので。
誰かにとっての褒め言葉は、相手にとって必ずしもそうではない。
奥が深いな…人と話すときに気をつけよう。言葉を選ぶって難しい…

言葉を並び替えてコンセプトを作る

コンセプト作るの難し〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
自分に当てはまる言葉探しって難しい。もう持ってるものもあるけど、どうしてもないものねだりしたくなる。憧れは洗練だけど心は混沌を愛しているという、対極に両腕を引っ張られているおもしろ構図。これが悩みの種。
その中で、存在感、自立、洗練、カッコいい……並べ立てた中で欲しいものはこのあたりだったろうかと思う。そうして教室の時間内で作ったのは

人の心にナイフを刺す現代ファンタジー作家

中二病もびっくりの二つ名みたいなのができた。
いや合ってるけど、合ってるけど〜?これ、ただの今の自分じゃね??って、持ち帰ってぐるぐる転がしています。

もっとぶっ飛んだ、私がなりたいもの

(先日、あきやさんの今の服装がジーニーみたいというのを見て、まあ全知全能の神になっちゃうから魔神にもなっちゃうよね〜〜と思ったなど)
せっかく、あきや神にいっぱいお金を貰ったり色んなところに住まわせてもらったり(※教室内限定です)したのに、割と思い出したことが現実的過ぎたなと、今更になって反省しています。
現代ファンタジー作家の頭の中に現実は必要無いよな。と。
これを書いてる途中で、改めて考え直した自分のなりたいもの。
パリコレモデルとか、旅人とか、魔女になりたいな〜とか、今更ボロボロとでてきちゃってますな。これはあとから練り直したほうが良さそう。
魔女はハロウィンの時期的な影響もあるかもしれないけど魔女は憧れ。

現在行き着いたゴールが「優柔不断をやめたい」

なりたいものが多いな〜というのも多分この優柔不断さが滲み出ている部分だと思います。
言い換えれば「興味が多い」とか「話題が多い」とかそういうポジティブな言い回しもできるんですが、私の場合そうじゃない
自主性がないというか、軸がめちゃくちゃブレてる人(人生においても)という考えなので、自立って言葉がずっとひっかかってるのかもしれない。
軸がブレるのでアレが足りない!と思ったらすぐ買うし、気になるものがなんでも欲しくなっちゃうし、次元問わないオタクで推し活なんかもしているせいでやたら身の回りに概念が溢れていく。(それとして概念はいいぞ)
そうして立ち返ればまた統一感が無いと怒ってる自分と、まだ柄が足りないってネットを漁っている自分がいる。
「存在感、自立、洗練、カッコいい」の理想形とはかけ離れてるな。
優柔不断の自分を押さえつけながら、またキーワード探しの旅をしたら、出来上がったコンセプトをもっと理想形にブラッシュアップできるかもしれない。

「結果」と「過程」のどちらを重視するか問題

これは個人的に面白いなと思ったやつです。
今回の教室では2:2に分かれました。ちなみに私は「結果」重視型です。
「結果」という「達成すべき目標」に達するために積み重ねるのが「過程」だと考えているので、表に出る「結果」というのが自己評価だし社会的価値かなと思っています。
しかし結果が全てだと言って、過程という土台で手を抜いたり蔑ろにする気はないので(そもそも過程をおざなりにしていたら真似という言葉に拒絶を起こすことはないと思う)
過程は積み方次第、見直ししたり修正したりするもの、努力という賜物ですが、私は極力、自分が努力している姿を人に見せたくないのです。結果だけ見て欲しい。頑張ってるのを褒めて欲しいときはSNSでこっそり進捗上げればいいだけなので。
で、なんでこんな話したかって、次の話に続いてるからです。

心に相棒を飼う話

みんなの心のYAZAWAが気になるところですが…
私がピックアップした好きな人やモノの中から選んだのは
モモンガ(ちいかわ)です。

教室内で、選んだ理由を聞かれたのですが、ぱっと思いつかなくて、とりあえず可愛いから、と答えていました。
その時自分でもなんでこれを選んだんだろうな…と思ってたんですよ。

後々よく考えてみたらコイツ、中身が危険で邪悪なのにそれを悟られないように、外見だけで評価されるようたち振る舞ってるんですよね。
(ネタバレ?になるので大雑把に要約してます)

可愛子ぶってやる!とか、自分がどうしたら一番可愛く見えるかちゃんとわかって演じてる。あともっと褒めろ!ってちゃんと他人に評価してもらえるようにアピールしてる。偉い。
それでいて、自分にとって不利になりそうな要素は誰にも見つからないように淡々と潰していく用意周到なところ、が、好き!!と最近理解しました。

努力を見られるのが嫌いで外見で判断して欲しい私にピッタリでは…?としっくりきたので、常に心にモモンガを連れて行こうと思います。

これを書きながらも色々考えてしまって手に追えないので一旦記事は切り上げて、それはまた追々自分探ししながらブレない軸を作っていかなきゃなと思ってます。

あきやさんがそれぞれに似合いそうなブランドをシャシャッとマーキングしていく手練はさすがだな…と思いました。
ほぼハイブランドにノータッチな私でしたが、まずは気になるハイブランドのコンセプト調べから進めていこうと思います。
今気になってるのはBVLGARIのセルペンティコレクションです。蛇が好きなんですよ……75周年の展示会行きたかった………

教室を受けるまでに起こした自己破壊

少し無駄話を。受講がしばらく先になったので、それまでに必要事項を考えてメール送ればいいや!な〜んてのんきにしていたら6月終わりから9月くらいまで、自分の好きなもの、自分を構成する価値の一切がわからなくなっちゃった。人生お先真っ暗。
多分いろんなものに忙殺されてたし、趣味方面もちょっと面倒事があったからだと思います(もうスルーすることにした)
これから教室を受講する方はエネルギーがあるうちに必要事項と悩みを全部ひけらかして送っておいた方がいいと思います。それか粗雑でいいのでメモしておいてください。

好きなものは追いかけてたけど、感情の振れ幅に自制がついていけない状態でめちゃくちゃな金銭の使い方もしました(ここは反省して修正中)なるべく周りに察せられないように、気を遣われないように暴れに暴れて(今でも発作的に暴れたりするが)しばらくして自分探し楽し〜〜ってモチベが戻ってきたので10月はそこそこ楽しんでました。ディズニーも行ったし。

正直その期間、自分の服を見返すだけの余裕もなかったな、と今更後悔していたりします。幸い、教室受けるまで服は買わない!って自分で縛りをしていたので、服飾系はあまり増えなかったです。最低限の下着くらい。これ決めてなかったらもっと服買ってたり無駄遣いしてたかもしれないな…


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