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ご縁は碁縁なんだよ。(後編)

こんばんは、伊藤です。今回のお題は囲碁・将棋にまつわるお話です。囲碁を介して出会う碁縁の話、おれたちの武勇伝、そして碁ミニケーションという絶望感溢れるネーミングのコミュケーション手法も誕生しました。ヴィダンシの囲碁物語、前編・後編でお届けします。

MONOGATARI KAIGI @DAIKON no KAI
#42GIJIROKU

ストーリーテラー
永遠のギタリスト ナギー(75歳)
ガチな美術マスター 上さま(85歳)
江戸っ子オーガナイザー かとちゃん(78歳)
言葉のファンタジスタ スーさん(80歳) 
精巧な折り紙職人 ぐっさん(77歳)  

ナビゲーター
いまちゃん(36歳)

それじゃあ、碁ミニケーションだね(笑)。



スーさん 碁ってさ、戦場が4つあって、結局四隅の戦争だよね。それでね、すぐ負けるんじゃなくて、「ああこっちで負けたから、次勝とう」と思っても、「こっちもいい勝負したけどダメかぁ」って、こう首絞められるように負けてくんだよね。だから、感〜んじが悪いの(笑)!カッカしてくる(笑)。将棋はアイディア1本で負けるんだよ、「うわー、そういう戦法かぁ」ってね。

いまちゃん 最近リハビリの担当をしてる方がいるんですけど、碁を毎週土曜にやってらっしゃるんです。ふだん血圧が100ぐらいなんですけど、碁をやってるときに200とか上がっちゃうらしくて、奥さんが心配しちゃって。「碁は多分関係ないと思います」っていうことだったんですけど、いまのお話を聞いて、関係あるのかなと思ったんですけど?

スーさん 関係あるよ、ある。碁はね、ほーんとにね、辛い。

ぐっさん あるある、そうとう頭使うしね。

上さま 技術も高いんだろうね。

さっき四隅の戦争って言ってたけどね、「呉清源」っていう有名なプロが居たんだけど、そのひとの本なんか読むと書いてあるんだけどさ、ふつうのひとじゃとにかく自分の隅を固めてくうちかたしちゃうんだよ。

だけどさ、親父と一緒にうってるとね、「ああ隅固まったなぁ」と思ったら最後に「ふぁ〜ん」とね、真ん中取っちゃってるんだよね。「碁っていろいろな戦法があるんだなぁ」と思ったけど、親父にいいように振る舞いされてたね。

ぐっさん だから隅で陣地を取るよりも、中央を征するひとは天下を取るって言われるんだよね。

上さま そういうことんなるんだよねぇ。

ぐっさん 隅だと地所が少ないでしょ、コチョコチョコチョコチョして。目が2つできないと生きられないから、だから、どんな下手なひとでも、石、適当に置いても隅は取りやすいのよね。

スーさん なんで目が2つか分かる?生きるってのはなんで目が2つか。

ナギー 両方見て一緒に指せないから。

スーさん そうそうそう、たったそれだけのこと、目が2ついるっていうのは。代わり番こにやるから、二手いっぺんに打てないからね。

いまちゃん
ああ。

ぐっさん でも、欠け眼のときは弱いひとはさ、気がつかないでいるとまだ目じゃないのがあんだよ(笑)。

スーさん 一発打たれてね、「うわー、これ欠けてんのかあ!」なんてね(笑)。

ぐっさん そう、そうそうそうそう、ね(笑)!そのまま全部全滅しちゃうんだよね(笑)。自分では目のつもりでいても相手は分かってたりなんかすると、もう。

上さま だけど技術の高いひと相手だったとさ、井目置いても勝てないもんねぇ。

ナギー 風鈴づきってのがあるんだよ。

上さま 星目風鈴だって勝てないよ、上手いひとじゃ。

ぐっさん 実力差があるとねぇ。

上さま だけどね、そんな弱いやつが相手だと、ぼくがそういうふうだったらバカバカしくてできなくなっちゃうよね。

スーさん そうですねぇ。わたしね、トヨタ自動車をクライアントに仕事してたの。で、トヨタ自動車の課長さんって偉いんだよ、ああいう大っきい会社の課長だからさ。でね、そのとき「スーさん、接待はいいから、おたくの会社で囲碁部作ってくれない?」って言うだよ。「分かりました、どうすんですか?」ってたら、「必ず出席するから」って言うんで「じゃあすぐつくります!」つってやったことあったね。

上さま どこにつくるわけ?

