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80歳のきもち「唄いたい弾きたい踊りたい」(前編)

" No Music No Life "とはよく言ったものです。音楽ってなんでこんなに、ひとを惹きつけて魅了するんでしょう。カラオケ、演奏、踊りの音楽ネタ談義です。とにかく、「唄いたい、弾きたい、踊りたい」気持ちを熱く語って頂きました(笑)。前編・後編ともよろしくおねがいします。

MONOGATARI KAIGI @DAIKON no KAI
#34GIJIROKU

ストーリーテラー
永遠のギタリスト ナギー(75歳)
ガチな美術マスター 上さま(85歳)
江戸っ子オーガナイザー かとちゃん(78歳)
言葉のファンタジスタ スーさん(80歳) 
精巧な折り紙職人 ぐっさん(77歳)  

ナビゲーター
いまちゃん(36歳)
さそんさん(45歳)

日本で10番目くらいじゃあ、演奏会だけでは、ご飯食べられないすからねぇ。



いまちゃん 
今日も面白い話を期待してます!

ナギー 
おれは浦島太郎だから全然分かんねえ(笑)。

いまちゃん 
ナギーは2ヶ月お休みで、今月から復帰ですからね。前回の終了後にカラオケ行きました。

スーさん 
カラオケは面白かったです、少人数だけどね!

いまちゃん 
カラオケは(笑)!?

かとちゃん 
何人くらい集まったんですか?

ほぼ全員 
1、2、3、4、5!5人!

かとちゃん
おー、5人!

上さま
3時間になちゃったよ。

ぐっさん 
唄う順番回ってくるの早くて、これが(笑)。

上さま 
でも、スーさんと2人んときはもっと大変だよ、5人居ると助かるよねぇ?いつも2人でやってたんだから(笑)!

さそん 
(大爆笑)

スーさん 
2人んときは凄かったよぉ!「ラーメン食うときくらいは、ちょっと休みましょう」なんつってね、でも、ズーって、けっこう早いのよ、食べるのが(笑)。

上さま 
スーさんと行ったときはさ、フリータイムだから時間は関係なく7時まではいいのよ、もう何時間やったって。だから、ラーメン食べて、ドリンク飲んで、3時間居たって1000円ちょっとだよ。安いよねぇ。

スーさん
だから逆に、カラオケは行く人数が多いと酷いよね、10人くらい居たら1曲で終わりとかね。

いまちゃん 
やっぱり、カラオケに行ったら唄いたいですか?

スーさん 
行ったら唄いたいじゃない。

上さま 
唄いたいんじゃなくてさ、唄わなきゃならぬっていう、「ねばならぬ」になっちゃうじゃない、だって。

ぐっさん 
気分がね、唄わざるをえないっちゅうやつだね(笑)。

上さま 
それでも他のひとの聴いてるとさぁ、軍歌こそ出ないけど、それぞれ時代の歌が聞けてさ、そういう意味じゃね、聴いてるのも楽しいんじゃないんですか。

ぼくらなんかテレビのない時代、ラジオの時代の歌だから、ラジオ歌謡なんかね、このまえも唄ったけど、そういうのは唄えなくたって、いくらでも覚えてはいるからさぁ。

スーさん 
ラジオ歌謡って、赤いりんごから始まったんだもんね。

上さま 
あれはそうだね、女が唄うんだよ、並木路子だったけ。

スーさん 
渋谷にお店があったの。

いまちゃん 
ああ、そうなんですか。曲は知ってますけど、そこまで分かんないですねぇ。

上さま 
まだね、東京は焼け野原の時代だから、荒廃してるときに、「あ〜か〜い〜」って、女性の明るい歌声に救われたねぇ。

スーさん 
作詞は佐藤八郎ですね。

ぐっさん 
あれ、佐藤八郎ですか。

上さま 
作曲は?

スーさん 
作曲は誰だっけな、万城目正だ。

上さま 
ラジオ歌謡ってさ、最初のうちはラジオっきし普及の媒体がないときに始まって、ラジオ歌謡っていう時間がちゃんとあったんだよね。

小学校、中学校ぐらいかなぁ、朝たとえば学校行くときぐらいにさ、ラジオ歌謡の時間でそれを聴いたら「学校行かなきゃ」とか、いつも定時にやってたから、時計代わりにも聴いてたよね。

スーさん 
あの時代はラジオが珍しいくらいだもんね。

いまちゃん 
そうだ、今日のお題はまだ決めてなかったんですが、一応決めたいなぁと思うんですけども。

スーさん 
今日はみんな話せるのは、カラオケの話できんじゃない?

