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バスマスタークラシック2022取材記② 準備編(年末〜)

バスマスターにオフィシャルなプレスとしての取材申請をしたが、2週間近く梨のつぶて、というのが前回までの話。がんばって催促メールを書いて、再びエミリーさんに送ってみた。それが12月23日のこと。それからさらに5日ほど待って、年末ギリギリに返事が届いた。

“グッドモーニング! いま、オフィスは休暇のため閉まっているのですが、申請が許可されたことをお伝えしておきますね!”

アメリカでは12月20日ごろからクリスマス休暇に入るらしい。だけど申請したのはそれよりずっと前だったと思うよエミリー? それはともかく、年末年始のアメリカではコロナが大変なことになっていた。

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(出典:「米の感染者 最も深刻な水準に」

1日に100万人以上が感染……!? 過去2年間で最大級の増加だ。それでも渡米後に自主隔離を求められる事態には至っていなかった。僕はすでにワクチンを2回打っているので、その接種証明の英語バージョンと、あとはフライト直前の陰性証明書があれば入国はできるらしい。

ややこしいのは、むしろ日本に帰国したあとの対応だ。一時は鎖国状態で、留学生なども含めた外国人をシャットアウトするなど、世界でも類を見ないほど厳しい入国制限を設けていた。その後、徐々に規制を緩めていったので「現時点でどういうルールになっているのか?」が、非常にわかりづらい。検索しても検索しても過去の情報だったりするし。

いちばん頼りになったのは最新の渡航情報をまとめてくれるYouTuber、週末海外ノマド「ダイスケ」のチャンネルだった。

アメリカだけでなく、世界各国と日本との渡航ルールの変遷を追っているのに、ゴチャゴチャにならず要点をきれいに整理してくれる。トークも明晰。どこの世界でもダイスケは優秀。

特に役立ったのは、日本を出発する際の「陰性証明書」の取得方法だ。医療機関などで検査すると普通は1万円以上かかるのだが、木下グループが2000円前後で行っている検査でもアメリカ等へ渡航可能、という情報。今回は取材という名の貧乏旅行でもあるので、省エネにつながる情報はありがたい。

あとはエアーチケットを押さえて、現地の宿泊を決めて、レンタカーを予約して……続きます。


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