スーさん わたしが勤めてた会社に。ようするに「わたし行くから囲碁部をつくって、プロ呼んでくれ」って言うの。「その代わり接待は一切構わないで」って。そんであっちこっちに声かけたらね、「女流の可愛いのおくります」って言うところがみっかって、ほんと可愛かったの。でぇ、その課長さんも喜んでねぇ(笑)。

実際、うってるとこ見てるとまぁ〜すごいの!課長さんには丁寧にうってね、「惜しかったですね〜」「一目差ですねえ〜!」なんつって終わるんだよねぇ。そうするとさぁ、課長さんはさ「うわぁー!」って苦しがって。「スーさん来週も来るからね、トヨタは4時に終わるから7時に着くから」なんつってね(笑)。でも、言ったとおりさ、その課長さん一回も「飯行こう」つっても来なかった。碁だけ、その女流プロと碁うつだけで。

上さま だけど、ほんとに強いひととやるとやんなっちゃうねぇ、おれなんか。

スーさん だってさぁ、一目差で勝つとか、なんかもう神技ですよね!

上さま ほんとに上手いひとだとそこまで読めるんだねぇ。ぼくなんかさ、建設省のやつが同級生でさ、クラス会のときだよ、「一戦うとう」なんつってやったら、もうコテンパンそこでやられちゃってさ・・・・。

あいつら工事現場行くじゃない、そこでいつもやってるみたいでさ、おれみたいにたまにやったのと違って、頭が冴えてるってっていうかね、もう強すぎて強すぎて。ああなっちゃうとやんなっちゃうよね・・・・。だからさ、レベルの近いひととやりたいよね、負けんの悔しいからさぁ、やっぱしさぁ。

ぐっさん いまの話聞いてると、おふたりはすごい強いみたいだけど。ぼくなんかさぁ、職場へ入ってから先輩に教えてもらって、昼休みにちょんちょんやってただけだよ。

スーさん おれもトヨタの担当じゃなければ碁はやらなかったよ。

そのとき「スーさんに教えたい」ってその女の先生が言ってくれてね、じゃあ帰りは「おれ、新宿送ってく」つって、「ここの公園でちょっと碁をうってきましょう」って。ふだん打たしてもらえないからそこで教えてもらってさ。

で、ベンチでやってたら、女が白持ってるからさぁ、「おお姉ちゃん、白かぁい!」なんつって声掛けてくるひとがいてさ(笑)。「やなひと来たなぁ」と思ったら「おお、そこじゃない!」「あ、違うんだ!」とかまた言うんだよ〜(笑)。いちいち煩わしいからさぁ途中でやめたんだけど。

ぐっさん おかめはちもくとか、なんとかって(笑)。外から見るとよく見えるってね、自分でやってるとカーッとして全然見えないんだけど、第三者が見てると「ああそこになんでうつんだ」って分かっちゃうんだよねぇ。

スーさん あ、その先生は小川知子って女流のプロで可愛い子だったよ。

上さま 小川知子って女優じゃん。

スーさん 女優と同じ字なんだけど、碁のほうの小川知子。

いまちゃん はちもくってどういう意味なんですか?

スーさん おかめはちもくってのは、見てるひとは冷静だから、はちもく先まで読めるっていう。

いまちゃん ああ、なるほどぉ。

スーさん おかめの「おか」ってのは、「はた」って意味。

いまちゃん ああ。

スーさん これ食っちゃいかんのかなぁ。

一同 (笑)

ナギー また開けちゃったから、みんな食べて下さい(笑)。

スーさん だけど麻雀も面白いよねぇ!

かとちゃん 昔の職場の旅行っていうと、囲碁、将棋、麻雀。必ず何組かやってますよね。

上さま 職場でもそうだけど、ぼくは親父が東京から出てきたときさ、碁出して家内とうったんだよ。両方で遠慮しながらやってるけど、なんと言うのかなぁ、お茶飲んだりするよか、碁で嫁と舅が親しむってのもいいもんだなぁと思ったね。爽やかで。

スーさん 両方気つかってるから、めちゃくちゃにはなんないからね!ちゃあんとね、強い方が手加減してるから。

上さま ふたりで褒めあってたけどさぁ、ようするに勝つ負けるじゃなくて、そうやって碁を通して親しむというさ、そういう親しみ方っていうか、接近の仕方ってのもあって、うちの家内と親父とやってるのを外から見てていいもんだなぁと思ったよ。

スーさん 将棋はそうなんないかもしれないですねぇ。

上さま 将棋はならないかねぇ、あれはカッカッってくるからねぇ。

ぐっさん それじゃああれだね!碁ミニケーションだね(笑)。

スーさん そうね、碁ミニケーション!って、汚ねえな、碁ミニケーションって(笑)!