いまちゃん 
カラオケの話にしますか?

上さま 
カラオケからこうね、時代が出てくるからね。もうだって始まっちゃってるもんねぇ。ほんとはさ、彼に(ナギー)リードしてもらいたんだよね!

かとちゃん 
ギター?

スーさん 
どういうギターなんですか?

上さま 
スチール?

ナギー 
もう、もうやってないから。わたしのはナイロン、スチールじゃなくて。

スーさん
スチールってなに?

ナギー 
鉄。鉄線とナイロン線ってのがあるんです。

スーさん
ああ、ギターの中に!

ナギー
昔はね、鉄しかなかったけどね!

スーさん 
え!?

ナギー 
鉄だけだったんだよ。

スーさん 
あ、そうかそうか!あれ鉄なんだ、糸みたいになってるよね。鉄なの?鉄って言うの?

さそん 
鉄とは言わないけども、鉄です。スチール弦とナイロン弦って言いますね。ギターの弦の違いです。

スーさん 
全然違うの?

ナギー
あ、それは全然違います!

上さま
さそんは例えば発表会とか、あるいはグループで定期的にどっかでやるとかそういうことは?

さそん 
たまにですけど、はい。

上さま 
じゃあプロみたいだね、それじゃあ!

さそん 
プロじゃないですよ、全然(笑)!もっと下手ですよ。

スーさん 
チケット、チケット安くしてくれたら行くよ。

さそん
タダでいいですよ、そんなの。

スーさん 
これ不思議なもんでさ、タダって言われるとなんか土産欲しくなるよな、カステラの一箱でもね!いくらか払えば尊敬もそこにあるってもんだよ。

上さま 
定期演奏じゃないけど、毎月とか4ヶ月に1回とかそういうんですか?

さそん 
そうですねぇ、4ヶ月に1回ぐらいでしょうね。

上さま 
どこでやるわけ?

さそん 
蒲田でやったり、藤沢の方でやったりとか、ちょっと遠かったりしますけどね。

上さま 
蒲田のあそこ?アプリコ?

さそん 
いや、そんな立派なところじゃなくて、アプリコの近くにライブができる飲み屋があって、そこで何回かやらしてもらいましたね。

スーさん 
藤沢何回か行ったなぁ。

ナギー 
藤沢、遊行寺ってお寺がある。

さそん 
あ、違う、そんなんじゃないです(笑)。

スーさん 
蒲田の広場でやったの?

さそん 
あ、広場でやらないですね(笑)!

上さま
それはギターだけ?ほかの楽器も入るわけなんですか?

さそん 
もう完全に軽音楽ですね。だからギターとベースとドラムが居て、歌唄うっていう、そういうスタイルですね。

上さま 
それで玄人でもないにしても唄うわけですかぁ。

さそん 
そうですね、一応は(笑)。わたしは唄わないですけど!

スーさん 
あのさ、プロのひとって知らない曲でもハモっちゃうの!?

ナギー 
そりゃあ、ある程度コードを教えてもらえばね。わたしはそんなことやらないですよ。でも、そうやって軽音楽的なことをやってれば、だいたいコード進行わかればできちゃうんじゃないですか。

さそん 
ほらぁ、できるんだよねぇ!じゃあコード進行で何音か下げたとこをずっと唄ってるわけ?器用なもんだなぁ〜。

ナギー 
そうそうそうそう。

スーさん 
一音とか三音とかでしょ?

ナギー 
よく知ってますね!

スーさん 
それは電話(スマホ)で調べた!

一同 
(笑)

上さま 
ナギーのはどういう?軽音じゃなくて?

ナギー 
さそんみたいにバンドでやってんのは見栄えもあるけど、わたしたちはもうほとんど見せ物じゃなくて、研究段階ですよね。自分たちで楽しむっていう。

上さま 
だけどみなさんに聴かせるっていうか?

ナギー 
ああ、聴かせるまでには30年くらい掛かりますよ。そんな簡単にはできない。

スーさん 
もう30年は軽く掛かってんでしょ?

