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2022年3月19日 内省

いつも大変お世話になっております。ご無沙汰しております。
以前の職場では、この世のあらゆるハラスメントを凝縮したような上司に苦しめられました。転職して早5年?4年?あれ?
初めての転職はインパクトの大きい出来事だったのに、転職してからの年数が分からなくなっています。そのくらい、時間の経過が早かったです。

ここ数年で、自分自身に変化があったという自覚がありますので、今回は内省してみたいと思います。※可処分時間が限られているビジネスパーソンさんのためにざっくりまとめると私は「オタク気質」と「労働力」のバランス感覚が身についてきて、今の自分に少しは満足できるようになってよかったです という話です。

バランス感覚の話

昨年12月、28歳になりました。この年齢になってようやく、自らのバランス感覚が良くなってきた、という実感が生まれました。自分自身にある程度満足できるようになってきました。

「自分は近い将来社会との接点を持つのだ、働いて稼いでいかねばならないのだ」という感覚が乏しかった大学時代。
「大学は学問に勤しむところである。就職予備校ではない」という思想を美しく感じ、バランス感覚を失い、まじめに就活なんてしていなかった大学時代。就職活動を本格的に始めたのは、卒業年次の6月か7月ごろです。遅すぎる!大学2年生後半から動いている人もいるんだぞ!

私は、オタク気質な人が好きです。「どうしてそんなことに詳しいの?」と思えるような人たちと話すのが好きです。自分自身も、そうありたいと思って知識とかコンテンツを摂取しているつもりです。
逆に、ビジネスシーンの価値観に支配され「小説を読むことは非生産的だ」などとぬかしている人たちは好きではありません。
大学時代、この「オタク気質」を極めることこそが美しい、という価値観があったように思います。(その割に、たいして勉強せず怠惰に過ごしていた自分勝手な存在でしたので、労働力としての価値はゼロに近かったと思います)

しかし、この「オタク気質」だけでお金を稼げる人なんてほんの一握りだと予想しています。学問を究められるような突出した能力があるなら、研究者にでもなればよいのですが、私にはそこまで能力がありません。
オタクを極める能力がないのなら、自らの労働力としての価値を磨く必要があります。オタク気質と労働力とのバランス感覚がなくては社会で生きていけません。この事実に気づくのに生まれて28年もかかりました。大学1年生の自分に説教してやりたいです。

私が、私自身に求めているのはこのバランス感覚です。ようやく身についてきたかな、と思えるようになりました。休みの日は、興味のある本を読んだり、自分の知らないコンテンツを摂取して、ある程度満足しています。役に立つことも勉強しています。役に立たない知識も摂取しているときが何よりも幸せです。
もちろん、仕事をするうえで生じる責任に耐えかねる日もあります。普段の通勤路をいきなり真逆にして、海にでも行きたくなる日もあります。やらなきゃいけないことをサボったり、確認を疎かにしたり、ミスもいっぱいしています。お客様や、社内の人たちに謝罪をすることも多々あります。まだまだ自分にはプロ意識が足りないので、どうにかしないと、と思っています。
幼い自分は、かつて「プロ意識(笑)」と思っていました。そんな自分から、こういう言葉が出るようになったのは良いことかな、と思います。
ちゃんと営業活動もできるようになってきたし、VBAもほんのちょっとなら触れるようになりました。お客様とのやり取りも頑張っているつもりです。ときどき適当にやっちゃっているけど.....

いい意味でも悪い意味でも仕事に慣れてきてしまいました。先週、お客様から何度かお叱りを受けてしまったため、罪滅ぼしの一環として自分自身を振り返ってみました。完全に自分が悪いケースです。誠実に、とはいえ深く気にしすぎず、丁寧に対応していきたいと思います。ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます。

noteを読んでいただきありがとうございます。よろしければ、暇なときなどにまた見に来てください。もし何か、考えたことなどがあれば、感想をお聞かせください。そこから少し、楽しいコミュニケーションが生まれたらうれしいです!