一同 (大爆笑)

スーさん わたしの知る限り、碁も将棋も強いひとは、みんな賭け事やってるね。競馬とか競輪とかオートバイとかボートとか。みーっんな強い、同じ勝負ごとだから。「こんな券買うのか!?」なんていう、当たり前の券買わないもんね。

上さま ああ、あるよねぇ。

ぼくもねぇ、上司と新潟出張したのよ、新潟県庁行ったりしてね。それでなんで新潟行くかと思ったら、競馬があったんだよね。その上司も碁の五段だか七段だかすげぇやつなんだよ。ぼくとやるったって相手にならないから、やろうとは言わないけど、それでもね、競馬はぼくが勝ったね。

で、「なんでお前そんなん買ったんだよ?」って言われたんだけどさ、それは馬の毛ツヤ見てたの、おれ。

スーさん あ〜。

上さま 馬になんか塗るじゃない?おれ馬飼ったり、馬で田んぼおこしたりしてたからさ、人工的なのとそうじゃないのとでさ、見たらわかったの。

スーさん じゃあ上さまはその券取ったの?

上さま うん、おれ取ったの、たまたまもあるけど2つ当たったのよ。そいつはすっちゃったけど、ぼくはねぇ2、3万返ってきたちゃったの(笑)!

一同 (笑)

ぐっさん でも、毛ヅヤで分かるっちゅうのは、すごいですねぇ。

いまちゃん あれ塗ってるんですね!

上さま それは光らせるから。

スーさん ワックス塗るじゃない。

上さま 自分で馬を扱って、田んぼをかいたりして洗ってやったときとはちょっと違うんだよ、やっぱしね(笑)。そういう意味で、馬は自分で見てるから塗ったのは分かったよ。

ナギー 競馬行くときは連れてかないと(笑)!万馬券当たるかもしれませんよ!

かとちゃん 馬のどこ見るんですか?

上さま ああ〜、お尻のほうを見てたね。とにかく自然と滲み出てくるものがあってさ。

かとちゃん 形なんですか?

上さま 形はみんなかっこいいよ、サラブレットは。

ナギー サラブレットとどさんこと比べれりゃ、おれも分かるけど。みんな走りそうなんだもんサラブレットは。

上さま たまたま勝てたのもあると思うけど、毛ヅヤだけはたしかに覚えてんの!

それから面白いのが、「ムツメバロン」って聞いたことないと思うけど、一番人気のない馬ね、それを頼んでぼくは田舎行っちゃったってことがあるのよ。ぼくは職場、有楽町だったから、土日はみんな馬券買いに行くわけよ。それで頼むだけ頼んで田舎行ってね、ラジオ聞いててたらさ、「あれ?入ったのかなぁ」と思って東京帰ってきたら大変よ。万馬券なの!

一同 ええっ!

上さま 「みんな買うから、どうすんだ?」って言うから、「じゃあおれも3点セットぐらいで買っといて」って頼んどいたらさ、万馬券になっちゃった(笑)。

スーさん そりゃ、ご馳走しなきゃね〜。

上さま そうなんだよぉ〜!

ご馳走しなきゃって、みっんな、ふだん行かないようなとこ連れてったら、20人で20万くらいだったかな、「上さまが取ったんだんぞー!」って、みんなその晩にきれぇ〜になくなちゃった(笑)。

スーさん 気持ちいいよね。

上さま ぼくが1人でこっそり取ったらそうもしないけど、もうみんな知ってるわけだからね(笑)。

スーさん わたしの周りで万馬券取ったひとは誰も居ない。

かとちゃん この前4億7千万ってのあったね。

スーさん すっご!

ぐっさん へえ!

ナギー 何億になるって、ほんとたまたまね。

上さま それ取ったの!?

ナギー 取るわけないじゃない(笑)!

一同 (笑)

ぐっさん でも、上さま勝負強いんだねぇ!新潟行っても取るしさ。

上さま でもさぁ、トータルすりゃぁ、ああいうのは絶対マイナスだよ。

スーさん だって奥さんだってさ、けっきょく碁で獲ったわけでしょ。

一同 (笑)

ナギー むかしの知り合いはダンスで獲ったしね(笑)!

いまちゃん なんか武勇伝すごいですねぇ。

スーさん おれ武勇伝なんかなんもないよ!

いまちゃん ひとり、3人で買った宝クジが1億円当たって、割る3で3333万円にしたっていう話を聞いたことがあります。

スーさん 3人で!?

武勇伝って言ったらねえ、わたしね、一生のうちに就職活動で試験受けたことない!それすごいと思わない?あとのほうはヘッドハンティングになったけど、いつも誰かの紹介で「探してるけど来てもらえませんか?」とかっていう、そういうひとと、ひとのつながりだけでやってきた!

いまちゃん それ素晴らしいですねぇ!

スーさん よく考えてみたらすごいでしょ。

いまちゃん いやすごいと思う、武勇伝!

ナギー ひとが推薦するなんてとんでもないね。

スーさん まああの頃、コピーライターって新しい仕事だったからね。

・ ・ ・

向田邦子って劇作家の映画、これは一度は絶対観てみて下さい。



いまちゃん 全然関係ないんですけど、話を聞いてて最後にちょっとわたしからお題を!