ナギー 
ええ、それはまともにやってね。おれは仕事しながらだから、生半可にやってるから。

上さま 
演奏会としてやっぱし同じようなとこでやるわけ?

ナギー
演奏会っていうよりは発表会ですよね!演奏会でお金取れるようになるためには、相当掛かりますよ。相当上手い、日本で10番目くらいが居たって、演奏会だけでは、ご飯食べられないすからねぇ。

スーさん 
ギタリストはさ、あのー女の子しか知らないもんね。

ぐっさん 
村治さん?

ナギー 
ああ、村治佳織か。

スーさん 
あれ出てきたとき、可愛かったからね!

ぐっさん 
お父さんもギタリストだよね。

ナギー 
お父さんもギタリストでお父さんの方がちょっと下かな、わたしらやってるよりね。

スーさん 
じゃあ自分の娘に教えなかったの?

ナギー 
やだって言うからしょうがない・・・・。

一同 
(大爆笑)

スーさん 
最近やだって言うんだよね。

上さま 
だけどさ、やっぱし弾いて聴かせるのはひとつあるけど、自分でつま弾くってのも楽しいんでしょ?

ナギー 
ああそうですね、それが楽しみでやってるわけですから。

かとちゃん 
少人数でちょっと頼むっていうと、やってくれるんですよ!

スーさん 
このぐらいの人数が居ればいいの?

かとちゃん 
のほうが、大勢でやるより気軽にやってくれるっていう。ほんとはすごく上手いですよ!

いまちゃん 
聴かれたことあるですか?

かとちゃん 
あのね、シルバー人材センター主催の触れ合いサロンってあるんですよ。何年か前にそこで独演会やってくれたんですよ。歌はなかったけど、演奏何曲かで20分ぐらい、ギターだけのソロで。

上さま 
じゃあプロ級だねぇ!

スーさん 
っていうと音楽の種類はなんですか?

ナギー 
あのときは、みなさんが知ってる童謡と歌謡曲。

上さま 
お金払ったの?

かとちゃん 
そのときはボランティアでやってくれて、触れ合いサロンは全部ボランティアでやってもらってるから。
それとは別に何年か前に、大田区職員の阿波踊りのもやってもらったの。

ナギー 
くすのき園ね。

かとちゃん 
あっちこっちやって頂いてますよ!

上さま 
阿波踊りってのは民謡になっちゃうじゃない。それはなに?踊りも習ったわけだ。

かとちゃん 
じゃなくて、催し物に招待して踊りに来てもらって。

上さま 
ああ、踊ってもらうわけ。踊ったわけじゃないんだ。あの踊りは踊ってみたいね、難しそうだけど。

スーさん 
踵が痛くなるかもしれない(笑)。

上さま 
でもさ、おれ素晴らしいと思うな。沖縄もそうだけど日本の阿波踊りはさぁ、日本のひとつの文化だからさ。佐渡おけさも踊れるようになりたいけど、簡単に踊れないもんね。しかし、そういうのやってみたいねぇ!カラオケじゃないけど、下手っかしょでもさぁ。

スーさん 
でも、ふたりでもいいよ、おれ。恥ずかしくなくて(笑)。

一同 
(笑)

上さま 
いや民謡だよ、いま言った阿波踊り!

スーさん 
カラオケってさぁ、知らないメンバーと行くと恥ずかしいよね!ドキドキしちゃって(笑)!

上さま 
そーんな、ことないじゃなーい。このひとはものすごくレパートリー広いんで驚いちゃうよ、もう。

ぐっさん 
若いひとの歌も、最近の歌も唄うし。

スーさん 
うわべだけよおー。

上さま 
だけど、カラオケはまたいいんだけど、そういう民謡と踊りっていう、そういうのを聞いたりやったりするのも素晴らしいと思うんだよなぁ。

かとちゃん 
あたしチラシ持って来なかったけど、2月9日土曜日、嶺町の特別出張所の3階の講堂でいろんな同好会の発表がありますよ。コーラスと三味線、尺八とハーモニカだっけ。やりますよ!よかったら。

・ ・ ・

先生に教わって、阿波踊り踊れるようになると、日本人として特にいいんじゃないかと思うよ。



上さま 
ところで昔はさぁ、いまの出張所?あそこが中原街道なんでしょ?

ナギー 
そうです、その先、丸子橋がまだないから渡し船で渡ってたんです。

上さま 
昔、渡しがあったね!

