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The Street Sliders再集結

再集結で思う事

今回の再集結、幸運にも豊洲PITから始まり、武道館、三郷と行かせてもらい、今回自分が行ける最後の会場となるLINE CUBE渋谷。

4人が集まってくれて、スライダーズとしてまた俺たちの前に立ってくれた事が奇跡だという思いは大前提として、実は、今回の再集結に大いなる期待をしていた。

その始まりとも言うべきものが、例の垂れ幕
【ザ・ストリート・スライダーズ秋ツアーやるゼィ】である。

あの時までは誰もが、あくまでも再集結であり再結成ではないとわかっていた。
武道館でPANORAMAのインストが終わり、まだ終わらないで欲しい。せめてもう一曲だけでも…と、いう想いで鳴り止まない拍手を贈っている中、突然の垂れ幕である。


あまりにも突然。

最高のサプライズがハートを撃ち抜いた。

で、ツアータイトルが【Rock'n'Roll】。

まだまだ転がり続けてくれる。
まだ終わりじゃない。
この奇跡がこの先も続くんだ。

きっと秋ツアーでは、また違ったスライダーズが見れる。
もしかしたら、未発表曲(解散前、ライブで披露していた次のアルバムに入ってたであろう曲たち)もやるかも。
そうなると、23年前に叶わなかったニューアルバムのリリースに繋がっていくのかも。
あの時の夢の続きが見れるのだ。

そんな思いが、期待が、夢が、自分の中でどんどん大きくなっていったのだ。

そんな思いで見た三郷のセットリストは、豊洲と武道館のセットリストを混ぜ合わせたものに、新たに2曲(VELVETと道化者)が追加されたものだった。

正直、打ちのめされた。

セトリを見る限り、武道館の延長線上という位置づけだし、あくまで、再集結であって再結成ではない。

批判を覚悟で正直な気持ちを書くと、三郷では失望と落胆が大きかった。

今回、自分が行ける最後の会場となる渋谷も、実は晴れやかな気持ちにはなれず、2、3日前までどういう気持ちで見れば良いのか分からずにいた。

でも、29日が迫ってくるにつれ、これが最後になるのかもという思いが強くなり、目に焼き付け、魂に刻みこまなければならないという決意に変わっていった。
三郷のような気持ちで見てはいけないと。


The Street Sliders LINE CUBE渋谷セットリスト


2023年9月29日
The Street Sliders 
Rock'n'Rollツアー

暗転前に拍手が始まり、『ハリー‼️』と叫ぶ声。
オープニングSEで手拍子が始まる。
会場中が、待ちきれないという思いを抑えられない雰囲気。

メンバー登場で沸き上がる会場。
ハリーの登場で一際盛り上がる。

人差し指を立てて挨拶するハリー。
何も喋らずイントロのギターを鳴らし…

1 あんたがいないよる

曲が終わり
ハリー∶どうもこんばんは〜スライダーズで〜す

2 チャンドラー

涙が溢れて止まらない…

3 Angel Duster

イントロが始まると歓声が起こる。

4 Let's go down the street


5 道化者のゆううつ

曲が始まると拍手が巻き起こる。

ハリー∶じゃあブルースを一曲

6 すれちがい


7 VELVET SKY


曲終わり
ハリー∶センキュー、OH YEAH‼️

8 ありったけのコイン

イントロで拍手

曲が終わり

ハリー∶それじゃあ新しいやつを

9 曇った空に光放ち

ハリー∶センキュー‼️

10 ミッドナイト・アワー

曲が終わり、『ハリー‼️』の声に手を挙げて答えるハリーに会場が沸く

ハリー∶メンバーの紹介でもしようか
ハリー∶どう?
会場∶歓声
ハリー∶ベースギター市川洋二、ジェームス
ハリー∶ドラムス鈴木将雄、ズズ
ハリー∶リードギター土屋公平、蘭丸
蘭丸∶じゃあ、僕のほうから…
蘭丸∶ボーカルギター、今夜も渋谷で絶好調
村越弘明ハリー

ハリー∶ジェームスが歌うぜ

11 Hello Old Friends


12 マスターベーション

ハリーのギターでのイントロに歓声。

13 So Heavy

イントロで一際歓声が起こる。
ヘビーで腕を上げる客席と両手を広げるハリー。
オープンチューニングのカッコよさ。

14 Back To Back

始まると歓声
バックトゥーバック!で客席がひとつに。

ハリー∶最後の曲です。風の街に生まれ〜

15 風の街に生まれ

ハリー∶OH YEAH!サンキュー!

ゆっくりとステージを後にする4人。
歓声から手拍子に変わる。

何人も着席する事なく立ったまま登場を待っている。

メンバー登場、最後にハリーが登場して
ハリー∶サンキュー、サンキュー!

   〜アンコール〜

16 のら犬にさえなれない

涙であまりよく見えない。

どうしても伝えたかった言葉を大声で叫ぶ。
『ハリーありがとーう!!』

それは、今回のツアーの事だけでなく、スライダーズと出会ってから今までの全ての想いを込めた言葉だ。
拍手が起こる。きっと全員同じ想いだったのだろう。
ハリーはニコッと笑い、TOKYO JUNKのイントロを始める。


17 TOKYO JUNK

ハリー:サンキュー

エンディングSE〜PANORAMA〜

4人で手を繋いで挨拶。
ズズ、ジェームスが退場。
蘭丸、ハリーが肩を組んで退場。

今回のツアーは、アレンジを変えてるものもかなりあり(特に蘭丸ギターは凄かった)、確実にアップデートしている。
そういう意味では、紛れもないRock'n'Rollでした。
ハリーは武道館と比べると、動きも軽やかで何より声量、声の張り、音域、どれをとっても申し分なかったと思いました。


冒頭でいろいろと想いを書きましたが、今回行けなかった人も大勢いる中で、4公演も行けた事は幸運です。
行けなかった人のお気持ちを考えると、この思いを書こうか迷いましたが、どうしても伝えたい気持ちがありました。
気分を害された方がいたら、申し訳ありません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1 あんたがいないよる
2 チャンドラー
3 Angel Duster
4 Let's go down the street
5 道化者のゆううつ
6 すれちがい
7 VELVET SKY
8 ありったけのコイン
9 曇った空に光放ち
10 ミッドナイト・アワー
11 Hello Old Friends
12 マスターベーション
13 So Heavy
14 Back To Back
15 風の街に生まれ
〜En Core〜
16 のら犬にさえなれない
17 TOKYO JUNK
〜Ending SE〜
✫ PANORAMA
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  Please keep rolling...








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