スーさん なに?

ナギー 競馬の勝ち方?

一同 (笑)

いまちゃん えーっとですね、一度は絶対見た方がいいものとか、行ったほうがいい場所とか、食べた方がいいものとか。みなさんのおすすめ、そういうの聞いてみたいです。

上さま それはね、今日例えばひとつ話をさせてもらうものがあるとしたらね、昨日の夜やったんだけど、向田邦子ってさ劇作家の映画を毎週木曜の7時からやってんだよ。それで観るとねぇ、舞台が全部池上なのよ。話の筋はみんな違うんだけどね。いま6本か7本連続で観たんだけどさ、そういう意味で、いつまでやるか知らないけど面白いですよ。

ぐっさん それはなに?ケーブルテレビかなんかの?

上さま あのうBSの12チャンネル。向田邦子の映画はむかしっから観てたけど、事故で亡くなっちゃったんだよ。映画は全部でどのくらい残したのかね、けっこう残してるよね。

スーさん 昭和10年前後くらいのはなしが多いよね。

ぐっさん 雪谷なんかも出てくるんだよね。

上さま 雪谷も出てくる。けど、ほとんどが池上。池上大坊ってあるでしょ、あの大坊坂の石段が毎回出てくるの。「わたしたちは池上の本門寺の裏の方に住んでます」っていう説明が最初にあるんだけども、必ずそこが出てくる。そこから学校に通ったり、通勤にしたりね。

なんであんなところって思うけど、あの石段ってのは、やっぱり絵になるんだね。そういう普段から、年中見てる、親しみがあるものっていうのは観ちゃうよね。

ぐっさん あの裏の方から上がってくる階段ですか?

上さま そうそうそう、ロケしやすかったのかねぇ。正面のは加藤清正の98段の階段でしょ。

ぐっさん もう自分が主人公になったみたいなつもりで階段なんか上がってねぇ(笑)!

上さま 俳優はだいたい決まってるのが多いんだけども、加藤治子って女優さんは上手いねぇ。まあ、スーさんが言われたように、一番古いのは大正期のもあるんだけど、だいたいは昭和の終戦までを描いたのだね。

でねぇ、そうするとね、前から言ってるように、兵隊さんが出てきたりさ、女性は割烹着きて兵隊が出征するとき旗振ってとかさ、そういうのがいっぱい出てくるの。映画の筋は女性家族が多いからね、戦争そのものは直接出てこないけど、背景は必ず出てくるから、「なるほどなぁ」と思っちゃう。ゾっとするよね、ああいうの観ると。

スーさん わたしもね、向田邦子さんの本読んでんですよ。で、「なぜかなぁ」と思ったら、13歳上の姉が全部読んでたの。だから歳が似てたんじゃないかと思う、わたしの姉と。それで置いてあるし、新しいの買ってくるしで、自然と読んでたんだよ。

上さま 彼女はNHKで誰かのシナリオ書くのを手伝ってたんだよね。それが自分が書くようになって。

スーさん えーっとね、監督やってる伊集院じゃなくてなんだっけ?そのひとがやってみないかっつって、やるようになったんですよね。

上さま それであんなに多作なんだねぇ。

スーさん だけども語り口が優しくていいもんねぇ、あのひとの作品は。なんか昭和の語り口だからやっぱり畳が似合ってるような感じでね。

上さま 畳中心のねぇ、そういう古い生活がねぇ。

昔の雪見灯籠とか障子が出てきたり、水出すのにポンプ使ったりさ。お風呂は木のお風呂でさ、お風呂炊くのに火吹き竹って、それで火を起こしてたりしてさ。そういういまなくなっちゃった情景がね、すごく懐かしいということと社会性があるわけよ、いろいろな意味でね。

いまちゃん ああ、いいですねぇ。

スーさん あのね、一度は考えた方がいいものってある。

蛇が2匹いて、それぞれ相手の尻尾を食べてきました、最後に何が残るかって。蛇が相手の尻尾をそれぞれどんどんどんどんどん食って、最後に何が残る?

上さま 頭じゃないの?

スーさん 一番ユニークなのは胃がふたつっていうのがある(笑)。
一度は考えてみてください。

一同 (笑)

いまちゃん なるほど、考えてみます(笑)。あー、お時間になってしまいました!今日も色々なお話ありがとうございました。

・ ・ ・

2019-10-31-THU
(おしまい)

聞いてくれてありがとうございます。いかがでしたか?気に入っていただけたら、ぜひスキ(♡)やフォローをお待ちしています。励みになります。感想やヴィダンシ(ヴィンテージ男子)へのコメント、聞きたい話題などもいただけたら、嬉しいです。頂いたコメントは、ヴィダンシにもちゃんとお届けします。今後の会議の参考にもさせてもらいます。よろしくお願いします!

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