スーさん 
おれねぇ、船頭さんのお仕事って昔からすごくいいなぁと思ってたの。なあーんも考えないで向こう側行くんでしょ!

ナギー 
いや、やっぱり考えますよ、そりゃあ!川の流れに目的があるんだから。何を言ってるんだ(笑)!

一同 
(大爆笑)

スーさん 
でも一点見つめてそこに漕いでくんでしょ、あの商売いいと思わない?

さそん 
ひとの命預かってるわけですから。ひっくり返ったら死んじゃうから(笑)!

スーさん 
だってそりゃあ自分の命も大切だからさ、自分を守れりゃひとを守る。

上さま 
だけど、あれ、実用的なもんだったね。40年ぐらい前はいつでも渡しで向こうへって、学校とかに渡って行くひといっぱい居たもん。

かとちゃん 
下の方は下丸子もあるし、矢口渡もあったし。

ぐっさん 
あれ、いつぐらいまであったのかなぁ。ぼくも一回乗ったことありますよ!もう40、50年ちかく前かなぁ、丸子橋ももちろんあったけど、渡しがあったから友達とふたりで乗りましたよ。

スーさん 
ギーコギーコ行ってみた?いくらだった?

ぐっさん 
もう忘れちゃった、いくらだったけかな。

上さま 
丸子橋ができたのは昭和10年ぐらいよ、たしか。

あと覚えてるのは、いまの中原街道はおれが子どものころ造ってたから、昔の中原街道は桜坂の道なんだよね、考えてみりゃ。

ぐっさん 
そうなんだよね。いま、桜坂のあるとこが旧中原街道なんでしょ。

上さま 
うん、でも、もっと細くって、それが昔の裏東海道になるわけだよね。

さそん 
ああそうなんですか、あの道が中原街道だったのは知らなかったなぁ。

上さま 
環八もさ、オリンピック前は、ずいぶん狭い道だったもんね。あんな狭い道を広くするの、ずいぶん大変だったと思うけど。

スーさん 
一箇所動かなかったからね。

ナギー
久が原の駅のとこね。

ぐっさん 
お寺があってね、あれは退かなかったんでしょ。

スーさん 
あそこ知り合いのお寺なの。金持ちだけどね。

ナギー 
あとメッキ屋があったね、道路の真ん中に。

スーさん 
メッキ屋あった!あれ行くとこがなくて困ったんだよね。どこ行くっても、配水が汚くなるって嫌われて。

上さま 
それから天明さんの古い長屋門がどうしても退かないからって、小金井の東京都江戸博物館分館に持ってたの。

スーさん 
あれ、きれーいに外して持ってって、組みたったんですか?

上さま 
そうよ。

しっかし、阿波踊りの話だけども、そういうの踊ってみたいけど、機会作れるかねぇ。聴いて楽しいけどさ、踊ったほうがもっと楽しいんじゃないかな。

かとちゃん 
高円寺なんか行ったらどうですか?

上さま 
高円寺も行ったけどさぁ、聴いて気持ちいいよ、気持ちが高ぶって。でぇ、みんなの真似してやってはみるけど、やっぱり見物に行った感じで参加するっていうところまではいかなかったなぁ。やっぱし、踊りゃなそんそんでさ、踊れたらもっと楽しいと思うけど。

むかあーしのおれの職場のひとがね、夏休み、お盆なるとグループで高知に行ってたよ。

ぐっさん 
徳島だね、阿波踊りは!

ナギー 
阿波踊りは徳島、高知は土佐だから、ヨサコイ!

かとちゃん 
ヨサコイが高知だよね。

いまちゃん 
ご当地の踊り、民謡ってたくさんありますよね。

ナギー 
でも、面白いんだよなぁ、全然振り付けも決まってないんだから。各グループが振り付けしてやってるんだから。

ぐっさん 
鳴子持って、カチカチカチカチって、やってるのもありますね!

上さま 
そういうひとたちってさ、小っちゃいときからやってるからさ、中年んなっても、老年んなっても、歳取っても違うんだよね、動きが!あんなん、おれ達できないと思うよ、ほんと枯れちゃっててね(笑)!

