ソーシャル・ディスタンス・・・
撮影の仕事がすっかりなくなってから早10日、
このところ世間でよく言われる言葉が「ソーシャル・ディスタンス」
社会的距離、という意味になると思いますが、
僕たちのお仕事、ドキュメンタリーのカメラマンは、まさに
「人との距離でいろんなことを表現するお仕事」
とも言えるわけで、
ずっとソーシャル・ディスタンスについては考えてきました。
しかし、うかつだった・・・
ウイルスのために、強制的に取らされる距離のことなど
考えたこともなかったのです。
照明のスタンドに小さいカメラを取り付けて撮る・・・
こんな無人の固定カメラで撮ることがテレビ番組の普通の作り方に
なってしまった時、カメラマンの存在意義とは・・・
考えると夜も眠れなくなりそうです(汗
僕のお気に入りのカメラは、肩に担いで、自分の手でしっかり握るための
ハンドルに拘っています。
自分の手でカメラを握ることのないカメラマン・・・
そんな未来予想図も、そろそろ描かなければいけない時代でしょうか・・・
今日は重い話題で、つい点々が多くなってしまいました。
最後は娘の素敵な一枚で!
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