ナギー 
みんな同じ衣装着て、ピシッ!ピシッ!っとね、みんな一糸乱れぬ動きをするんですよ。

上さま 
やっぱし、カラオケで歌うだけじゃなくて、先生に教わって、踊り踊れるようになると、日本人として特にいいんじゃないかと思うよ。忙しく動くってのは疲れるだろうけど、踊りたいよ、おれは(笑)!

いまちゃん 
上さま、相当やりたいですね〜!

上さま 
高円寺で踊ってみろたって、全面的には踊れっこないからねぇ。むかし職場のひとたちも行くまえに東京で練習してくんだよね、それで楽しんでくるわけ!

あれ、どっかの蓮に入れてもらうのかねぇ、それか蓮を登録とかするのかね。蓮じゃないと踊れないよね?

かとちゃん 
そう、蓮で踊ってるから。

ぐっさん
ヨサコイなんて、地元のひとだけじゃないんだよね、いろんなとこから好きなひとが集まって、やってるわけでしょ。

ナギー 
そう、いずれにしてもあれは全然ひとりじゃできないから、蓮に入らないと。

かとちゃん 
10人でもいればひとつの蓮になる。あと名前つければ「だいこん蓮」でもさ。

上さま 
そうかぁ。踊るルールだって全部知らなくちゃあ、勝手に踊れないもんね。

かとちゃん 
音楽はひとつだけど、踊り方は蓮ごとに違うから。

スーさん 
だけど、おおよそ同じなんでしょ?

かとちゃん
男踊りと女踊りがあるから、おおよそ2種類。

ぐっさん 
そういうとこ出るには、何ヶ月かに1回、みんなで集まって練習するわけでしょ。そうしないとまとまんないもんね。

上さま 
1週間に1回とか?

スーさん 
蓮の練習か(笑)!

上さま 
大変そうだけど、おれはやってみたいよねぇ(笑)。

スーさん 
ところでギターってさぁ(笑)、わたしが安いギター買ってきて、ぱっと弾けるようにならないの?

ナギー 
どういうものをやりたいかによって、だいぶ違いますよね。

スーさん 
ふつう、ギター始めるときはなにやるの?

ナギー 
わたしらやったのは、禁じられた遊びがメインだったけどねぇ。

スーさん 
なんとか家節とか?

ナギー 
そうそう、なるし家節とかね。あと歌謡曲好きなひとは、家茂入地駅とかね。

スーさん 
そういうのはなんていうギターで?

ナギー 
それをバンドでやるってんならスチールで、ドラムとかベース入れてやる方法もあるし、ひとりで楽しみたいんだったらナイロンギターの方がいいですねぇ。

スーさん 
ナイロンギターは何万くらいするの?

ナギー 
それはピンから切りまでありますよ。安いのは9000円くらいから、高いのはびっくりするような値段しますけどね。だけどやっぱり1万円とか3万円くらいまでは弾きづらいですね。いま物価も上がってるから、だいたい10万前後くらいのでないと、ほんとにやろうとするんなら、そのくらいの買って練習したほうがいいと思いますよ。

スーさん 
おれいつ死ぬか分かんないからなぁ。

ナギー 
それはそれでいいんですよ、やったら。

上さま
中古買えばいいじゃん!

スーさん
中古だったら上手いひとの中古がいい!すぐ弾けるように(笑)。

上さま
いまからさ、75、80んなって習うたってさ、そんな簡単にできるもんじゃないでしょ?

ナギー 
そうですねぇ、指が固まっちゃってるっていうのはありますね。

スーさん 
頭はもう少し硬い、頭と指が硬い(笑)。

ナギー 
でもまあ、楽しみにやってくってんなら、それは問題じゃないですけどね。

上さま
踊りならなんとかついてくけど、弾くのは大変だよぉ、あれ〜。

ナギー 
いやぁ、踊りだって大変ですよ。そんな動きの激しいのだったらついてけない(笑)。

かとちゃん 
膝曲げて中腰だもんねぇ、あれ。

スーさん 
上さまはついていけんだよ、ダンスやってるから。

かとちゃん 
盆踊り、うちでも毎年2日間やってるけど、男性は見るひといるけども、踊るひといないもん。女性ばっかり。

上さま 
盆踊り、見ててもつまんないもんねぇ、あれ〜・・・・。

さそん 
(大爆笑)

スーさん 
ほんとワガママにできるから、面白いでしょ(笑)。

・ ・ ・

2019-10-28-MON
(明日につづきます)

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